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zoom RSS 『経済学の歴史に学ぶ』/福田泰久/清風堂書店/「本当に有効な経済学書とは」

<<   作成日時 : 2005/05/27 05:43   >>

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 本屋には経済に関する本が山積みされている。しかし、多くの本は、今日の不況を国民の立場から解決する科学的な指針を示していない。本書は、過去の経済学の到達点や限界を示しながら、科学的な指針を示そうとしている。

 古代ギリシャの経済学から始まり、アダム・スミス、リカード、マルクス、ケインズなど、著名な経済学者の理論を解説しながら、経済学の核心に迫った力作である。
 アダム・スミス、リカードの経済学を、少し詳しく知りたいと考えていた私にとって、この時期に出版されたことも嬉しかった。

 本書は、資本主義の歴史的な性格を正確に掴み、そこから現代の資本主義的矛盾を暴露している。アダム・スミス、リカードの限界をマルクスが乗り越え、経済学を科学にした、とその理論内容に迫る。経済学も突然あらわれるわけではない。その歴史に学ぶことは意義あることだと思う。

 イギリスの「BBCニュース・オンライン」で二十世紀の「最大の思想家は誰か」のアンケートに、アインシュタイン、ニュートン、ダーウィンを抜いて、断然第一位に推されたのがマルクスだと聞いた。
 その理由は「マルクスが資本主義の仕組みの最高の分析者」だからとされている。

 現状を科学的に分析することこそ、その本質を掴み、問題点を解決する力になるだろう。政府ご用達の経済学者では、日本経済を立ち直らせることができないことは、ここ数年の事実が物語っている。
 国民の「痛み」は増すばかり。誤った経済政策を正さない限り、「痛み」はますます増し、その先には「激痛」が待っている。国民の世論で変えることが必要だ。
 そのためには少し難しい勉強も必要ではないか。この難しい本への挑戦という苦労の先には、明るい未来が開けるかもしれない。

2003-11-23 REVIEW JAPAN 投稿

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