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みんなの「読書」ブログ


12月の読書記録

2014/12/31 17:27
マルクス 「1844年のイギリスの銀行法」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「イギリスの商業恐慌と貨幣流通」 (『ME全集』第12巻)
荒舩良孝 『5つの謎からわかる宇宙』
しんぶん赤旗日曜版編集部 『追及!ブラック企業』
マルクス 「アヘン貿易の歴史」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「アヘン貿易の歴史」 (『ME全集』第12巻)
纐纈厚 『反<安倍式積極的平和主義>論』
マルクス 「現代史のもうひとつの奇妙な一章」 (『ME全集』第12巻)
合田寛 『タックスヘイブンに迫る』
マルクス 「イギリス―中国条約について」 (『ME全集』第12巻)
ジャック・アタリ 『世界精神マルクス』
マルクス 「イギリスの商業と金融」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「インドの反乱」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「マッツイーニの新しい宣言」 (『ME全集』第12巻)
なかむらみのる 『信濃川』
マルクス 「イギリス=中国条約」 (『ME全集』第12巻)
太田昌克 『日米<核>同盟』
マルクス 「ロシアにおける農奴制廃止の問題」 (『ME全集』第12巻)
吉崎祥司 『「自己責任論」をのりこえる』
マルクス 「プロイセン国王の狂気」 (『ME全集』第12巻)
生存権裁判を支援する全国連絡会 『朝日訴訟から生存権裁判へ』
エンゲルス 「中央アジアへのロシアの進出」 (『ME全集』第12巻)
うずみ火編集部 『関西電力と原発』
中山徹・大阪自治体問題研究所 『雇用・くらし・教育再生の道』
マルクス 「プロイセン国王の狂気」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「プロイセンの摂政制」 (『ME全集』第12巻)
メヒティルト・ボルマン 『沈黙を破る者』
マルクス 「プロイセンの事態」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「プロイセンの事態」 (『ME全集』第12巻)
富岡幸雄 『税金を払わない巨大企業』
エンゲルス 「極東におけるロシアの成功」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「モンタランベールにたいする訴追」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「新内閣」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「新内閣」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「プロイセンの事態」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「フランスにおけるパン価格統制計画」 (『ME全集』第12巻)
風見梢太郎 『風見梢太郎原発小説集』
斎藤貴男 『民主主義はいかにして劣化するか』
マルクス 「プロイセンの事態」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「1858年におけるヨーロッパ」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「プロイセンの事態」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「イオニア諸島の問題」 (『ME全集』第12巻)
読売新聞社 『記者は何を見たのか』
マルクス 「アイルランドの激動」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ロシアにおける農民解放について」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「プロイセンの事態」 (『ME全集』第12巻) 読了
朝日新聞特別報道部編 『プロメテウスの罠 7』
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11月の読書記録

2014/12/31 16:53
マルクス 「フランスの金融情報」 (『ME全集』第12巻)
河北新報社 『河北新報のいちばん長い日』
エンゲルス 「ラクナウの攻略」 (『ME全集』第12巻)
谷口義明 『宇宙のはじまりの星はどこにあるのか』
マルクス 「ディズレーリ氏の予算」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「英仏同盟」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「イギリスの重要文書」 (『ME全集』第12巻)
緒方靖夫 『つながる九条の絆』
エンゲルス 「ラクナウ攻略の詳報」 (『ME全集』第12巻)
荻野富士夫編 『闇があるから光がある』
マルクス 「アウドの併合」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「歴史の奇妙な一こま」 (『ME全集』第12巻)
伊藤真 『やっぱり九条が戦争を止めていた』
マルクス 「キャニングの布告とインドの土地所有問題」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ボナパルトの財政上の駆引き」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「インドの反乱」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「インドにおけるイギリス軍」 (『ME全集』第12巻)
星灯編集委員会 『星灯 創刊号』
マルクス 「イギリスの貿易状態」 (『ME全集』第12巻)
逢坂巌 『日本政治とメディア』
マルクス 「イギリスの政党」 (『ME全集』第12巻)
渡邊文幸訳 『現代語訳 蟹工船』
マルクス 「イギリス政府と奴隷貿易」 (『ME全集』第12巻)
木村友祐 『聖地Cs』
自由法曹団京都支部編 『自由にできる選挙活動』
マルクス 「インドの租税」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「インドの軍隊」 (『ME全集』第12巻)
萬井隆令 『人間らしく働き生きる』
マルクス 「インド法案」 (『ME全集』第12巻)
和田英 『富岡日記』
マルクス 「ブルワーリットン夫人の監禁」 (『ME全集』第12巻)
上脇博之 『財界主権国家・ニッポン』
帚木蓬生 『ギャンブル依存とたたかう』
マルクス 「イギリスの狂人数の増大」 (『ME全集』第12巻)
松本克平 『新劇の山脈』
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10月の読書記録

