テーマ:民主文学会

三つの「蟹工船」論 Shima教授

 島村先生のブログに、三つの「蟹工船」論が掲載されています。もとの論文を読んでいないのですが、「蟹工船」を読むうえで様々な視点に対する考えが示されていて、読み応えがあります。ぜひ、ご覧ください。  http://blog.livedoor.jp/insectshima/  『民主文学』3月号をさっそく買いたいと思います。今日…
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09年大阪多喜二祭へ始動 尾西康充さんと懇談

 昨日、09年大阪多喜二祭での記念講演をお願いしている尾西康充三重大学教授と懇談しました。事務局からは大阪多喜二祭にあたっての思いを説明。尾西さんからは参加者が講演を聴くだけではなく、フロア発言などの時間をもつ企画にして欲しい、などの要望も出され、相互が成功に向けた思いを語り合いました。  「蟹工船」ブームから社会運動、社会変革の…
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劇映画 アンダンテ ~稲の旋律~

 いやー、旭爪あかねさんの『稲の旋律』が映画になるのですね。来春撮影が開始され、年末には全国公開されるようです。なんだか嬉しいです。私は旭爪あかねさんの作品では『菜の花が咲いたよ』が一番好きです。  http://andante.symphie.jp/index.php あらすじ  映画の主人公「藪崎千華」は、母親の強い希…
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徳永直と小林多喜二

 御影さんから「民主文学」3月号の感想が寄せられました。以下に紹介します。  民主文学3月号に、大阪多喜二祭で講演される澤田章子氏が「徳川直の描いた細民生活者ー自伝的作品を読む」を寄稿されています。またこちらの掲示板に時々、コメントされる岩渕剛氏も「時代とともにすすむー徳川直の戦後初期の短編からー」を書かれています。今年は、「太陽…
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多喜二の文学を語る集い

 日本民主主義文学会のホームページに小林多喜二没後75年企画が掲載されていました。以下に転載します。 「多喜二の文学を語る集い」小林多喜二没後75年 日 時 2008年3月15日(土)  開演:1時30分(開場:午後1時) 場 所 みらい座いけぶくろ(豊島公会堂) 池袋駅下車徒歩5分(地図) 内 容 「 いま多喜二の文学…
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『クラルテ』2号

 日本民主主義文学会代々木支部の『クラルテ』2号が発行されました。プロレタリアルネッサンス特集としています。  「老いた体操教師瀧子其他」の発売を視野に多喜二初期作品論も収録されています。「若い世代のための宮本百合子入門」「すべての宮本顕治論のために」も読み応えがありました。  すべて読み終わりましたが、体調不良のため感想は後日にさ…
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心さわぐシニア文学サロン

 日本民主主義文学会のホームページに次回の「心さわぐシニア文学サロン」の案内が掲載されています。  8月19日(日)PM2:00~ 民主文学会事務所  テーマ=現代のプロレタリア文学 (『すばる』・07年7月号 「プロレタリア文学の逆襲」)  報告者=乙部宗徳 このテーマにすごく興味あります。『すばる』が 「プロレタリア文学の逆…
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民主文学・若い世代の文学集会 開催のお知らせ

 民主主義文学会の文学集会のお知らせがありました。未来こと私がぎりぎりの対象とのコメントつきでした。 民主文学・若い世代の文学集会 開催のお知らせ ※未来さん世代、ぎりぎり対象です。 日 時 = 10月20日(土)~21日(日) 場 所 = 東京都内 対 象 = 会員、準会員(1960年生まれ以降の方) 【目的】  …
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「老いた体操教師」の感想

 御影さんから、民主主義文学会ホームページに掲載されている石井逸郎弁護士の「老いた体操教師」の感想についてコメントがありました。以下に紹介します。  民主主義文学会ホームページに、石井逸郎弁護士の「老いた体操教師」の感想が掲載されています。石井氏は、物語が昔話ではなく(教育基本法改悪の流れが教育の現場に顕在化し始め)、これから起こ…
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小林多喜二「老いた体操教師」 『民主文学』と『すばる』

 小林多喜二の「老いた体操教師」に関して、発掘者の曾根博義さんが『民主文学』7月号に「解説」、『すばる』7月号に「投稿少年小林多喜二 - プロレタリア文学の/への逆襲 -」という記事を書いています。  両方を読むと、「老いた体操教師」が掲載された『小説倶楽部』の出版背景、当時の投稿傾向などがわかり、興味深いものがあります。  と…
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「毎日新聞」に小林多喜二と「老いた体操教師」紹介

