未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!

アクセスカウンタ

zoom RSS 理論劇画 マルクス 資本論

<<   作成日時 : 2009/04/12 08:02   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 今年正月から『資本論』をぼちぼちと読み始め、現在13章「機械設備と大工業」を半分ほど読み終わったところです。「蟹工船」ブームとその背景にある格差と貧困、雇用問題、派遣切りなどの今日と照らし合わせながら読み進めると、これまでに読んだ時よりも深く読み込むことができます。

 「剰余価値の生産のための機械設備の充用には、一つの内在的矛盾がある。というのは、機械設備は、与えられた大きさの資本が与える剰余価値の二つの要因のうち、一方の要因、すなわち労働者数を現象させることによってのみ、他方の要因、すなわち剰余価値率を増加させるからである。」

 「そして、この矛盾が、搾取される労働者の相対的総数の減少を、相対的剰余労働の増加のみならず絶対的剰余労働の増加によっても埋め合わせるために、労働日のこのうえない乱暴な延長へと資本をまたもやかり立てる―資本自身は、このことを意識していないのであるが。」

 などを読むと、失業と過労死が資本主義のもとでは一体のものであり、資本側の意識・無意識にかかわらず内在的矛盾として存在せざるを得ない仕組みが見えてきます。そして、その内在的矛盾が、労働者の反抗を引き起こし、さらには資本家との力関係が相互作用していく様などが浮かび上がってきます。

画像 ところで、かもがわ出版から「理論劇画 マルクス 資本論」が出版されました。原作は門井文雄氏で、構成・解説を紙屋高雪氏、そして石川康宏神戸女学院大学教授が協力とあります。
 「資本論」のすべてを描いているわけではありませんが、マンガで読みやすく、入門書としてはいいかもしれません。そして、解説は現代の格差と貧困の本質問題と切り結んだ具体的解説となっていて、参考になります。
 さらには、マスクスの生涯とエンゲルスとの友情がマンガで描かれていて、親しみのもてる構成になっています。「資本論」に興味を持ち始めた人にはお勧めです。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
理論劇画 マルクス 資本論 未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる