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zoom RSS 統一戦線運動として 共産党の原点

<<   作成日時 : 2010/06/29 20:28   >>

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 画像片山やす他著の『わたしの歩んだ道 父片山潜の思い出とともに』を読みました。先月、片山潜『日本の労働運動』とマルクス・フォー・ビギナー『共産党宣言』を読んだばかりでしたので、片山潜の娘やす氏が語る片山潜を新鮮な思いで読みました。

 1910年代に片山潜が日本を東奔西走したことは、『日本の労働運動』を読むとよくわかりますが、家族の立場から父親不在の様子が描かれています。家族の目から描かれた片山潜の姿を考えながら、片山潜の生涯をあらためて知ることは有意義です。

 そして、一番注目したのは、コミンテルンの「極東労働者大会」後についての次の記述です。

 この大会の後、日本でばらばらに活動していたいくつかの共産主義的グループが統一され、私の父の指導の下に日本の共産党を結成したのです。それは1922年のことでした。

 同年に統一戦線を呼びかけたレーニンにすばやく呼応した結果でもありますが、マルクスたちが『共産党宣言』を発表した「共産主義者同盟」の結成にいたる統一戦線の精神にかなった方向でした。「ばらばらに活動していたいくつかの」グループが統一したことから、その後の紆余曲折もあり、困難な時期や問題もありましたが、その精神は今日的にも有効な面があります。

 『共産党宣言』は次のように述べています。

 この組織は、労働者そのもののあいだの競争によって、たえずくりかえし打ちくずされる。しかし、この組織は、いっそう力づよく、強固で、有力なものとなって、たえずくりかえし復活する。

 これまでのすべての運動は、少数者の運動か、あるいは少数者の利益のための運動であった。プロレタリア運動は、大多数の利益のための大多数の自主的な運動である。

 私たちはいくつもの歴史を繰り返してきました。多数者のための統一戦線を広げるために、紆余曲折はあっても努力してきました。
 私たちの主張する言葉が、私たちが一貫して主張してきたことだということは宣伝されないなかでも、私たちの主張の正しさは時々に証明されています。これからも、同じようなことは続くかもしれません。
 しかし、大きな流れは変わりません。それは私たちが主張してきたことが次々と国民の前に明らかにならざるを得ないということです。

 いくつもの政党が、もっともらしい言葉を発しようとしています。国民受けする言葉を発しようとしています。しかし、肝心なことには口をつぐんでいます。報道に関わる司会者なども、肝心なところを追及しようとはしません。

 消費税増税と法人税引き下げがセットということは、プラスマイナス=ゼロ、になって「財政再建」とは無縁ではないか。

 ムダを削るというのなら、政党助成金をやめればよいではないか。アメリカへの「思いやり予算」をやめればよいではないか。「事業仕分け」といいながら、なぜ「政党助成金」「思いやり予算」はその対象にしないのか。

 「経済成長」万能論をいうけど、大企業が大もうけをしても、労働者の賃金は下がっりぱなし、雇用さえ守られないではないか。儲けはどこにいったのか、大企業の役員報酬はこの10年間で倍増し、内部留保も倍増、株主配当も大幅増、労働者には一銭も回ってこないではないか。

 誰もが口をつぐむ問題が山ほどあります。肝心かなめの問題を隠そうとするのは、財界の顔色をうかがう政党とマスコミの共通点です。
 でも、いずれこれらの主張は、国民の多数の声になります。現時点で、たとえ誤魔化されていても、いずれは私たち自身の生活に跳ね返ってくるからです。
 今日のあらたしい政治への探求は、自らの生活の実態から始まったものであり、今日の現状不安・将来不安が取り除かれないかぎり続くからです。
 このことに立脚して、真実を知らせ、その根本的な問題を解決する道は何なのかを一緒に考える統一戦線を呼びかけていくことが重要です。

 「共産主義がけっして思いつきや個人の好みから生まれたものではなく、歴史の流れの中で必然的に生まれたものだからである」(浜林正夫・解説)

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