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zoom RSS 『ぼくの描いた戦争』/手塚治虫/KKベストセラーズ/「戦争を描いた手塚治虫のマンガ」

<<   作成日時 : 2005/10/19 05:13   >>

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 マンガ本を買うのは何年ぶりだろうか。もうずいぶん買っていないような気がする。マンガにも心を打つものがあり、話題作を買うこともある。滅多にないが・・・。

 手塚治虫のマンガはテレビを中心に知ってはいるが、戦争をテーマにした作品を書いていたことは知らなかった。題名に惹かれて衝動買いしたが、これほど戦争の本質を描いているとは期待以上であった。「永久保存版作品集」とある。私も本棚の隅ではなく、中央に置いておくことにする。

 人の命の大切さ、戦争の愚かさを描いた作品集であるが、最も感心したのが『墜落機』。敵基地上空で敵の攻撃のもと墜落した兵士が主人公。兵士は無人島に着陸し死んではいないのに、敵基地司令塔に突っ込んで死んだ英雄として奉られる。教科書にも英雄として書かれ、立派な碑が建立される。
 一年後に、自力で軍に帰った主人公。困惑した軍は、彼を敵基地に突撃させる命令を出す。軍神になったものの生存は不名誉であり、軍の名誉のためは死なせなければならない・・・。これほど滑稽なことはない。しかし、それが戦争の本質なのだ。

 手塚治虫が、戦争をどう見たのか。戦後復興の数十年後のモノ第一の考え方をどう見たのか。マンガにこれほど頷き、共感することは少ない。それだけに一度は読みたいマンガといえる。本当に奥深いものがある。マンガを読まない大人にも薦められる本であった。

2004-08-09

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内 容 ニックネーム/日時
鉄腕アトムが生まれたのが朝鮮戦争のころだった。手塚さんはいつもヒューマニックなマンガを書いていた。
手塚という苗字でいえば、手塚英孝も同じ苗字ど、同じように医学の家系だ、なにかつながりがあるのだろうか?
takahashi
2006/09/07 14:43

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