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zoom RSS 『重松日記』/重松静男/筑摩書房/「『黒い雨』の創作モデル」

<<   作成日時 : 2005/07/04 05:02   >>

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 井伏鱒二『黒い雨』を読んだのは何年前のことか。もう二十年は経つだろう。原爆の悲劇に震撼したことを思い出す。

 本書は、『黒い雨』の創作モデルとなった日記。それも『黒い雨』上梓35年後に出版された。「日記」著者の重松静馬氏の遺志により門外不出となっていたものが、遺族の了解で出版された。

 重松静男が被爆後15年経たあと、原水爆禁止運動に参加するなかで、被爆の現実を知らせるため何ができるのかを考えたうえでこの日記の活用を思いついた。
 しかし、この日記を発表するだけでは不十分だと感じ、井伏鱒二にこの日記を活用してもらうよう依頼する。

 井伏鱒二は、作品化に自信がなく、一度は日記の返却を申し出るが、時間の経過などにより、考え直して『黒い雨』が誕生した。
 黒い雨が降ったというのは、井伏鱒二の勘違いかフィクションのようであるが、『黒い雨』誕生の背景がよくわかった。

 ヒロシマ・ナガサキへの投爆からもうすぐ59年。未だに核の脅威は解決されていない。重松静男や井伏鱒二が、核の悲劇を二度と繰り返さないためにとの訴えは今も続く。悲しい現実だ。

 被爆前日からのこの日記は、戦争の愚かさを、その現実から訴える貴重な財産である。誰もが平和に生きることが、いまでは人類の普遍的な願いである。戦争が、核の脅威が今もなくならない現実。みんなで叫ぼうよ、戦争も核もいらないって!

2004-02-25

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