2014/12/31 16:27
マルクス 「インドの反乱」 (『ME全集』第12巻)
奥平康弘ほか 『集団的自衛権の何が問題か』
マルクス 「インドにおけるイギリス人の所得」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「インドの反乱」 (『ME全集』第12巻)
朝日新聞特別報道部 『プロメテウスの罠 6』
高見勝利編 『あたらしい憲法のはなし 他二篇』(岩波現代文庫)
マルクス 「フランスのクレディ・モビリエ」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「インドの反乱」 (『ME全集』第12巻)
小笠原豊樹 『マヤコフスキー事件』
マルクス 「インドの反乱」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「インドの反乱」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「インドの反乱」 (『ME全集』第12巻)
NHK取材班 『地下に潜む次の脅威』
マルクス 「1844年の銀行法とイギリスの貨幣恐慌」 (『ME全集』第12巻)
伊藤幹郎ほか 『労働審判を使いこなそう!』
エンゲルス 「デリーの攻略」 (『ME全集』第12巻)
朝日新聞「原発とメディア」取材班 『原発とメディア 2』
マルクス 「イギリスの商業恐慌」 (『ME全集』第12巻)
小田島雄志 『井上ひさしの劇言葉』
マルクス 「ヨーロッパの金融恐慌」 (『ME全集』第12巻)
前澤檀 『ブラック企業に泣き寝入りしないための労働相談Q&A』
マルクス 「ヨーロッパの恐慌」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「フランスの恐慌」 (『ME全集』第12巻)
スーザン・ジョージ 『金持ちが確実に世界を支配する方法』
エンゲルス 「ラクナウの攻囲と強襲」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「イギリスの貿易」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「ラクナウの解囲」 (『ME全集』第12巻)
阿部彩 『子どもの貧困 U』
マルクス 「来たるべきインド債」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「ウィンダムの敗北」 (『ME全集』第12巻)
中野重治 『愛しき者へ(下)』
マルクス 「ボナパルトの暗殺未遂」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「フランスの経済恐慌」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「親衛兵の支配」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ダービー内閣」 (『ME全集』第12巻)
渡辺治ほか 『<大国>への執念 安倍政権と日本の危機』
マルクス 「時代の前兆」 (『ME全集』第12巻)
松田解子の会編 『松田解子』
マルクス 「ボナパルトの現在の立場」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ペリシエのイギリスにおける使命」 (『ME全集』第12巻)
来栖宗孝 『治安維持法 断想』
マルクス 「マッツィーニとナポレオン」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ロンドンにおけるフランス人の裁判」 (『ME全集』第12巻)
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9月の読書記録

2014/10/13 16:01
マルクス 「中国における戦闘についての議会」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「パーマストン内閣の敗北」 (『ME全集』第12巻)
竹腰将弘・小松公生 『カジノ狂騒曲』
マルクス 「来るべきイギリスの選挙」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ロシアの対中国貿易」 (『ME全集』第12巻)
沖縄タイムス「尖閣」取材班編 『波よ鎮まれ 尖閣への視点』
マルクス 「イギリスの選挙」 (『ME全集』第12巻)
川口創 『「立憲主義の破壊」に抗う』
マルクス 「中国におけるイギリス人の残虐行為」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「チェルケシヤにいる裏切り者」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ゴブデン、ブライト、ギブソンの敗北」 (『ME全集』第12巻)
瀬長亀次郎 『沖縄の心』
杉原泰雄 『日本国憲法の地方自治』
ラリー・R・スクワイア、エリック・R・カンデル 『記憶のしくみ(上)』
エンゲルス 「イギリスの新たな中国遠征」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「選挙の結果」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「工場労働者の状態」 (『ME全集』第12巻)
ラリー・R・スクワイア、エリック・R・カンデル 『記憶のしくみ(下)』
マルクス 「イギリスの工場制度」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「ロシア軍の改革」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「イギリスの金融商売」 (『ME全集』第12巻)
石原千秋 『近代という教養』
マルクス 「クレディ・モビリエ」 (『ME全集』第12巻)
内田樹×石川康宏 『若者よ、マルクスを読もうU』
エンゲルス 「ペルシア―中国」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「興味ある暴露」 (『ME全集』第12巻)
広井良典ほか 『知の現在と未来』
マルクス 「新フランス銀行法」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ペルシアとの条約」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「インド軍の反乱」 (『ME全集』第12巻)
ジョセフ・E・スティグリッツ 『世界の99%を貧困にする経済学』
マルクス 「ヨーロッパの情勢」 (『ME全集』第12巻)
内田礼子 『一女優の歩み』
マルクス 「インドの反乱」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「インド問題」 (『ME全集』第12巻)
オリバー・ストンほか 『よし戦争について話をしよう。』
中野重治 『愛しき者へ 上』
橋爪大三郎 『橋爪大三郎のマルクス講義』
マルクス 「インドからの通信」 (『ME全集』第12巻)
全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会編 『徹底批判!!カジノ賭博合法化』
マルクス 「インドの蜂起の現状」 (『ME全集』第12巻)
今野晴貴+ブラック企業被害対策弁護団 『ドキュメント ブラック企業』
マルクス 「東方問題」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「インドの蜂起」 (『ME全集』第12巻)
グレン・グリーンウオルド 『暴露』
マルクス 「ヨーロッパの政治情勢」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「インドにおける拷問について」 (『ME全集』第12巻)
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8月の読書記録

