テーマ:『蟹工船』

2012年大阪多喜二祭の挑戦

 超多忙なメンバーが集う大阪多喜二祭事務局が今月から動き始めた。第1回事務局会議で相談した内容の具体化が着々と進んでいる。  大阪多喜二祭は、時代を撃つことにこだわり、昨年は経済学者でもある石川康宏神戸女学院教授に記念講演をしていただいたが、今年も文学研究者でない人に依頼し、現在、記念講演のタイトル等の最終調整中だ。  現在、東…
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「蟹工船」劇 「北緯五十度以北」と小林多喜二

 以前、古本市で購入した吉田謙吉著『築地小劇場の時代』を読んだ。ここに書いてあることが本当なら、蟹工船執筆の調査は函館だけでなく、船中の様子などは小樽でも調査していたことになる。興味深い。吉田謙吉は舞台装置家で築地小劇場で仕事をしていた。以下、引用(P233~)。  高田保脚色による小林多喜二の「蟹工船」は「北緯五十度以北」という…
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4月の読書記録

 本日はメーデー。あいにく大阪の天気は悪いが元気に行ってくる。4月の読書は、古典が中心になった。『資本論』をまた読み始めた。『学習版 資本論』はお薦めなんだけど、2冊目以降の出版がいつになるのかわからない。隔月一冊ペースで発行してくれれば、私のペースにあうのだが、発行計画もわからない。 小栗崇資・谷江武士 『内部留保の経営分析』 …
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「蟹工船―21世紀丸」物語 第一部 完

 2月1日号で「蟹工船―21世紀丸」物語が連載30回になる。毎月1日号への連載だから2年半毎月書き続けたことになる。とりわけ、ここ1年4カ月は超過密な中でよくぞ書き続けられたものと思っている。時には、表面的な内容になりながらも、私の時々の問題意識を書くことはできたと思う。  いま30回目を書いているが、「第一部完」として終わる予定…
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インターネットを通じて関心を集めた『蟹工船』

 藤山清郷著『言論の自由なこの国で』を読んだ。著者は「言論の自由なはずのこの国で、いま、異論を許さぬ風潮が、じわりとこの社会を覆いはじめている」と、いくつかの具体的事例を示しながら、警告を発している。物足りなさもあるが、このような警告が発せられることをしっかりと受け止めることは重要だ。  それはさておき、オッっと思うことが書かれて…
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「蟹工船」と現代

 12月11日に行う「『蟹工船』と現代」のレジュメの下書きが終わりました。やれやれです。あとは少しねかして、読み直して、手直しするだけです。  あとは12月14日の4回学習会最終回の「経済のしくみから現在を考える」のまとめです。この準備が予想以上に手間取っています。基本ははっきりしているのですが、現在をどこまで紐解くかで少々迷いがあり…
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春闘と憲法

 昨日の午後から春闘討論集会、本日の午後からは憲法交流集会でした。晩は大阪の地区協議会の定期総会で連帯の挨拶と、相変わらず時間刻みの生活をしています。さすがに疲れました。  でも、昨日から今日、いくつか学ぶことがありました。春闘闘争も憲法闘争も根っこでは、人間が「生存」する権利というおおもとのところで繋がっています。これはどんなことに…
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DVD-ROM版『小林多喜二草稿ノート・直筆原稿』来春発売

 島村先生のブログ「Prof. Shima's Life and Opinion」に「DVD-ROM版『小林多喜二草稿ノート・直筆原稿』来春発売」という記事が掲載されています。  これは貴重な仕事です。また多喜二研究の前線に立っている人による「解題」が付されるともあり、注目間違いなしです。多喜二研究のあらたな一頁が開かれる契機になるこ…
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労働者の心を揺さぶり立ち上らせる文学とは!