 「毎日新聞」に多喜二の記事あるとのコメントをいただきました。「毎日新聞」は取ってないしと思っていたのですが、毎日新聞社のホームページに掲載されていました。  志賀直哉への傾倒にふれることなく、「志賀直哉らを思わせる」と書かれていました。また「民主文学」に掲載されることも紹介されていました。商業新聞に「民主文学」が紹介されるのは珍しい…
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「民主文学」と私

 岩渕さん、ありがとうございます。7月号も購入します。「民主文学」創刊500号記念増大号は読み応えのある内容になっています。「500号と私」も興味深く読みました。  私が「民主文学」を読み出したのは20歳頃だったと思います。「赤旗」の広告見て、興味のある号だけ買い始めました。24歳から29歳までは定期購読していたのですが、28歳から労…
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「ハンセン病の芸術形象をめぐって」 「民主文学」創刊500号

 「民主文学」が創刊500号。おめでとうございます。広告に「ハンセン病の芸術形象をめぐって」というのを見つけて、昨日昼休みに梅田の本屋まで買いに走りました。地下鉄往復400円、増大号なのでいつもより高い1200円。「民主文学」を取り扱っている書店が減り、入手するにも手間とお金がかかるようになりました(笑)。  さてさて、5月5日に「谺…
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小林多喜二「老いた体操教師」 『民主文学』7月号に

 小林多喜二の「老いた体操教師」が、『民主文学』7月号に転載されることが決まったとの情報が寄せられました。ありがとうございます。  1750円出して「語文」をゲットしたけど、『民主文学』のほうが安い。まだゲットされていない方は『民主文学』7月号がお薦めです。
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『風車の見える丘』を語る

 遅ればせながら「クラルテ」創刊号を今日いっきに読みました。編集後記に「水準以上」という言葉がありました。どのようなものが水準なのかは別として、私としては「期待以上」のものとして読ませていただきました。  特に「『風車の見える丘』を語る」と「失われた絆を取り戻す」は興味深く読ませていただきました。全体の作品にも「社会」との関わり、その…
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山形暁子さん著『愛と平和と文学に生きる』紹介

 takahashiさんから本の紹介がありました。「時代を撃て・多喜二」がとりあげられているとのことです。以下に紹介します。  山形暁子さん著『愛と平和と文学に生きる』(四六判並製 261ページ 定価:1500円 本の泉社) の最後に、「私の映画批評」として「時代を撃て・多喜二」をとりあげています。ご一読を。 ◇内容紹介 母と…
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「党生活者」の弁証法 - 「私」と「物語」をめぐって」 ①

 「民主文学」2月号の北村隆志「党生活者」の弁証法 - 「私」と「物語」をめぐって」を今朝いっきに2回読みました。岩渕剛さんのいうように「島村さんの論考を参照して」いることが前半に強くあらわれていると思いました。  ただ前半と後半との繋がりがつかみにくく、全体の統一性というか、そこを読み取ることがまだ私にはできていません。弁証法という…
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「民主文学」2月号 座談会「2007年 日本文学の展望」

 「民主文学」2月号を話題にしたら、いくつものコメントが寄せられました。岩渕剛さんは「ネタバレになるので控えますが、北村さんは島村さんの論考を参照しています。それくらいでご勘弁を」とか、takahashiさんは「乙部氏が「「文学」としての小林多喜二」に触れていますね。本当に指を触れている程度。それでいて、厳しさがある・・・」とか、具体的…
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「民主文学」2月号に「党生活者論」

 「民主文学」2月号に青年多喜二祭のパネラーのひとり北村隆志さんの「党生活者論」が掲載されるそうです。さっそく注文しました。  島村先生の「「党生活者」論序説」の発表後にどのような「党生活者論」が書かれているのか興味深いですね。それにしても「民主文学」に『「文学」としての小林多喜二』は論評されたりしたのでしょうか。定期購読していないの…
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自分の生き方を語ること

 takahashiさんから興味深いコメントをいただきました。私の問題意識にも関するコメントとして受けとめています。たまたま、今日、横田昌則さんの話をしていただけに、興味深く読ませていただきました。以下に紹介します。  未来さんの問題意識の角度に共感します。  民主文学会のホームページに、6月17日、「アピオ大阪」で開かれた「青…
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『フィンカム』/窪田精/本の泉社/「新しい世の中はみんなで力をあわせて」

 今年2月に亡くなった窪田精が、昨年秋に「あとがき」を書いた最後の作品集となる。といっても、『フィンカム』は1952年に発表され、いくたの短編集に収録された、著者の処女作とされるものである。  本書には『本所うまや橋』『フィンカム』『青衣兵隊』『トラック島の会』『Y海員養成所』『電車のなかで』『遠いレイテの海』の七編が収録されてい…
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『風車の見える丘』/旭爪 あかね/新日本出版社/「あきらめることは止まることだ、理想も大切なんだ」

