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zoom RSS 『無限気流』井上文夫/『沈まぬ太陽』の主人公に捧げる小説

<<   作成日時 : 2005/08/28 05:52   >>

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 日本航空の労務対策を正面から描いた山崎豊子の『沈まぬ太陽』がベストセラーになったのは何年前だったか。
 それまで日本航空の労働者への徹底した差別はあまり知らなかった。そして、それを反撃した労働者の闘いも知らなかった。

 本小説は、日本航空による第二組合育成後の数年を舞台に、第一組合差別と労働者の意識、闘いを描いている。ただ差別の実態を描くだけでなく、その差別をおかしいと感じる第二組合員の意識を描くことによって、差別される者も、差別させられる者も、傷つきあう現実を描いている。

 多くの労働者は矛盾を感じつつも、保身のために自分の意見を表明することができない。企業の意向に反することは、自らも差別される側におくことになるからである。しかし、そのままでは終わらない。いつかは企業の論理は破綻する。
 一人一人の力は小さくても団結することで大きな力になる。だからこそ企業は、その団結を破壊することに躍起となる。
 第二組合の育成、第一組合への徹底した差別。多くの企業が実際に行ってきたし、今も続けられている。

 日本航空では、すでにこうした差別政策は破綻し、第一組合との労使協約が結ばれている。なぜ差別政策が破綻するのか、この小説は見事に描き出していると思う。

 ここ十年ほどの間にも、多くの企業で差別政策の誤りが裁判によって明らかにされ、解決されてきた。
 関西電力の日本共産党員及び支持者と見なされる者への差別が断罪されるなど、大きな流れになりつつある。

 しかし、まだまだ大企業では、差別が続けられ、物言わぬ労働者がつくられている。「連合」は労使協調のもと、こんな状況を許している。
 その結果が、賃金切り下げや、リストラやり放題だ。働くものがどうなろうがしったことではない、というような状況をこのまま許していいのか。

 我慢も限界だ。一人一人の力は小さくても団結すれば大きな力になる。今、立ち上がらなければ、ますます酷い状況が待っている。

2004-05-03

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