2014/09/07 14:53
マルクス 「カルスの陥落」 (『ME全集』第11巻)
辻村みよ子 『比較のなかの改憲論』
マルクス 「1856年のプロイセン」 (『ME全集』第11巻 読了)
小森陽一 『あの出来事を憶えてこう』
関西唯物論研究会編 『社会の革新と哲学』
やくみつる 『やくみつるの小言・大言』
石牟礼道子 『花の億土へ』
マルクス 「1856年4月14日ロンドンにおける『ピープルズ・ペーパー』創刊記念祝賀会での演説」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「上院とヨーク公の記念碑」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「サルデーニャ」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「フランスのクレディ・モビリエ1」 (『ME全集』第12巻)
ティムール・ヴェルメシュ 『帰ってきたヒトラー(上)』
マルクス 「フランスのクレディ・モビリエ2」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「フランスのクレディ・モビリエ3」 (『ME全集』第12巻)
ティムール・ヴェルメシュ 『帰ってきたヒトラー(下)』
池田功 『石川啄木入門』
マルクス 「スペインにおける革命」 (『ME全集』第12巻)
近藤富枝 『馬込文学地図』
マルクス 「スペインにおける革命」 (『ME全集』第12巻)
藤田実 『日本経済の構造的危機を読み解く』
マルクス 「ヨーロッパの経済恐慌」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ヨーロッパの貨幣恐慌」 (『ME全集』第12巻)
豊下楢彦・古関彰一 『集団的自衛権と安全保障』
マルクス 「ヨーロッパの貨幣恐慌の原因」 (『ME全集』第12巻)
稲沢潤子・三浦協子 『大間・新原発を止めろ』
内田樹 『憲法の「空言」を充たすために』
マルクス 「ヨーロッパの貨幣恐慌」 (『ME全集』第12巻)
小倉志郎 『元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ』
マルクス 「イギリス=ペルシア戦争」 (『ME全集』第12巻)
金倉義慧 『北の詩人 小熊秀雄と今野大力』
北御門二郎・澤地久枝 『トルストイの涙』
マルクス 「フランスの経済恐慌」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「ヨーロッパの恐慌」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「オーストリアの海上貿易」 (『ME全集』第12巻)
マルクス 「オーストリアの海上貿易」 (『ME全集』第12巻)
ブラック企業被害対策弁護団 『ブラック企業被害対策Q&A』
マルクス 「ホーエンツォレルン家の神権」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「イギリスと中国の紛争」 (『ME全集』第12巻)
井上ひさし・樋口陽一 『「日本国憲法」を読み直す』
樋口陽一ほか 『安倍改憲の野望 増補版』
エンゲルス 「昔と今の山岳戦」 (『ME全集』第12巻)
宇都宮健児 『「悪」と闘う』
マルクス 「ペルシアとの戦争」 (『ME全集』第12巻)
エンゲルス 「イギリス=ペルシア戦争の見通し」 (『ME全集』第12巻)
田島一 『続・時の行路』
マルクス 「イギリスの新予算」 (『ME全集』第12巻)
後藤和久 『巨大津波 地層からの警告』
園子温 『希望の国』
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7月の読書記録

2014/08/16 15:32
マルクス 「ロシアに対抗する戦力」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「ポーランド集会」 (『ME全集』第11巻)
歴史教育者協議会編 『すっきり!わかる歴史認識の争点Q&A』
マルクス 「クリミア戦役におけるオーストリアの政策の批判によせて」 (『ME全集』第11巻)
松竹伸幸 『集団的自衛権の焦点』
木村草太 『テレビが伝えない憲法の話』
藻谷浩介 『里山資本主義』
マルクス・エンゲルス 「ロシアにたいするイギリス=フランスの戦争」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「戦場における諸事件について」 (『ME全集』第11巻)
足立辰雄 『原発・環境問題と企業責任』
柳美里 『JR上野駅公園口』
マルクス 「ネーピアの手紙」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「オーストリアと戦争」 (『ME全集』第11巻)
日本自治労連編 『自治体労働者の権利・労働条件 第3部』
マルクス・エンゲルス 「兵士の懲罰」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「チョルナヤ河辺の会戦」 (『ME全集』第11巻)
稲木信夫 『詩人中野鈴子を追う』
マルクス 「イギリスにおける新しい暴露」 (『ME全集』第11巻)
石川康宏 『「おこぼれ経済」という神話』
エンゲルス 「セヴァストーポリの攻略について」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「オコナーの葬儀」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「クリミアの見通し」 (『ME全集』第11巻)
海渡雄一ほか編 『秘密保護法何が問題か』
マルクス・エンゲルス 「クリミアにおける諸事件によせて」 (『ME全集』第11巻)
旭爪あかね 『歩き直してきた道』
マルクス 「商業および金融状態」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「ロシアの抵抗力」 (『ME全集』第11巻)
中沢弘基 『生命誕生』
マルクス・エンゲルス 「シンプソン、ペリシエ、ニエル諸将軍の報告」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「戦争の大事件」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「正式の財政報告」 (『ME全集』第11巻)
中日新聞社会部編 『日米同盟と原発』
マルクス 「フランス銀行―クリミアへの増援」 (『ME全集』第11巻)
西村茂・廣田全男編 『大都市における自治の課題と自治体間連携』
エンゲルス 「戦争の経緯」 (『ME全集』第11巻)
高木仁三郎 『市民の科学』
真山仁 『そして、星の輝く夜がくる』
エンゲルス 「ロシアの軍隊」 (『ME全集』第11巻)
小森陽一対談集 『しかしそれだけではない。』
マルクス 「伝統的なイギリスの政策」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「アジアにおける戦争」 (『ME全集』第11巻)
豊泉周治ほか 『〈私〉をひらく社会学』
エンゲルス 「ヨーロッパの戦争」 (『ME全集』第11巻)
雨宮処凛 『命が踏みにじられる国で、声を上げ続けるということ』
マルクス 「英米の戦争」 (『ME全集』第11巻)
鈴木一策 『マルクスとハムレット』
マルクス 「小ボナパルトのフランス」 (『ME全集』第11巻)
及川和男 『村長ありき』
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6月の読書記録

2014/07/13 13:07
マルクス 「議会の大討論」 (『ME全集』第11巻)
池澤夏樹 『アトミック・ボックス』
エンゲルス 「セヴァストーポリ」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「ナポレオンの戦役計画」 (『ME全集』第11巻)
松本善明 『軍国少年がなぜコミュニストになったのか』
マルクス 「ネーピアの手紙」 (『ME全集』第11巻)
マルクス・エンゲルス 「シアドの動議についての討論によせて」 (『ME全集』第11巻)
城塚健之ほか 『これでいいのか自治体アウトソーシング』
水野和夫 『資本主義の終焉と歴史の危機』
マルクス 「アルバート公の乾杯」 (『ME全集』第11巻)
伊藤和子 『人権は国境を越えて』
マルクス 「奇妙な政策」 (『ME全集』第11巻)
マルクス・エンゲルス 「局地戦争」 (『ME全集』第11巻)
孫崎享 『小説 外務省』
マルクス 「セヴァストーポリ攻略の知らせ」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「6月18日の災厄」 (『ME全集』第11巻)
今中哲二ほか 『熊取六人衆の脱原発』
マルクス 「教会の運動」 (『ME全集』第11巻)
小沢隆一・榊原秀訓編 『安倍改憲と自治体』
マルクス 「種々な内容の報道」 (『ME全集』第11巻)
半田滋 『日本は戦争をするのか』
エンゲルス 「セヴァストーポリから」 (『ME全集』第11巻)
津上忠 『評伝 演出家 土方与志』
K・シルヒトマン 『ドイツ人から見た日本国憲法』
マルクス 「種々な内容の報道」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「安息日順守の強化反対の激動」 (『ME全集』第11巻)
平林久 『宇宙の始まりはどこまで見えたか?』
マルクス・エンゲルス 「警察と民衆の衝突」 (『ME全集』第11巻)
上脇博之 『誰も言わない政党助成金の闇』
エンゲルス 「6月18日の強襲について」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「議会から」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「議会から」 (『ME全集』第11巻)
マルクス・エンゲルス 「ラッセルの辞職」 (『ME全集』第11巻)
津島佑子 『ヤマネコ・ドーム』
山田敬男 『社会運動再生への挑戦』
マルクス 「ラッセルの免職」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「議会から」 (『ME全集』第11巻)
森英樹 『壊憲に向かう安倍政権の暴走と矛盾』
田中伸尚 『抵抗のモダンガール 作曲家・吉田隆子』
エンゲルス 「戦争の見通し」 (『ME全集』第11巻)
マルクス・エンゲルス 「議会から」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「パーマストン」 (『ME全集』第11巻)
マイケル・ウエイン 『ビギナーズ「資本論」』
マルクス 「ジョン・ラッセル卿」 (『ME全集』第11巻)
友寄英隆 『アベノミクスと日本資本主義』
マルクス 「バーミンガム会議」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「ヨーロッパの諸軍隊」 (『ME全集』第11巻)
長昭彦(文) 『未完。仲代達也』
今野晴貴・板倉昇平 『ブラック企業VSモンスター消費者』
マルクス 「シンプソン将軍の辞職」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「議会討論への注釈」 (『ME全集』第11巻)
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5月の読書記録

2014/06/02 06:25
マルクス 「フランスとイギリスにおける見通し」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「ナポレオンの『モニトウール』論説の批判」 (『ME全集』第11巻)
高木仁三郎 『市民科学者として生きる』
エンゲルス 「3月23日の戦闘」 (『ME全集』第11巻)
宮地嘉六 「ある職工の手記」 (楜沢健編『プロレタリア文学』1貧困)
橋山禮治郎 『リニア新幹線』
自由法曹団改憲阻止対策本部編 『改憲がもたらす戦争する国日本』
エンゲルス「ドイツと汎スラブ主義」 (『ME全集』第11巻)
林芙美子 「風琴と魚の町」 (楜沢健編『プロレタリア文学』1貧困)
愛知憲法学習研究会 『憲法大好き 読む・考える・学ぶ』 
マルクス 「運動の歴史によせて」 (『ME全集』第11巻)
黒島伝治 「電報」 (楜沢健編『プロレタリア文学』1貧困)
上丸洋一 『原発とメディア』
エンゲルス「セヴァーストーポリから」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「ビアノーリ」 (『ME全集』第11巻)
朝日新聞経済部 『限界にっぽん』
エンゲルス「クリミアの戦役」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「『モーニング・モスト』の反プロイセン論」 (『ME全集』第11巻)
伊藤永之介 「濁り酒」 (楜沢健編『プロレタリア文学』1貧困)
鶴岡征雄 『私の出会った作家たち』
マルクス 「上院の会議」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「議会外の興奮」 (『ME全集』第11巻)
宮本百合子 「貧しき人々の群」 (楜沢健編『プロレタリア文学』1貧困)
清水直子 『ブラック企業を許さない!』
古川日出男 『馬たちよ、それでも光は無垢で』
マルクス 「金融市況」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス「クリミア戦争」 (『ME全集』第11巻)
白藤博行 『新しい時代の地方自治像の追及』
マルクス 「改革運動について」 (『ME全集』第11巻)
辺見庸 『青い花』
小出裕章 『原発ゼロ』
マルクス 「クリミアの事態の批判によせて」 (『ME全集』第11巻)
渋谷秀樹 『憲法への招待』
若杉鳥子 「棄てる金」 (楜沢健編『プロレタリア文学』1貧困)
マルクス・エンゲルス 「パーマストン卿邸での幕前劇」 (『ME全集』第11巻)
牛久保秀樹・村上剛志 『日本の労働を世界に問う』
マルクス 「議会改革」 (『ME全集』第11巻)
クライブ・フィンレイソン 『そして最後にヒトが残った』
マルクス 「ディズレーリの動議」 (『ME全集』第11巻)
里村欣二 「佐渡の唄」 (楜沢健編『プロレタリア文学』1貧困)
マルクス 「議会から」 (『ME全集』第11巻) 
葉山嘉樹 「移動する村落」 (楜沢健編『プロレタリア文学』1貧困 読了)
東京唯物論研究会編 『戦後マルクス主義の思想』 
マルクス 「パーマストンの最近の演説の批判によせて」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「行政改革協会―憲章」 (『ME全集』第11巻)
自由法曹団秘密保護法P編 『これが秘密保護法だ』
マルクス 「議会情報」 (『ME全集』第11巻)
倉田稔 『マルクス主義』
エンゲルス「クリミアから」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス「クリミアにおける事件の経過の批判によせて」 (『ME全集』第11巻)
佐藤金三郎 『マルクス遺稿物語』
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4月の読書記録

