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zoom RSS 『1945年のクリスマス』ベアテ・シロタ ゴードン

<<   作成日時 : 2005/08/28 05:55   >>

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 1945年、GHQの民生局に赴任したベアテ。1946年2月4日からのGHQ憲法草案を起草する25人の一人。

 1946年2月1日に毎日新聞がスクープした日本政府の憲法草案、「その内容は、明治憲法とほとんど変わるところがない」しろものであった。
 民主主義を理解していない政府に、憲法のモデルを示すため極秘裏に進められたのが、GHQ草案の作成であった。

 22歳のベアテは、幼少から思春期の10年間を日本で暮らし、日本の女性の虐げられた実態を知っていた。男女平等、女性の権利の拡張こそ、日本の憲法に必要だと痛感し、「男女平等」のための条項を主張した。
 多くの提案は削除されたが、「男女平等」の基本的なスタンスはいかされた。

 本書は、この女性の自伝である。記録映画「ベアテの贈りもの」が上映されているが、本書からこの記録映画はつくられた。

 私が感心したのは、22歳のベアテが自己の日本滞在の経験から「男女平等」を主張したものの、世界でも「男女平等」をもつ憲法の先駆性を知らずに、その信念を貫いたことである。 それだけではない。ベアテは、その後の人生において、その精神を貫き通した。自ら、男女平等を実現しようとした女性でもあったことである。

 渡米した市川房江の通訳を勤めた経験が、いっそう女性の権利や人権を考える機会をひろげたエピソードなど、読むべきところがたくさんあった。

 人権と平和は切っても切り離せない関係である。平和が脅かされるとき、権利が侵される。権利が守られるとき、平和な世界が訪れる。
 まだまだ、人権も男女平等も、完全には実現していない。憲法改悪が企てられているいま、このことを考えなければならないだろう。

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ベアテ・シロタ・ゴードン語録
さまざまな媒体(Web上の発言・著作など)から、ベアテ・シロタ・ゴードンの発言(Web上の文献・著作など)を、憲法・フェミニズム・日本・ユダヤ人・伝統芸能などのテーマ別に集めた語録。 ...続きを見る
虎視牛歩
2005/09/08 12:08

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