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zoom RSS 『「戦火のなかの子どもたち」物語』/松本猛/いわさきちひろ絵/岩崎書店

<<   作成日時 : 2005/10/24 06:04   >>

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 今年は、いわさきちひろ没後30年になる。ちひろの息子松本猛が、絵本『戦火のなかの子どもたち』が出来上がるまでの、いわさきちひろの心を描いている。

 「戦争は、戦闘行為をおこなっている人だけが犠牲になるのではありません。家族を失い、家を奪われ、心を傷つけられる普通の市民が無数に生まれます」
 「いわさきちひろという画家が自らの戦争体験をふまえて、戦争についてどう考えて、何を語ろうとしたのかを、いまの時代にもう一度問い直そう」として書かれたのが本書である。

 絵本『戦火のなかの子どもたち』は、言葉のほんとうに少ない絵本である。ベトナム戦争の最中に描かれ、言葉よりも、絵にその思いが込められている、というのが特徴といえる。
 「少女の後姿には、爆音を聞くベトナムの少女への思いと、空襲にさらされたちひろ自身の記憶が重ねあわされている」

 ちひろは、一つ一つの絵に話しかけながら、この絵本を完成させたと関係者が語っている。絵を見れば、逆に少女から語りかけられているような錯覚を覚えるような絵になっている。
 「大人はどうして戦争をするのですか」「こんな苦しみは懲り懲りです」「おかあさんを返してください」などなどの言葉が聞こえてきそうな気がするのは私だけだろうか。

 アメリカによるイラク戦争で、幾多の子どもたちが犠牲になっていることだろうか。その心の傷を思いやり、一日も早い戦争状態の終結と、二度と戦争を起こさない取り組みが必要であろう。
 『戦火のなかの子どもたち』は、ベトナム戦争だけでなく、今も展開されるアメリカによる攻撃の犠牲になる子どもたちの心をも映し出している。
 子どもたちに、こんな思いをさせてはいけない。傷つく子どもをこれ以上増やしてはいけない。子どもたちの幸せな未来をつくるのは、私たち大人の責務ではないだろうか。

2004-08-22

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