2014/05/04 16:28
マルクス・エンゲルス 「議会情報と軍事情報」 (『ME全集』第11巻)
斎藤貴男 『戦争のできる国へ―安倍政権の正体』
マルクス 「内閣の新しい危機について」 (『ME全集』第11巻)
石川康宏ゼミナール編 『女子大生原発被災地ふくしまを行く』
マルクス 「ジョセフ・ヒューム」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「パーマストンとイギリスの寡頭製」 (『ME全集』第11巻)
川村遼平 『若者を殺し続けるブラック企業』
雑誌『経済』2014.5月号 「マルクス経済学のすすめ2014」
マルクス 「イギリスの憲法」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「レアド」 (『ME全集』第11巻)
梓澤和幸ほか 『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読む』
鳥越俊太郎 『戦争は秘密から始まる』
マルクス 「イギリスの危機」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「官職の売買」 (『ME全集』第11巻)
黒田兼一・小越洋之助編 『公務員改革と自治体職員』
マルクス 「死んだツァリーについてのイギリスの新聞論調」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「フランスとの同盟の歴史によせて」 (『ME全集』第11巻)
阪田雅裕 『法の番人」内閣法制局の矜持』
マルクス 「調査委員会」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「ブリュッセルの「覚え書」」 (『ME全集』第11巻)
自治労連編 『3・11岩手 自治体職員の証言と記録』
マルクス 「アイルランドの復讐」 (『ME全集』第11巻)
京都憲法会議監修 『憲法「改正」の論点』
エンゲルス 「クリミアの諸事件」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「大冒険者の運命」 (『ME全集』第11巻)
マルクス・エンゲルス 「フランスの戦争実施方式の批判」 (『ME全集』第11巻)
今西憲之 『原子力ムラの陰謀』
マルクス 「反プロイセンの扇動」 (『ME全集』第11巻)
日本自治労連編 『自治体労働者の労働基本権』
マルクス 「一集会」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「イギリスの新聞の報道」 (『ME全集』第11巻)
日本自治労連編 『自治体労働者の労働条件』
マルクス 「議会から」 (『ME全集』第11巻)
木村朗子 『震災文学論』
望田幸男 『グローバルに考え、ローカルに行動する』
エンゲルス 「ナポレオンの最後の方便」 (『ME全集』第11巻)
鈴木直 『思想史の中のマルクス』
エンゲルス 「セヴァストトーポリの会戦」 (『ME全集』第11巻)
太田尚樹 『伝説の日中文化サロン 上海・内山書店』
マルクス 「フランスとの同盟の歴史によせて」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「ナポレオンとバルベース」 (『ME全集』第11巻)
長澤高明 『入門 現代日本の政治』
マルクス 「調査委員会」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「イギリスの軍隊」 (『ME全集』第11巻)
石原千秋ほか 『読むための理論』
マルクス 「戦争の経過」 (『ME全集』第11巻)
エンゲルス 「リクミアの情勢について」 (『ME全集』第11巻)
不破哲三ほか 『「古典教室」全三巻を語る』
小林多喜二 「龍介と乞食」 (楜沢健編『プロレタリア文学』1貧困)
竜田一人 『いちえふ』
マルクス 「フランス立法院における醜態」 (『ME全集』第11巻)
山崎眞紀子 『村上春樹と女性、北海道・・・。』
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3月の読書記録

2014/04/05 17:15
マルクス 「ビール店主と安息日の厳守」 (『ME全集』第10巻)
岡本厚ほか 『これでいいのか!日本のメディア』
マルクス・エンゲルス 「セヴァストーポリの攻囲の批判によせて」 (『ME全集』第10巻)
マルクス 「交渉の目的―プロイセンにたいする論戦」 (『ME全集』第10巻)
浅井基文 『すっきり!わかる集団的自衛権Q$A』
マルクス 「スペイン―干渉」 (『ME全集』第10巻)
エンゲルス 「クロンシタットの要塞」 (『ME全集』第10巻)
マルクス 「イギリスの中間階級」 (『ME全集』第10巻 読了)
大下英治 『日本共産党の深層』
玄侑宗久 『光の山』
マルクス 「議会の閉会」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「内閣危機の解明」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「議会情報」 (『ME全集』第11巻)
川上則道 『市場原理主義と社会主義への展望』
エンゲルス 「ヨーロッパの戦争」 (『ME全集』第11巻)
本庄豊 『魯迅の愛した内山書店』
マルクス・エンゲルス 「議会から―戦況」 (『ME全集』第11巻)
マルクス・エンゲルス 「イギリスの前政府」 (『ME全集』第11巻)
小森陽一 『使者の声、生者の言葉』
高橋敏夫・田村景子 『文学の風景』
マルクス 「内閣の危機について」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「アバディーン内閣の崩壊」 (『ME全集』第11巻)
西谷敏ほか 『日本の雇用が危ない』
マルクス 「打倒された内閣」 (『ME全集』第11巻)
仁比聡平 『秘密保護法はすぐ廃止へ!』
マルクス 「諸政党と諸派閥」 (『ME全集』第11巻)
神戸女学院大学石川康宏ゼミナール 『女子大生のゲンパツ勉強会』
マルクス 「二つの危機」 (『ME全集』第11巻)
渡邉格 『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』
佐多稲子研究会編 『凛として立つ』
マルクス 「クリミアにおける戦闘」 (『ME全集』第11巻)
高田太久吉 『現代資本主義とマルクス経済学』
マルクス・エンゲルス 「パーマストン―軍隊」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「議会から―グラッドストンの発言」 (『ME全集』第11巻)
斉藤利彦 『作家太宰治の誕生』
マルクス 「パーマストン卿」 (『ME全集』第11巻)
福澤徹三 『もうブラック企業しか入れない』
マルクス 「ハーバードの再選」 (『ME全集』第11巻)
竹山修身 『訣別』
マルクス 「議会」 (『ME全集』第11巻)
マルクス 「トーリー党と急進派との連合」 (『ME全集』第11巻)
吉村康 『闇に虹にかけた生涯』
セルゲイ・パスケービッチ/デニス・ビセネブスキー 『チェルノブイリ、現実の世界』
エンゲルス 「ヨーロッパをおそう戦雲」 (『ME全集』第11巻)
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タイトル 日 時
2月の読書記録
エンゲルス 「ボマルスンドの奪取T」 (『ME全集』第10巻) エンゲルス 「ボマルスンドの奪取U」 (『ME全集』第10巻) マルクス 「革命のスペイン」 (『ME全集』第10巻) 北村洋基 『改定新版 現代社会経済学』 早川タダノリ 『原発ユートピア日本』 マルクス 「スペインにおける反動」 (『ME全集』第10巻) マルクス 「マッツィーニ逮捕の噂」 (『ME全集』第10巻) 上田誠吉 『ある北大生の受難』 マルクス 「連合国艦隊の作戦」 (『ME全集』第10巻) エンゲ... ...続きを見る

