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zoom RSS 『知力の発達』/波多野諠余夫・稲垣佳世子/岩波書店/「知力はまだまだ伸びる」

<<   作成日時 : 2005/06/17 05:25   >>

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 読みたくて探していたけど、昨年10月までは品切れで、古本屋探しても見つからなかった本。10月に発行されたと聞いてさっそく購入した。

 著者二人は、知能は生まれつき決まっているという「生得説」を否定し、環境における刺激や賞罰に全面的に依存する「環境説」の危険性を指摘する。
 そして、「相互作用説」を主張する。言葉だけをみると両者の折衷案のようにみえるが、そうではなく過去の実験や事実に基づく分析により説得力をもっている。

 「知力の発達は意欲や環境と大いにかかわり、乳幼児期から老年まで続く」「賞罰やむりな教えこみは逆効果」と、事実の積みあげによって説明している。
 たいへんわかりやすく、納得できる。そして、中高年になっても意欲があれば知力は衰えない、意欲の低下が知力を低下させるとの説明は、まったくありがたいものであった。

 本書の中で特に興味を持ったのが、賞罰と知力の関係である。成果主義賃金があたかもやる気を引き出す制度であるかのように進められているが、本書を読めばそれが間違っていることが明らかとなる。けっして成果主義は意欲を高める制度ではないのだ。

 生きている限りイキイキと生き続けたい。知識欲も意欲も常に旺盛でいたい。私はそう思っている。
本書を読んで、そんなふうに生きていけると確信した。ありがとう。

2004-01-30 REVIEW JAPAN 投稿

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