 本日は朝から奈良県高畑・旧志賀邸、午後から日本聖公会奈良基督教会シオンホールに行ってきました。朝から島村先生の志賀直哉邸を訪れたエピソードを聞き、午後からは「「蟹工船」小林多喜二と志賀直哉の交流を探る」と題する島村先生の講演です。約130名が参加し大成功でした。  講演は、小林多喜二と志賀直哉との交流に留まらず、志賀直哉が多喜二…
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多喜二「蟹工船」自筆ノート稿

 本日の「赤旗」に、「血のにじむような文学的営みの痕跡」と題する島村先生の文が掲載されています。ノート稿を見ることで、「「蟹工船」という作品についての従来の読み方が、変ってしまう可能性もあると考えられる」と書かれています。多くの「登場人物には名前があった」という事実に着目するだけでも、読み方が変わってきますし、「構想の深化と「語り」の変…
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小林多喜二「蟹工船」の「ノート稿」

 本日の「赤旗」に11月6・7日の「赤旗まつり」に、「蟹工船」の「ノート稿」が展示されるとの記事がありました。私も一度見ましたが、「ノート稿」の分析と研究は、小林多喜二研究だけでなく、現代の労働のあり方、資本主義の本質などを考えるうえで重要なものだと思います。  多喜二が当時の資本主義をどう視たのか、多喜二の時代と現代とは何が同じで、…
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非正規の仲間たち

 本日は、大阪府下の公務非正規労働者の評議会の総会に、「連帯」のあいさつをしに行ってきました。3連休の最後の日にも関わらず、会場いっぱいの仲間が参加していました。非常勤裁判をたたかった仲間や、各部署で自らの要求実現のために連帯してたたかっている仲間の存在は本当に心強いです。  いまや大阪府下の自治体には3割を超える非正規労働者がいます…
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『資本論』と、民営化という「市場」拡大

 昨日の続きで、『経済』11月号の「『資本論』で社会を語ってみた」を読みました。私も青年部の学習会で直接ではなく間接的に挑戦している最中の取り組みを、正面からやっているのを読んで、正面突破もなかなか意義があるなと思いました。まあ、私の場合は4回の学習会で現代の仕組みの一端を知ってもらおうという試みなので、比べようもありませんが。 …
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奈良文学講演会 奈良市が後援

 今月末に行われる文学講演会「『蟹工船』小林多喜二と志賀直哉の交流を探る」を奈良市が後援することになったそうです。これは快挙ですね。準備し、あらゆるところに働きかけられた実行委員会のみなさんに敬意を表します。  私も島村先生の講演を楽しみに行く予定です。みなさんもいかがですか。
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『蟹工船』に吹いた風

 中俣勝義氏『風のら~ふる』(青風舎)という本が7月に発売されていました。中学校と医療福祉専門学校での教師生活の作文を活用した実践例の報告が詰まっています。著者の名前さえ知らないのですが、この中に『蟹工船』を読みながら現在を考える実践例があったので、読んでみました。  現代の「労働」と「貧困」、そして「生きづらさ」の根本と将来への…
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9月の読書記録

 今日は早く帰ってきました。仕事すれば仕事するだけ仕事が増えるのですよね。ホント、困ったものです。先日、来年の手帳を買って、決まっている予定を書き込み始めています。すでに来年の9月までけっこう予定が入っています。いくつもの府的団体の役員をしているのですが、それぞれの団体が年間予定を決めていたり、会議を定例化しているためです。早くから日程…
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文学から得ることのできるエネルギーの深部に迫る『反貧困の文学』

 いまこそ現状への不満をあわれな人身御供にぶつける「負のエネルギー」に流されることをやめ、連帯と共生の「正(プラス)のエネルギー」を高めなければなりません。「生贄の政治」に決別し、社会的連帯にもとづく「共生の政治」に転換しなければなりません。  夏目漱石の時代から日本社会の底で脈々と受けつがれてきた「反貧困の文学」の系譜は、この「正の…
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再任

 昨日、定期大会が無事終わり、役員に再任されました。非正規労働者の待遇改善めざす取り組みの実践報告がたくさんありました。これほど非正規労働者の賃金・待遇改善について、実践を踏まえた発言がされた大会はありません。青年の成長する姿もめざましく、これからの展望が伺える大会でした。  あと一年間、さらなる前進をめざしたいと思います。  …
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世界に広がる「蟹工船」

 ブログ「「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。」に、今度はノルウェー語版「蟹工船」が発売されたとの紹介がされてます。  なぜ、世界中で「蟹工船」が翻訳され、発売されるのか、とても重要な問題だと思います。そして、小林多喜二の小説が、時を超え、国境を超え、いまも世界に広がっているのか、あらためて深めることが必要です。 …
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東京芸術座「蟹工船」 観劇感想

