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zoom RSS 21世紀の唯物論

<<   作成日時 : 2008/04/09 05:45   >>

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画像 「科学に依拠することなしには、哲学は自らの真理性そのものを保持し発展していくことはできないし、唯物論が歴史とともにその形態をかえていく必然性もまた存在しないことになるでしょう
 関西唯物論研究会創立20周年記念号として「21世紀の唯物論」が発行されましたが、冒頭の引用は、有尾善繁氏の言葉です。この科学と哲学とのかかわりについては、菅野礼司氏の「現代科学の課題」に20世紀科学革命の到達点と、21世紀の科学の課題について述べられています。
 自然科学は、「新たに意識・心・思考を対象とする認知科学が加わっ」て、「この認知科学と生命の起源と物質・生命進化の本質を追及する科学は第三の科学革命に突入しつつあると言えるであろう」
 一方で、「このような自然科学の華やかな発展の反面、技術の急速な進歩によって人類生存を脅かす状況が生まれた」と、資本主義社会の矛盾をも指摘しています。こうした現状をふまえ、これからの課題についても述べられています。
 菅野礼司氏については、『科学は「自然」をどう語ってきたか』を読んで感心し、それ以後注目しているのですが、本稿では短いながらも人間と科学についての課題が示されています。

 本記念号には、特集1「21世紀の唯物論の課題」、特集2「21世紀の社会科学と方法論の課題」、小特集「ヘーゲル法哲と現代」と、いくつかの小論文が収録されています。
 科学と哲学の関係についてだけ紹介しましたが、それぞれが興味深い内容を提起しています。私にはまだまだ理解できない論文も含まれていましたが、現代を考えるうえで重要な問題が詰まっています。
 今回の記念号に21世紀の生命倫理についての論がなかったのは少し残念でした。21世紀の科学の発展によって、生命倫理はますます重要になってくると私は思います。
 それでも多くの問題について勉強させていただきました。みなさんも、ぜひお読みください。

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コメント(9件)

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ヤフーブックで確認したら、2000円以上しました。貧困で買えませぬ…。
ai
2008/04/09 15:28
図書館に行って。読んで。イイナーの部分をコピーする。200円也。
akio
2008/04/09 19:38
地元の図書館は小さいのでなさそうです。取り寄せになるに違いない。ついでに、『私たちはいかに「蟹工船」を読んだか』も、取り寄せとこうっと。10部ほど地元の書店で取り寄せたけど、別件で。
ai
2008/04/09 20:17
akioさん、レイのモノが届きました。有難うございます。コピーして返還します。
ai
2008/04/10 18:59
「新女性気質」を読み始めてます。エンターテイメント風に自然に次の行から行へと気になって目をおってしまう読みやすさがあります。
ai
2008/04/10 19:08
「レイのモノ」?(何か?ブログ読者は知らずでいいのか?)
 「新女性気質『安子』」に思うことは。
 『都新聞』に掲載された「大月源二=挿絵」入りのをそのまんま「単行本」で刊行したら、「蟹工船」どころではないと思います。多喜二ファンは読みますよ 「版権」が私にあれば自費出版したいなーーーと思います。(これakio の夢)
akio
2008/04/10 22:14
「新女性気質」で、次の一文と、そのシーンの
挿絵が一番印象的でいいです。
************
わかるでせう?
……本当にそうなんですよ。
―プロレタリアの女というものは、
一方から男性に解放されなければならないし、
他方ではプロレタリアとして
資本から解放されなければならないといふ
二重の鉄鎧をもっているんです。
されなければならないという
***********
時代を先取りしてるんですね。
ai
2008/04/11 17:24
↑あ、下から3行目はまるまる誤入力です。
ai
2008/04/11 17:27
http://d.hatena.ne.jp/shiro-kurage/20100422/p1
訃報
2010/05/01 08:36

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