未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!

アクセスカウンタ

zoom RSS 「資本主義の限界」と民主的改革求める実践を通じた社会システムの抜本的改革への展望

<<   作成日時 : 2008/12/13 19:12   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 いやー、よく寝ました。ここ数日で何時間寝たでしょうか。11日の晩から10時間、12日は休暇も取って、晩には12時間くらい寝てました。あはは、こんなに眠れるのですね。寝すぎて頭がボーッとしています。おかげで偏頭痛と肩凝りも治りました。
 いやー、年内の講演も終わり、原稿の出稿も終わったとたんに気が緩んで疲れが噴出したのでしょうね。ご心配をおかけして申し訳ありません。今晩、もう一眠りすればたぶん全快ですね。エッ、無理するなって。はい、すいません。休むときは休むことにしますのでペコペコ。
 偏頭痛も取れたので、『経済』1月号を読み出したら、止まらなくなりまして、結局読んでしまいました。読んだら書き残しておきたくなって、これがいけないとわかってはいても、いやー、これは楽しいのでご安心を。

画像 『経済』1月号は、石川康宏氏「「資本主義の限界」を考える」に注目していたのですが、小野秀明氏「地球温暖化の抑止と社会進歩の立場」、一ノ瀬秀文氏「現代資本主義研究によせて」の三本の論文の絶妙な論点に惹きつけられました。
 3つの論文はそれぞれにアプローチの仕方は違うのですが、現代の「資本主義の限界」を明らかにすることによって、未来社会への展望をどう切り開くかを、民主的改革を求める実践と理論構築とを結合して考えようとす気概にあふれています。

 「”大洪水よ、わが亡きあとに来たれ!”これがすべての資本家およびすべての資本主義国家のスローガンである。それゆえ、資本は、社会によって強制されるのでなければ、労働者の健康と寿命にたいし、なんらの顧慮も払わない」(マルクス『資本論』)

 今日、このマルクスの言葉に説明が不必要になっています。連日のように報道される雇い止め、解雇、内定取り消し、リストラのニュースは、これまでに私たちがこうむってきた状況に拍車をかけ、資本の本質を如実にあらわしています。
 「蟹工船」がブームとなり、「資本論」が世界各地で読まれ始め、日本のマスコミに日本共産党の党首が頻繁に登場して「資本主義の限界」を語る時代。この時に、現状の資本主義を科学的に分析し、その問題点と民主的改革を求めていくことが大変重要になっています。

 そうした今日、3氏が示したそれぞれの論点と未来社会を展望する理論構築への呼びかけは、極めてタイムリーかつ必要な提起として受け止められます。「人間と経済活動」「自然と経済活動」という大きな視野と、現代の資本主義を歴史的な視点からもとらえる時、現代資本主義の「限界」がくっきりと見えてきます。
 もう一歩、「自然と人間の生命活動」という視点からの考察があれば、もっと大きな視点からの論が展開できただろうと思います。哲学的思考は、社会を弁証法的に見るだけでなく、自然的弁証法と人間の生命活動と歴史の中の「資本主義」を考えるうえで必要だと思います。自然と人間と生命活動としての経済、これらを結合した思考、そして実践による検証とさらなる理論構築という壮大な展望と理論が求められているのではないでしょうか。

 「科学的社会主義は、生物であれ、社会であれ、自然であれ、およそこの世のすべてのものが歴史的な発展の過程にあり、その発展の原動力となる矛盾がそれぞれの内部にあると考えます。人間社会についても同じです」
 「マスコミが「資本主義の限界」を語り、マルクスやマルクス主義への注目が新たに広がりつつある現在は、生成から死滅にいたる資本主義の運動法則の解明に、あらためて研究の力をそそぐ新しいチャンスの時期といっていいのかも知れません
」(石川康宏)

 「根本的には、自然と社会の相互の関係に対する理性的認識が真に生かされる社会を築くこと、社会体制の根本的変革が必要だからです
 「人類は、いま、みずからの生存基盤にかかわる地球の温暖化に直面して、社会の変革を世界的な規模で真剣に模索する時代にはいりこんでいます」(小野秀明)

 「老人問題しかり、若者の雇用問題しかり、格差と貧困問題しかり、それらは極めて歪んだかたちでさまざまな社会的病理現象をうみだしています。日本資本主義はいまや土壇場に行き当たり、変革が求められています。どのようにそれを変えていくのか。その方向性と展望は科学的な解明による以外につかむことができません」(一ノ瀬秀文)

 それにしても、一ノ瀬秀文氏の自らの歴史的体験を踏まえた論には重みを感じました。氏のような先達の人々のさらなる活躍を願います。もっともっと長生きして、私たちに語り続けて欲しいものです。林直道氏をはじめとした先輩の人たちに、健康に留意しながらもさらなる活躍を心から願います。

http://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/blog/?p=185

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「資本主義の限界」と民主的改革求める実践を通じた社会システムの抜本的改革への展望 未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる