テーマ:人権

「ハンセン病の芸術形象をめぐって」 「民主文学」創刊500号

 「民主文学」が創刊500号。おめでとうございます。広告に「ハンセン病の芸術形象をめぐって」というのを見つけて、昨日昼休みに梅田の本屋まで買いに走りました。地下鉄往復400円、増大号なのでいつもより高い1200円。「民主文学」を取り扱っている書店が減り、入手するにも手間とお金がかかるようになりました(笑)。  さてさて、5月5日に「谺…
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ハンセン病問題の全面解決を!

 本日の「赤旗」に、「谺雄二が語るハンセン病問題の今」と題するハンセン病問題の現在と今後の課題が掲載されていました。  谺さんのハンセン病に対する論は明快です。「ハンセン病は貧困・戦争病だといわれます。きわめて感染力の弱い病気でよほど衰弱しないと発病しません。貧困と戦争は、その原因をつくるからです」  感染力がきわめて弱く、現在では…
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小林多喜二の憲法・人権観 パートⅡ

 8月20日に「小林多喜二の憲法・人権観」として、倉田稔『小林多喜二伝』と夏堀正元『小樽の反逆』を紹介しました。『小樽の反逆』には「憲法」や「人権」という言葉がないことから、、『文化評論』(1988年4月 326号)に掲載された夏堀正元「あいさつ 小樽と多喜二の文学世界」をゲットしました。  これでやっと納得です。倉田稔『小林多喜二伝…
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小林多喜二の憲法・人権観

 憲法改悪や教育基本法改悪、共謀罪の企みなどが目白押しになる現状の中で、治安維持法再来を危惧する声が高まりました。あらためて現憲法の意味をつかむことが必要だと感じています。  とりわけ「人権」とは何かをしっかりとおさえる必要があります。人権は与えられたものではなく、人類の長年の闘いによって勝ち取ってきたものです。そして、闘わなければ侵…
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植木枝盛の「日本国国憲案」

 ケイさんのコメントの中で植木枝盛の「日本国国憲案」のことが書かれていました。 「植木枝盛の憲法「草案東洋大日本国国憲按(こくけんあん)」が、アメリカの押し付け憲法といわれる現行日本国憲法にとてもよく似ているのを見てビックリですよ。もし植木案が採用されていたら、多喜二が虐殺されるような世の中にはならなかったはずです」との意見に同感です…
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宮本百合子『風知草』を読んで

 土曜日の講演に刺戟されて『風知草』をさっそく今日読み直してみました。すっかり『風知草』の内容を忘れていたのですが、記憶が甦ってきました。  「大きな実験用テーブル上には、大小無数の試験管、ガラス棒のつっこまれたままのビーカア。フラスコ。」。これを読んだとたんに一部の記憶が甦ってきました。でも、当時読んで考えたのは一点でした、と記憶し…
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「函館地方文化事件」と石川啄木

 アキオちゃんから続々と発表が続いています。今日は大月源二を調べに図書館に行くそうです。アキオちゃんの発表楽しみですね。アキオちゃんからね、このブログに参加して充実していますとのメール(ついにメル友にもなりました)をいただきました。本当に充実した報告ぶりですよね。以下に「函館地方文化事件」と石川啄木についての報告を掲載します。  …
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「ふたりの女性と小林多喜二」へのめいさんの感想

 めいさんからも、「ふたりの女性と小林多喜二」への感想が寄せられました。それに対する島村先生とtakahashiのコメントを続けて、以下に紹介します。  いや~嬉しいです!!すごく聞きたかったですけれど、レジュメをみて少し講演に行ったような気分になりました^^多喜二が長いこと読まれない作家でいたことはほんとうに残念でしたけど、この…
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ビラを配っただけで犯罪!この国はどうなっているんだ!

 国家公務員が休日にビラを配っただけで有罪!そんな馬鹿な!憲法で保障された表現の自由も認めない不当判決に怒りが込み上げてくる。憲法を遵守すべき裁判官が、憲法よりも法律を優先する暴挙だ!  この事件を私は娘から教えられた。その日のことを忘れられない。堀越さんが逮捕された日、私が家に帰るなり、当時中学生の娘が「お父さん、大変なことがおこっ…
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島村先生の講義を受講したい!