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2014/03/09 15:07
2014年1月の読書記録
マルクス 「ギリシアの蜂起」 (『ME全集』第10巻) マルクス 「オデッサの砲撃」 (『ME全集』第10巻) マルクス 「イギリスの財政」 (『ME全集』第10巻) 日野秀逸 『憲法を生かす社会保障へ』 エンゲルス 「すばらしい勝利」 (『ME全集』第10巻) 加藤周一 『加藤周一最終講義』 マルクス 「セヴァストーポリの攻撃」 (『ME全集』第10巻) 大谷禎之介・平山友長編 『マルクス抜粋ノートからマルクスを読む』 エンゲルス 「バルト海と黒海における戦功」 (『ME全集』... ...続きを見る

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2014/02/02 14:23
12月の読書記録
エンゲルス 「ヨーロッパらおける最後の会戦」 (『ME全集』第10巻) 平林久 『観測がひらく不思議な宇宙』 マルクス 「ツァリーの見解―アルバート公」 (『ME全集』第10巻) マルクス・エンゲルス 「コンスタンティノーブルの築城」 (『ME全集』第10巻) 樋口陽一 『憲法近代知の復権へ』 バルザック 『海辺の悲劇』 脳科学総合研究センター編 『脳科学の教科書 こころ編』 マルクス 「オルロフ伯の使節旅行」 (『ME全集』第10巻) ジョン・W・ダワー 『忘却のしかた、記憶の... ...続きを見る

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2014/01/02 09:19
11月の読書記録
マルクス 「戦争問題―財政事情―ストライキ」 (『ME全集』第9巻) 坂本修 『アベノ改憲の真実』 マルクス 「トルコの宣言」 (『ME全集』第9巻) マルクス 「ドルクリューズの逮捕」 (『ME全集』第9巻) 池田香代子 『引き返す道はもうないのだから』 エンゲルス 「トルコにおける軍隊の運動」 (『ME全集』第9巻) 不破哲三 『古典教室 第3巻』 エンゲルス 「神聖戦争」 (『ME全集』第9巻) マルクス 「戦争―ストライキ―食糧不足」 (『ME全集』第9巻) 渡辺治 『... ...続きを見る

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2013/12/03 20:03
10月の読書記録
マルクス 「広告税―ロシア軍の運動」 (『ME全集』第9巻) 今野晴貴 『生活保護』 マルクス 「戦争問題―イギリスの人口および貿易統計」 (『ME全集』第9巻) 朝日新聞特別報道部編 『プロメテウスの罠 4』 マルクス 「アーカート―ベム―上院におけるトルコ問題の討論」 (『ME全集』第9巻) マルクス 「下院におけるトルコ問題の討論」 (『ME全集』第9巻) 尾西康充 『小林多喜二の思想と文学』 マルクス 「大陸の事件とイギリスの事件」 (『ME全集』第9巻) 綿矢りさ 『大... ...続きを見る

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2013/11/03 16:11
9月の読書記録
マルクス 「トルコ問題―『タイムズ』―ロシアの領土拡張」 (『ME全集』第9巻) ブラック企業大賞実行委員会 『マンガでわかるブラック企業』 マルクス 「ロシアのいかさま」 (『ME全集』第9巻) 清水雅彦 『憲法を変えて「戦争のボタン」を押しますか?』 マルクス 「イギリスのインド支配」 (『ME全集』第9巻) ブラック企業大賞実行委員会 『ブラック語録』 マルクス 「イギリスの好況」 (『ME全集』第9巻) 松井博 『企業が「帝国化」する』 坪川宏子・大森典子 『司法が認定し... ...続きを見る

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2013/10/21 19:48
8月の読書記録
エンゲルス 「共産主義者同盟の歴史によせて」 (『ME全集』第8巻) 安斎育郎編 『「原発ゼロ」プログラム』 しんぶん赤旗編集部 『亡国の経済』 マルクス・エンゲルス 「メモと記録文書」 (『ME全集』第8巻 了) 宇佐美昇三 『蟹工船興亡史』 青木高夫 『日本国憲法はどう生まれたか』 マルクス・エンゲルス 「イギリスの政治」 (『ME全集』第9巻) 関野秀明 『現代の政治課題と「資本論」』 エンゲルス 「トルコにおける真の係争点」 (『ME全集』第9巻) マルクス 「ロンドン... ...続きを見る

