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zoom RSS 『生きることと自己肯定感』/高垣忠一郎/新日本出版社/「大人よ誇りと自信を取りもどせ」

<<   作成日時 : 2005/10/17 05:15   >>

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 臨床心理学の専門家で、登校拒否問題などに取り組む作者が大人にむけて書いた本である。

 「子どもの『問題』は、そのことを私たちおとなに問うているのである。おとなは自分を棚上げにして、子どもの『問題』と向きあうことはできない」
 「おとなの生き方が経済的に豊かになること、モノにとらわれた生き方に偏り、人生を『レース』のようにみなす狭い人生観にとらわれてきたことのツケが、子どもの『問題』として現れてきている」

 競争社会を生きている大人たちが、子どもたちにその価値観を押し付けてはいないか?子どもの成績で、子どもの良し悪しを判断していないだろうか?
 「『競争原理』に支配され、比べ癖のついた目で子どもを見ていると、比べることのできる『部分』しか目に入らなくなる」

 人間は、成績だけで評価できるのだろうか。きっと「ノー」という回答が多いと思う。同時に「しかし」と成績を気にしているのではないか?それが悪い面での「比べ癖」となっているのかもしれない。
 作者は、いろいろな事例をあげながら、人間として誇りを持って生きられる「自己肯定感」の重要性を繰り返す。人は、それぞれに自分の「物語」を持っている。しかし、競争社会の中のいわゆる脅しにあうなかで、その自分の「物語」をつくることが困難になっている。

 作者は、社会の問題から、大人の問題、そしてその中で生きる子どもの問題として、大切なことは何なのかを問うている。子どものためにも、大人は誇りと自信を取りもどせ、と作者は訴える。同感である。
 一歩家庭の外に出たら、自分の意見を言えず、間違ったことに間違っているといえない大人であってはいけない。大人の姿は、子どもにも影響するのだ。誇りと自信をもって生き続けたいものだ。

2004-08-03

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