 島村先生の昨日の授業は「一九二八年三月十五日」だったそうです。島村先生の受講生が羨ましいです。私も受講したいな~。以前に『東倶知安行』の時代の転換期としての位置づけについてコメントが続きましたが、『治安維持法小史』を読んでその重要な時期という点がよくわかりました。  普選と3・15事件との関係、そしてそれをテコにして治安維持法がさら…
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特高警察と小林多喜二

 横浜事件の木村亨さんの一文に、特高警察が小林多喜二の名を使って拷問したことが示されています。『治安維持法と現代』の橋本敦さんの論稿から孫引きします。  「ぼくを取りかこんだ七、八名の特高警官どもは、手に手に棍棒や椅子のこわれた足だの、ロープや竹刀などをふりかざして裸のぼくにおそいかかり、なぐる蹴るの暴行を加えた。  そのとき彼…
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北海道綴方連盟事件で命奪われた教師

 北海道綴方連盟事件で命を奪われた教師のことが昨日の「赤旗」に載っていました。「戦前・戦中のきびしい教育統制下、子どもたちを心から愛して、未来に希望をつないだ教師たち」がいたことを忘れてはならないでしょう。  「北海道綴方連盟事件で、死亡した横山真」「横山は、新婚2カ月目の1940年11月20日、治安維持法違反で検挙され、2年半の長期…
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治安維持法と現代 殺された詩人たち

 治安維持法の再来と危惧される共謀罪に反対の声が広がってきています。でも、治安維持法とはを知っている人がどれだけいるのでしょう。若い人の中では少ないかもしれません。  『治安維持法と現代』2006春季号に、横浜事件特集や、小森陽一「世論は九条改悪を許さない」、土井大助「治安維持法と戦前・戦中の詩人たち」、「茨城・多喜二祭」での「弾圧で…
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共謀罪法案 廃案しかない!

 本日(2006年6月3日)「しんぶん赤旗」に、「共謀罪法案 『修正』でも本質変わらず」との署名記事がありました。共謀罪法案の本質をわかりやすく端的に書いています。参考になりますので、しんぶん赤旗のホームページから以下転載します。 ---------------------------------------------- …
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共謀罪に反対しよう

 自民党は、民主党案を丸呑みしてまで「共謀罪」を成立させようとしています。内心の自由に踏み込む「共謀罪」の問題点が浮き彫りになりつつある中での動きです。  何が何でも成立させようとする態度に、ますます胡散臭さを感じます。「共謀罪」反対の声をあげよう!
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「米軍基地」問題 6月10日(土) 19:30~ NHK総合番組「日本 のこれから」に意見を!

 NHK総合の番組「日本 のこれから」という番組で、6月10日(土) 19:30 ~22:30、米軍基地についての討論が企画されているとケイさんから情報が寄せられました。  http://www.nhk.or.jp/korekara/  「日本 のこれから」では意見を募集しています。番組の参考にされ、「一部を番組やホームペー…
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小林多喜二と平野謙(takahashiさんのコメントを転載)

 平野謙は、いつのまにかプロレタリア科学同盟に入り、いつのころからかコップ編集部に収まった。そしてコップの指導者・池田寿夫の知遇を得るようになる。 多喜二「地区の人々」の伏字復元書き込みの一冊を持っていたのは、そういうなかでのエピソードでした。  その平野がハウスキーパー問題になぜあれほどの強い反応を示したのかということを平野か…
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小林多喜二と大阪

 大阪に暮らす私としては、多喜二と大阪の関連は興味深いです。めいさん、takahashiさんから大阪での多喜二の拷問についてのコメントが寄せられています。めいさんのコメントについては「原爆と多喜二虐殺、そこにあるもの」に紹介しました。  さっそく、takahashiさんから、さらに詳しいコメントをいただきましたので紹介します。 …
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多喜二の死と同時代の作家

 佐藤静夫文芸評論集『八月からの里程標』(光陽出版社)に『小林多喜二全集』第四巻「月報4」に掲載された『多喜二の死と同時代の作家』が再録されている。この論稿だけ誤字が目立ったので、「月報」が誤植されていたのかと調べたが、そうではなかった。明らかに本書の誤植である。残念。  それはさておき、この論稿には多喜二の虐殺を同時代の作家がどう受…
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「宮本百合子の『新しい抵抗について』の四 頽廃への抵抗」 Junさんからの投稿

 コメント、コメント、コメント、なんだかすごいことになってきた。このサイトのコメント500字の制限があるからご迷惑もおかけしているようだ。「カンボジアから見えること」に関するめいさんのコメントにJunさんからコメントがあったので紹介します。 ---------------------------------------------…
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カンボジアから見えること

 『学習の友』6月号に、フォトジャーリスト郡山総一郎の「カンボジアから見えること」という記事と写真が掲載されている。2006年3月カンボジアで取った一枚の写真に衝撃を受けた。写真の題は「お客を待つベトナム人の少女売春婦たち」となっている。そこに写された少女たちは高校2年生の私の娘よりも年下の、まさに少女である。  本文には、カンボ…
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「多喜二の女性観と人権思想」  島村輝先生が読み解いた『党生活者』