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2013/09/08 11:12
7月の読書記録
マルクス 「チャーティスト」 (『ME全集』第8巻) 萩原伸次郎 『TPP アメリカ発第3の構造改革』 マルクス 「選挙の腐敗行為」 (『ME全集』第8巻) マルクス 「選挙の結果」 (『ME全集』第8巻) 小沢隆一ほか 『市民に選挙をとりもどせ!』 マルクス 「マッツィーニとコシュートのたくらみ」 (『ME全集』第8巻) マルクス 「貧困と自由貿易」 (『ME全集』第8巻) 晴山一穂ほか 『公務員の実像』 マルクス 「商業的熱狂の政治的帰結」 (『ME全集』第8巻) マルク... ...続きを見る

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2013/08/03 15:49
6月の読書記録
上脇博之 『日本国憲法VS自民改憲案』 エンゲルス 「ドイツにおける革命と反革命」 (『ME全集』第8巻) レーニン 『労働組合論(中)』(国民文庫) マルクス 「声明」 (『ME全集』第8巻) いとうせいこう 『想像ラジオ』 伊藤真 『赤ペンチェック自民党憲法改正草案』 小谷敏 『ジェラシーが支配する国』 樋口陽一 『いま、「憲法改正」をどう考えるか』 奥平康弘ほか編 『改憲の何が問題か』 牧野広義 『知のエッセンス』 志位和夫 『綱領教室 第1巻』 志位和夫 『綱領教室... ...続きを見る

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2013/07/01 05:41
5月の読書記録
エンゲルス 「国家廃止のスローガンとドイツの『無政府の友』について」 (『ME全集』第7巻) マルクス・エンゲルス 「評論 1850年5月−10月」 (『ME全集』第7巻) 藤岡喚太郎 『海はどうしてできたのか』 マルクス・エンゲルス 「『アーノルト・ルーゲに反対する』声明」 (『ME全集』第7巻) 労働運動総合研究所編 『ディーセントワークの実現へ』 エンゲルス 「『タイムズ』編集者への手紙」 (『ME全集』第7巻) 長谷川一裕 『自民党改憲案を読み解く』 エンゲルス 「1852... ...続きを見る

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2013/06/09 17:06
4月の読書記録
歴史教育者協議会編 『日本社会の歴史(上)』 歴史教育者協議会編 『日本社会の歴史(下)』 マルクス・エンゲルス 「『新ライン新聞、政治経済評論』1850年2月、第二号の書評」 (『ME全集』第7巻) 佐々木力 『科学論入門』 大浦ふみ子 『原潜記者』 『経済』2013年5月号 「マルクス経済学のすすめ」 マルクス・エンゲルス 「評論1850年1月−2月」 (『ME全集』第7巻) 東京学習会議編 『新・日本国憲法講座 第二部』 エンゲルス 「十時間労働問題」 (『ME全集』第7巻... ...続きを見る

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2013/05/06 15:10
3月の読書記録
マルクス 「戦時法規による『新ライン新聞』の禁止」 (『ME全集』第6巻) 池井戸潤 『七つの会議』 エンゲルス 「ハンガリー」 (『ME全集』第6巻) マルクス・エンゲルス 「わが国民に告ぐ」 (『ME全集』第6巻) マルクス・エンゲルス 「ケルンの労働者へ」 (『ME全集』第6巻) 丸山惠也編 『現代日本の多国籍企業』 天笠崇 『成果主義とメンタルヘルス』 マルクス・エンゲルス 「論文と文書」 (『ME全集』第6巻) マルクス 「賃金」 (『ME全集』第6巻) エンゲルス ... ...続きを見る

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2013/03/31 17:47
2月の読書記録
2013年2月の読書記録 エンゲルス 「ロシア軍」 (『ME全集』第6巻) エンゲルス 「プラカード法についての討論」 (『ME全集』第6巻) 二宮厚美 『橋下主義 解体新書』 エンゲルス 「ラサール」 (『ME全集』第6巻) エンゲルス 「下院の解散」 (『ME全集』第6巻) エンゲルス 「ポーゼン」 (『ME全集』第6巻) 不破哲三 『歴史から学ぶ』 一ノ宮美成+グループK・21 『橋下徹と石原慎太郎 日本維新の会の陰謀』 エンゲルス 「ベルリンにおける反革命計画」 ... ...続きを見る

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2013/03/07 21:12
2013年1月の読書
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2013/02/01 22:46
12月の読書
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2012/12/31 16:35
11月の読書
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2012/12/16 19:22
10月の読書
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2012/11/08 08:28
9月の読書
 9月の読書は以下のとおり。 ...続きを見る

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2012/09/30 17:11
8月の読書
 8月の読書。『ME全集』第4巻を読み終り、第5巻を読み始めた。第5巻は『新ライン新聞』の諸論文が収録されているので、時代背景等がわからないと理解不能の部分もあるが、まあとりあえず全文を読み進めている。 ...続きを見る

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2012/09/02 08:33
7月の読書
 7月の読書は以下のとおり。『ME全集』第4巻がもうすぐ終わり、8月中旬からは第5巻へ。 ...続きを見る

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2012/08/02 06:17
6月の読書
 例年に比べ読書量が増えている。読書スタイルがかわったわけではないから、読むスピードが速くなったのかもしれない。今月は橋下関連本を何冊か読んだが、橋下ブレーンの書には驚かされる。ウソが多い。こんなウソが許されていいのか。橋下氏に打算からすり寄る政治家とマスコミがこんなことを許す一因になっていることが推測できる。こんな事態はいつまでも続かないだろう。 6月の読書は以下。 ...続きを見る

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2012/06/30 17:42
5月の読書
 5月はいつもよりたくさんの本を読んだ。『ME全集第3巻はもうすぐ終わりそう。『手塚英孝著作集』第ニ巻は、一作ずつボチボチ読んでいるので、まだまだかかるかな。  この5月だけで、橋下関連の本がいったい何冊出版されたのだろうか。ほとんどがブームに便乗しているとしか思われないような手合いだ。その中でも、しっかり検証した本が読まれることを期待する。  5月の読書は以下のとおり。 ...続きを見る

