テーマ:生きる

未来の科学探求

 人間とは何か、生きることとは、など私の興味は尽きません。人を知るためには宇宙の誕生や生命の誕生など、科学の知識も必要だと思っています。  5月25日に、中沢弘基著「生命の起源・地球が書いたシナリオ」(新日本出版社)への私の書評を紹介させていただきました。  そこでは、これまでの「生命起源説を根底からひっくり返す注目の書である。生命…
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劇団「海流座」楽しみです

 米倉斎加年さんは「生きる」ことにいつも真剣に取り組んでおられますね。今年『いま、普通に生きる』を出版されましたが、そこには米倉斎加年さんの「生きる」ことにたいする思いが連ねられています。  『早春の賦』、生誕100年・没後70周年記念公演パンフレットの言葉が収録されていますが、何度読んでもジンとくる言葉です。  「普通であることは…
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いまできることを!

 ここで一切の恐怖は捨てなければならぬ。  ここで一切の卑怯は死ななければならぬ。(ダンテ『神曲』)  弾圧への覚悟と恐怖について、コメントが寄せられています。「共謀罪」などという物騒な法案が出される時代になってきただけに、過去の事実を受け止め、じゃあ今何をするのかを考えるうえで大切だと思います。 〔めいさん〕  弾圧に…
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いまも小さな多喜二フェスティバル

 このブログを始めて良かったと本当に思います。最初は思いつき(これ、私の悪い癖なのです。よく考えずに先に行動してしまいます)のように始めたのですが、みんなが主体的に参加する場になっていることが、とても嬉しいです。私はみなさんのコメントをコピーするだけで、ブログを維持することができています。本当にありがとう!  アキオちゃんのkei.s…
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多喜二と「科学の入口」

 最近忙しくて皆さんのコメントに十分返事できなくてごめんなさい。土曜日はハンドマイク持ってスポット演説にビラ配り、日曜日は成長する子ども達が服が小さくなって着るものないからと買い物、月曜日は集会参加、火曜日は会議で終わった後に飲み過ぎ(?)、本日は来年の2月まで続く哲学ゼミの初日でした。少々バテ気味かな?来週もなにやかやと忙しい日々が続…
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大逆事件と石川啄木

 多喜二の時代を考える点から、伊藤千代子や大逆事件、石川啄木など幅広い問題意識へと広がってきています。  現代を考えるうえでも、歴史やその時代に生きた人々の考えや行動を知ることは大切だと思います。幸徳秋水も興味深い人物ですよね。いつか幸徳秋水についても考察してみたいと思います。以下、アキオちゃんのコメントを紹介します。 アキオち…
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「時代を生きた若き先駆者 伊藤千代子の生き方を語る」

勤労協6月度学習例会 「時代を生きた若き先駆者 伊藤千代子の生き方を語る」 6月17日(土)午後1時~2時半 勤労協会議室(JR・地下鉄「森之宮」駅下車) 講師=藤田廣登(伊藤千代子研究家) 参加費=500円 問い合わせ=勤労協・戦前の出版物を保存する会          06-6943-1451 多喜二との…
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『時代の証言者 伊藤千代子』

 ササヤンさんから「小林多喜二への関心と同じくらい今、私は伊藤千代子のことを思っています」とのコメントが寄せられました。私も伊藤千代子の「生きる」ことへの考えに共感しています。ぜひ、伊藤千代子についても知っていただきたいと思います。   『時代の証言者 伊藤千代子』(藤田広登・学習の友社・2005年)に最新の研究成果がまとめられていま…
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東京に大阪弁シュプレヒコール叫んできました

 みなさん、いま帰りつきました。かなり眠たい状態に入っています。みんなさんのコメント、コメント、コメント、ほんとうにありがとうございます。すべてに返事する余力が残っていません。ごめんなさ~い。明日以降コメントしますね。今日は二日間の報告を簡単にします。  27日は雨の中の集会でした。でもすごい熱気でしたよ。知り合いも、いるわいるわ…
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「生命の起源・地球が書いたシナリオ」/中沢 弘基/新日本出版社/「ダイナミックな地球観から生命を」

 生命はいつ誕生したのか、地球以外の宇宙に生命は存在するのか。生命に関する探究は興味がつきない。これまで、生命の起源に関する本を何冊も読んできたが、それらの生命起源説を根底からひっくり返す注目の書である。  生命の起源に興味ある人は必ず読むべし。これまでの「常識」がけっして科学的に十分説明できていないことに気づかされる。  「太…
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未来の座右の銘  「未来へ!」