 小林多喜二の『党生活者』に対して、平野謙などによって共産主義者の「非人間性」をしめすものとの攻撃が行われた。この攻撃への反証として、私は『小林多喜二生誕100年・没後70周年記念シンポジウム』の書評で書いたように、澤地久枝や三浦綾子の傍証によって満足していた。  ところが、今年2月秋田多喜二祭で、島村先生が「『いま最もホットな小説家…
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『茶色の朝』/フランク パブロフ/大月書店/「フランス政治を動かした、たった11ページの物語」

 ある日、国家が「茶色」しか認めない法律を施行する。この物語の主人公は、ごくごく普通の市民。疑問と不安を感じながらも、生きることに何の支障もないことから、まあいいかぁとやり過ごしてしまう。  その後、政府の方針を批判する新聞が発禁となる。それでも、政府公認の新聞には競馬情報もありスポーツ情報もある。うっとうしさを感じたが、いままで…
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『教育改革と新自由主義』/斎藤貴男/子どもの未来社/「教育機会均等の理念が力づくで叩き壊されている」

 寺小屋新書。聞いたことのない新書を本屋で見つけた。本書が創刊第1号となる。  斎藤貴男の著作を読んだことのあるものなら、このジャーリストの激しい批判的な文面を思い浮かべることだろう。しかし、本書では、一緒に考えていこうとする姿勢が前面に出され、これまでにない新鮮なものに仕上がっている。  もちろん、これまでに教育問題に関する内…
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『オリオンの哀しみ』/氷上恵介/皓星社/「生きているうちに思い切り解放感を」

 『ハンセン病文学全集』第2巻収録作品。療養所の非人間性と、その中で人間らしく生きたいと願う者の心境が巧みに描かれている。  「明治の末、浮浪らい患者を収容し撲滅する目的で建てられた療養所」「らい予防法、懲戒検束規定の盾にかくれ、患者を人間として対等に接することなく、冷たい目で見つめられている」  「園当局は患者にとって全知全能…
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『いのちの平等論』/竹内 章郎/岩波書店/

 著者の本を読むのは、これで2冊目である。その著書は『平等論哲学への道程』、題からも発想できるように、著者は「平等論」を主に研究している。その著者が平等論の観点「生命倫理」に踏み込んだ論文をまとめた。  脳死、安楽死、出生前診断、遺伝子問題、生命操作など「生命」にかかわる問題が、十分な社会的議論や理解のないもとで具体化されている。…
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『島唄の奇跡 白百合が奏でる恋物語、そしてハンセン病』/吉江 真理子/講談社

 戦後60年、沖縄ではいまだに米軍基地による被害が繰り返されている。  「毎日、飛行機は飛ぶし、演習で山は燃えるし、民間飛行場もアメリカの飛行機が占領するし、民家には飛行機からいろいろな物質が落ちるし、鉄砲の弾は飛んでくるし、沖縄の近海を通っている船は破片でやられるし、それでも戦後は終わりでしょうか・・・尚更に戦争が続いているというの…
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『学問のすすめ』/福沢諭吉/「福沢諭吉は真の平等主義者だったか」

 私はこれまでのいくつかの書評で、福沢諭吉の平等主義に疑問を示し、批判してきた。福沢諭吉を真の平等主義者とは思えないからである。  そんなこともあり二十年ぶりに『学問のすすめ』を読んでみた。やはり、この書は、批判せざるを得ない、とあらためて感じた。  「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」との言葉は名言であり、…
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『波涛の果て 中江兆民の長崎』鮎川 俊介/「どうなるか、じゃなくて、どうするかじゃよ」

 長崎に到着した中江兆民。長崎に異国を視、フランス人から仏語を習う。長崎に留学する者たちとの交流から、少しずつ世界への視野が広がっていく。  亀山社中の坂本龍馬との出会いなど、青年・中江兆民の世界は広がるばかり。仏語だけの学習に不満を感じ、西洋の政治などの知識を広げたいと考える。  1年数ヶ月の長崎滞在中に、薩長同盟が成立し、土…
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『愛と怒り闘う勇気』/松井やより/岩波書店/「衝撃、感動、そして勇気」

 朝日新聞記者として女性で始めて定年まで勤めた熱血記者。死の宣告を受けてから書き上げた自伝である。  まず初めにお願いしたい。この本を読んで欲しい。  著者の人間として、女性としての熱い想いが書かれている。それは考え方の問題ではない。著者の実践をふまえた熱い人生、虐げられた女性や貧困問題への真に迫る事実が伝わってくる。 …
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