 大学時代に環境問題から風車に魅せられた5人。4人が大学を卒業し、1人は留年。それぞれの道を進もうとする5人が誓い合った。  「これから先、自分の力や未来を信じられなくなることがあったらな。今日の誓いを思い出すんだぞ。それでもって、ひとりで悩まず、必ず他の4人に相談するんだぞ」  5人は、それぞれの理想をもって会社や役所に就職、…
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『世界の色をつかまえに』/旭爪 あかね/本の泉社/「あたしはあたしでいいんだよ」

 いつも良い子でいなければならない、そんな子供を演じ続けてきた。いつも良い子で、挫折したことのない幼年・少女時代を過ごした。そんな女性(あかり)が、行き詰まりを感じたとき、何もできなくなってしまった。他人との会話さえ恐ろしく、何もできない無力感にさいなまれる。  世界に色がない。見るものがモノクロにしか見えない。「外の世界がぼんや…
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『小説の心、批評の目』/日本民主主義文学会/「文学に何が求められているのか」

 文学と人間、この問題を論じた書が今日どれだけあるのだろうか。新船海三郎は「最近の文学入門書は、といっても、そもそも文学入門と名乗る本が出版されないのだが、もはや文学とは語らなくなっている」と指摘する。  1950年代出版された加藤周一『文学とは何か』、阿部知二『文学入門』、桑原武夫『文学入門』に共通する「文学とは何か」を新船海三…
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『画像のうえの水滴』/旭爪あかね/日本民主主義文学会/「人への温かい思いやりの心が見えてくる」

 創立40周年記念として出版された『時代の波音』。日本民主主義文学会発行の『民主文学』に1995年から2004年までに収録された作品から厳選された佳作が収録されている。  まだ全てを読んでいないが、最初に収録された『表彰』は、『時代の波音』という題名にふさわしい作品となっている。1995年当時の変化がじわりと伝わってくる作品である…
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『女たちの時間』/大浦ふみ子/東銀座出版社/「働くものの力を感じた!」

 『女たちの時間』と『男たちの暦』を収録。なんといっても『女たちの時間』に感動した。  癌病棟を退院し、4ヶ月ぶりに放送会社に出勤した女性主人公を待っていたのは退職勧告。リストラの嵐が吹き荒れる中、どこの会社でも退職強要がまかりとおっている。そして、多くの組合は、この違法な退職強要を見ぬ振りする軟弱ぶり。軟弱というよりも会社の立場…
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『匣の中』/大浦ふみ子/光陽出版社/「大人はなぜ戦争をするのでしょうか、僕には分かりません」

 「おとなはどうして戦争をするのですか。ぼくには理解できません。子供たちを二度と戦争で苦しまない世界をつくってほしい」  米英軍のイラク攻撃で両腕を失った少年の訴えです。この少年は両親を含め十六人の親族をこの攻撃で失った。  『匣の中』には、『おとうと』『偏西風』『匣の中』『絵本の部屋』の4編が収録されている。「匣」とは、パンド…
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『天皇が来た日』/林田遼子/「戦後数年の日本を描く作品が収録された隠された珠作」

 戦後無一文で日本に引き揚げてきた家族の貧しさと、日本の社会状態が見事に描かれている。貧しいながらも逞しく生きる人々を描いた短編が詰まっている作品集。  文体や描写の狭い点など、荒削りな感じが否めないが、磨けば光る珠の予感がする作品集である。  戦後59年、戦争を経験し、戦後数年を体験した人も高齢期に入りつつある。作者も69歳、…
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『無限気流』井上文夫/『沈まぬ太陽』の主人公に捧げる小説

 日本航空の労務対策を正面から描いた山崎豊子の『沈まぬ太陽』がベストセラーになったのは何年前だったか。  それまで日本航空の労働者への徹底した差別はあまり知らなかった。そして、それを反撃した労働者の闘いも知らなかった。  本小説は、日本航空による第二組合育成後の数年を舞台に、第一組合差別と労働者の意識、闘いを描いている。ただ差別…
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『北の碑』稲沢潤子

 下山、三鷹、松川事件に関心を持ち、最近数冊の本を読んだ。松川事件を題材にした小説があると知り、さっそく手にした。  被告達は、なぜ嘘の自白をしたのか。警察は、無実を知りながら被告達を罪に陥れようとしたのではないか。松川事件にはいくつものなぞがある。  この小説は、女性被告をモデルに、嘘の自白調書に署名するまでの心理を巧みに…
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