 めいさん、「多喜二へのレクイエム」をさっそく注文されたのですね。ありがとうございます。私がまだケイ・シュガーさんの宿題に答えていないので、CDの発送はお預け状態かも知れませんね。  ケイさん、未来の座右の銘は「未来へ!」でお願いします。  実は5年くらい前まで、「反省しても後悔しない人生」を生きる指標にしていました。自らを…
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誇り高き百姓 義父の思い出

 義父が亡くなって半年が経った。『民主文学』6月号の旭爪あかねの最新作が発表され、なぜ彼女に注目するようになったのかを考えていたら、義父を思い出した。  旭爪あかねを知ったのは『稲の旋律』だった。当時中学生の娘に薦めたら泣きながら読んでいたことを思い出す。その後『菜の花が咲いたよ』(2003年6月本の泉社)が発売され、食と農業を真剣に…
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カンボジアから見えること

 『学習の友』6月号に、フォトジャーリスト郡山総一郎の「カンボジアから見えること」という記事と写真が掲載されている。2006年3月カンボジアで取った一枚の写真に衝撃を受けた。写真の題は「お客を待つベトナム人の少女売春婦たち」となっている。そこに写された少女たちは高校2年生の私の娘よりも年下の、まさに少女である。  本文には、カンボ…
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原爆症の不認定処分取り消し 大阪地裁判決

 いま注目している問題がいくつかある。教育基本法、沖縄基地問題などなど。そのうちで今日注目していたのが、原爆症認定訴訟の判決である。原爆症の認定基準が間違っていることを争う訴訟だけに、今後の認定にも大きな影響を及ぼす裁判である。  義父の話から、その基準の曖昧さにずっと疑問を感じていた。あまりにも無責任な基準なのだ。たしかに行政が判断…
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許すな憲法改悪! 守ろう いのちとくらし みんな集まれ 5・27国民大行動

 5月27日、「許すな憲法改悪! 守ろう いのちとくらし みんな集まれ 5・27国民大行動」が代々木公園で開催される。各界から賛同と参加の呼びかけが広がっている。  共謀罪、教育基本法の全面的改悪、、国民投票法案を今国会で成立させようとする動き、米軍基地再編関連法案など、私たちの未来を左右する問題が目白押し。国会を揺るがす全国各地のた…
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多喜二の全小説を書評に!

 2月18日秋田多喜二祭以降、『小林多喜二全集』を読み始めた。全集を読み通すのは三度目だが、今回は多喜二の小説のすべてを書評にしようと決意した。これがかなり大胆な決意であったことを痛感している。  多喜二の初期の作品は短編ばかりというところに、私にとって良くもあり、悪くもある。良いこととは、二度読んでから書評が書けること。悪いこととは…
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多喜二は何を描きたかったか パートⅡ

 「多喜二は、もし虐殺されなければ、何をえがきたかったのか」に、Junさん、島村先生からコメントをいただきました。紹介します。   Junさん  「第一は憲法改悪反対の闘いをたたかっているひとびとを取材していると思います。第二に、いま生きることの意味を真剣にさぐろうとしている若者の苦悩を掬い取ろうとしていると思います。そして第三…
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多喜二は、もし虐殺されなければ、何をえがきたかったのか

 今日と明日、久々の連休だ。3月以降、京都春の陣や世界反戦デーなどなど、週末になると出掛けることが多かった。二日連続の休みは本当に嬉しい。休みの日はいつも朝5時から夕方4時頃まで本ばかり読んでいる。仕事とは違って勤勉そのもので、家族からは不思議な目で見られている。と言っても、こんな生活はここ数年のことである。それまでは育児と家事と社会活…
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よみがえれ、小林多喜二-----五月晴れのメーデーの日に

 まさに五月晴れの中でメーデーが開催された。今年の特徴は「憲法」につきる。プラカード、デコレーション、そのほとんどが憲法をテーマにしている。世界最初のメーデーは8時間労働制を求めて開催された。8時間労働制を要求した労働者の願いは「自由」であった。8時間の自由と8時間の睡眠、その差し引きが8時間労働となる。最大のテーマは人間の「自由」を求…
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生きることと政治

 私がちょくちょく投稿するオンライン書店ビーケーワン。なかには優れた書評を投稿している人がいる。そうかと思えば、人権無視、誹謗中傷を繰り返す者がいる。あまりの酷さに意見を送信したこともあるが、改まっていない。人を見下し、人に特定のレッテルをはることによって貶めようとする意図しか感じない低俗の「書評」と称する無法がまかりとおっている。 …
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読書における能動性

 私にとって読書にはふたつの読み方がある。一つは、最初から何かを見つけたくて読む場合。もうひとつは、面白そうだとか、これを勉強してみようかと狙いをさだめて読む場合。いままで深く考えたことはなかったが、ここに表れた能動的と受動的の意識の違いは、結果において大きな影響をもっているようだ。  前者の場合、読み取ろうとする内容が明確である…
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私にとっての文学