 29日、東京芸術座「蟹工船」を観てきました。島村先生のブログには、島村先生の感想などが紹介されていますので、ぜひご覧ください。  観劇後、8名の仲間で食事をしながら、それぞれの観劇感を話し合いました。共通するところや、あっそんな風に観たのかなど、多喜二と「蟹工船」に精通している仲間たちばかりですから、この時間だけでも有意義な時間でし…
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世界で注目される「蟹工船」

 ブログ「Prof. Shima's Life and Opinion」「「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。」に、スペインで発刊された「蟹工船」の記事をはじめ、世界で注目で注目される「蟹工船」の記事などが紹介されています。ここ数年で何ヶ国語の「蟹工船」が発刊されたことでしょうか。  「蟹工船」ブームの根っこにあるもの…
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東京芸術座 「蟹工船」舞台稽古

 ブログ「21世紀の小林多喜二への手紙。」に、東京芸術座の「蟹工船」の稽古模様が動画でアップされています。稽古模様を観ただけでワクワクしてきます。ぜひとも観たいものです。  まだチケットがあるとのこと、みなさんもご一緒にいかがですか。私は島村先生たちと29日の晩の公演を観る予定です。  動画は下記のアドレスで観れます。  …
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「蟹工船」小林多喜二のメッセージ

 2月24日の「NHK歴史秘話ヒストリアン ”たった一人のあなたへ 「蟹工船」小林多喜二のメッセージ”」は見どころ十分でしたね。私の家族も珍しく真正面から見ていました。  御影さんから紹介がありましたので、以下に転載します。  2月24日「NHK歴史秘話ヒストリアン ”たった一人のあなたへ 「蟹工船」小林多喜二のメッセージ”」、…
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記念講演「新しい政治への探求と小林多喜二」への感想

 今年の講演は浜林正夫一橋大学名誉教授にお願いしました。浜林先生にお願いして良かった、と事務局一同で昨晩感想が一致しました。以下に記念講演への感想を掲載します。  「ほんとうによいお話でした。先生ありがとうございました」  「作品の中身や背景、時代の中での作品の説明がくわしく語られていました。小説の中身を深くくみつくしておられま…
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2010年大阪多喜二祭 漫才「現代蟹工船」への感想

 今年の大阪多喜二祭には、この漫才を楽しみに来た人もたくさんいました。清水ただしさん、奥田憲二さんの漫才への感想を紹介します。  「おもしろかったです。蟹工船を見ていないので、みてからもう一度漫才をみたいと思いました」  「清水さんの相方の背の高さにびっくり。大きい清水さんが小さく見えました。もっと突っ込んだ漫才をどこかで聴きた…
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「蟹工船」稽古初日は 浜林正夫さんによる学習会

 東京芸術座のブログに、「蟹工船」稽古初日の報告記事があります。  本日は特に『蟹工船の社会史』の著者浜林正夫先生から『蟹工船』のことや『小林多喜二』についての学習会でした。  http://tougeiblog.seesaa.net/article/139343316.html  いやー、稽古初日の学習会の講師が、今…
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東京芸術座プログで「蟹工船」稽古紹介始まる

 ブログ「21世紀の小林多喜二への手紙。」に、東京芸術座のブログの紹介がされています。さっそく東京芸術座のブログを見たら、約30年前の舞台の写真が掲載されていました。  舞台からいろいろな想像が働きます。これも、なかなか楽しいものですね。しかし、約30年前とまったく同じとは考えられません。「蟹工船」と現代をどのように表現するのか、そこ…
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「蟹工船―21世紀丸物語」

 来月号の連載記事の締め切りが明日です。今月はまったく考える余裕がなく、頭の中でどうしようかと片隅にはありましたが、白紙の状態で原稿用紙に向かうことになりました。ただ今回は2月20日の大阪多喜二祭の案内を盛り込もうと思っていましたので、30分で書き終えたのですが、明日の早朝に見直してから送ることにします。いつも、送ってから「しまった」と…
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大阪多喜二祭 事務局会議

 本日、大阪多喜二祭の事務局会議でした。みんなで喧々諤々。個性豊かな仲間が計り知れない「調和」を保ちながら(笑)、同じ方向をめざして準備に取り組んでいます。  1月30日の前夜祭の成功は疑いない状況になっていますし、2月20日の大阪多喜二祭は会場に入りきれない状況になったらどうしよう、という相談さえしています。  すでに賛同して賛同…
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