 1月があっという間に過ぎてしまった。義父の四九日やその後の体調不良など、けっして充実した日々であったとはいえない。  私自身のまとめをしてみたいと考えながら、自己を振り返ると、様々な想いが浮かんでくる。自らの中にあるエネルギーと葛藤、そこにに分裂したような精神さえ見つけてしまう。かつては、こんなことはなかった。いつも前進することしか…
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『「心のノート」の方へは行かない』/岩川直樹・船橋一男編/子どもの未来社/「11億円もかけたノート」

 教科書でも副読本でもない。教科書検定の対象でもなくチェックシステムがない「心のノート」。この「心のノート」とは何なのか。何を目的とし、子どもたちに何を伝えようとするのか。  すでに「心のノート」に対する問題点や批判があちらこちらで言われている。本書は5人の執筆者がそれぞれの専門分野から、「心のノート」の内容と問題点を指摘する。 …
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『ハルカ・エイティ』/姫野 カオルコ/文藝春秋/「ふつうじゃない女性の戦前・戦後」

 著者はあとがきで「本書はノンフィクションではないが、実在の人間の、戦場での体験をはじめ、事実をもとにした小説である」とある。著者の伯母がモデルだそうだ。  戦前の体験が描かれているため、読み始めた。戦前のハルカの生き方にグイグイ引っ張られながら、興味深く読んだ。しかし、戦後は私には別世界、複雑な気持ちである。ただ80歳の素敵なおばあ…
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『あなたが「いる」ことの重み』/藤谷透/青木書店/「なぜ人を殺してはいけないのですか?」

 「なぜ人を殺してはいけないのですか」という若者からの問いに多くの大人は衝撃を受けた。今も、この問いを取り上げた書が出版される。  本書は、「現代批判の哲学」シリーズとして2001年に出版された。このシリーズの著者は様々な分野の人たちであり、中には同感できない書もある。それでも、このシリーズを少しずつ読むのは、何か得るものがないか…
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『桜島・日の果て・幻化』/梅崎 春生/講談社/「生きること死ぬこと、極限状態の深層心理」

 戦争文学なのか、戦後文学なのか、とかく分類したがる人の中で、『桜島』に対する表現が違う。そんなことより、『桜島』が何を描こうとしたのかを読むことが必要だ。  アメリカ軍の沖縄上陸、沖縄戦の悲劇、そんな状態が報告される鹿児島「桜島」にある基地。本土上陸が想像される事態の中で、召集された兵たちは、何を考えていたのか。  ただ、国の…
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『8月の果て』/柳美里/新潮社/「朝鮮併合と戦争、そして戦後、いま、未来」

 横山秀夫の『出口のない海』は、野球投手とオリンピック候補の陸上選手を襲った戦争を描いている。本小説は、日本に併合された朝鮮半島の幻の五輪マラソンランナーの生涯をたどる力作である。  日本が引き起こした戦争は、日本国民の未来を奪っただけではない。強制的に併合した朝鮮半島の人民にも多大な影響を与えた。国を奪われ、創氏改名で名を奪われ…
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『最後に咲く花』/片山 恭一/小学館/「生と死って何だろう」

 投資ファンドに勤めるフォンドマネージャーの永江くん。社長の藤木は、「われわれの使命は収益を上げることだ。・・・それ以外のことは考えるな」と言い切る。  アメリカの注目株は、バイオビジネス。永江くんは倫理問題による法的規制問題を懸念する。しかし、社長は倫理問題よりも利益が優先するアメリカでは法的規制の網の目を抜けて社会に定着すると断じ…
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『離れ部屋』/申 京淑/集英社/「韓国現代文学を代表する作家の自伝的小説」

 韓国現代文学を代表する作家の自伝的小説。著者は「この作品は事実でもフィクションでもない、その中間くらいになったような気がする」という。しかし、自分を見つめ直すための作品であることは間違いない。  16歳から19歳の4年間を著者は語ることができなかった。産業体の夜間部に通っていたという劣等感、親しい人の死との関わり。著者の心の中に…
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『人生と小説の方法』/津田 孝/新日本出版社/「人生と深いかかわりをもつ小説とは」

 時代がもとめる小説はどうあるべきか。リアリズムとは何でいかに発展するか。著者の理論を宮本百合子の小説や蔵原惟人の理論などを検証しながら説く。  あとがきに、「私の書くものがむつかしいと言われるのは、理論的・文学的素養のたりない問題もあるが、私の評論には、読者の人生的実感と響き合う力がもっと求められるということだろう」とある。 …
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