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2012/06/03 16:01
4月の読書
 正月から読み始めた『マルクス=エンゲルス全集』の第二巻を読み終わった。第三巻は「ドイツ・イデオロギー」でほぼ一巻。ぼちぼち読み進めたい。  考えること多く、このブログは読書記録のみになっている。カーキーソルトさんから、ブログの更新がないと指摘されたが、当面、読書記録だけはしておこうと思っている。フェイスブックのほうで発信しているが、これも少し滞り気味だ。  まあ、元気に、あれこれ深く考えながら行動しているので、ご心配なく。4月の読書は、以下のとおり。  なお、橋下氏関連の出版が相次いでい... ...続きを見る

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2012/05/01 19:27
3月の読書
 3月は忙しい月だった。週2回の妻のリハビリ通院への付き添い。娘の就職に伴い、神奈川に新居の準備に一泊二日で行き、家財道具いっさいを買いそろえて帰ってくるなど。  とうとう今週は疲労のピークにきてしまって、参った。今朝から快復したので、安心したけど、4月2日に転勤。新しい仕事につくから、またイチからスタートだ。  3月は『マルクス=エンゲルス全集』第1巻を読み終わり、第2巻の「聖家族」まで読んだ。『日本プロレタリア文学集』第11巻も読み終わった。4月は読書時間が短くなりそうだが、読みたい本が... ...続きを見る

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2012/03/31 18:40
2月の読書
 毎年、2月は読書量が少しだけ減るが、今年もやっぱり予定した本を読み切れなかった。まあ、それでも読んだほうかな。  最近は、フェイスブックに書き込むのが精いっぱいで、ブログまで手が回らない。とりあえず、読んだ本だけ記しておきたい。 ...続きを見る

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2012/03/03 18:30
2012年1月の読書
2012年1月の読書  今年も、いまを考えながら本を読んでいる。『ME全集』は、この調子ならどこまで読めるだろうか。2月は多喜二祭の月だから、少しペースダウンするかも。2012年1月の読書は以下のとおり。 ...続きを見る

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2012/01/31 19:17
読書コメントも難しくなってきた
 最近は、簡単にコメントできるフェイスブックへの書き込みで済ましているため、このブログへの書き込みが減ってしまった。ブログには、ブログの発信力があるので、必要だと思うが時間がなくなる中で、両方は難しい。興味のある人は、フェイスブックへの登録を。 ...続きを見る

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2012/01/24 19:34
三日間の読書三昧
 ここ数年、1月1日から3日まで同じ生活パターンだ。とはいえ、読書タイムが私のリフレッシュ時間だから、最高の休養でもある。  今年も、1日に義姉家族との新年会に出かける以外は、読書タイムと晩酌タイムのみ。そして、早寝早起きを心がけ、健康的な生活を過ごした。 ...続きを見る

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2012/01/03 16:07
西谷正著『坂田昌一の生涯』
西谷正著『坂田昌一の生涯』  西谷正著『坂田昌一の生涯―科学と平和の創造』を読んだ。最初に記しておくが、西尾成子著『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝石原純』と併せて読まれることをお薦めする。 ...続きを見る

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2012/01/03 11:47
12月の読書
12月の読書  昨日、今年1年間の読書について書いたが、本日は12月の読書について。 今年の後半はレーニンの本を意識的に読んだが、今月は国民文庫のレーニン著『マルクス=エンゲルス=マルクス主義』(全三巻)を批判的に読んだ。『唯物論と経験批判論』や『帝国主義論』など数多くの功績があるレーニンが「革命論」で一面的な論を強硬に展開したのか(晩年、修正しているが)。科学的社会主義から逸脱する者との論争の繰り返しが、激烈になり勇み足を招いたとの感さえもってしまう。外なる敵と内なる敵といえば、言い過ぎになるかもしれない... ...続きを見る

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2011/12/31 17:22
2011年の読書
 2011年も明日で終わり。今年は、昨年から続けたヘーゲル弁証法の学習をなんとか計画どおり終わらせ、古典学習にこだわり続けた。今年は230冊を読了したが、3月以降、原発や大震災関連の本を漁ったので、自然科学や文学の分野が少なかった。 ...続きを見る

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2011/12/30 17:37
竹本賢三著『蘇鉄のある風景』
 原発小説集として発行された竹本賢三著『蘇鉄のある風景』を読んだ。元赤旗記者としいうこともあり、現場のリアルな人間模様や労働現場、労働者の生の実態などが描写され、興味深かった。興味ある人は、読んでみるといいだろう。 ...続きを見る

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2011/12/04 18:15
樫本喜一編『坂田昌一 原子力をめぐる科学者の社会的責任』
 原発をめぐる戦後からの状況を、科学者の視点から見つけ続け、発言し続けた坂田昌一の文集。「平和利用」という「思い」にこだわった今日的には疑問符がふされる内容はあるものの、坂田昌一や日本学術会議が指摘し、警告した事項を忠実に守ろうとすれば、原発の稼働はあり得なかったことが予測される。  科学者の科学的な指摘や警告に耳を貸さず、原発を推進した政府や原発推進者の「無理」があらためて分かる。60年前から、安全性を死守しようとする政治姿勢もなかったことが分かる。このような曖昧な状態のもとで、原発を稼働し... ...続きを見る

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2011/12/04 17:47
「自然発生的」について
 私も時には使っているかもしれない「自然発生的」という言葉について、考えさせられた。レーニンの「なにをなすべきか?」に書かれている。以前に読んだ時には、素通りしたかもしれない。今月、レーニンの「マルクス=エンゲルス=マルクス主義 1」(国民文庫)収録の「なにをなすべきか?」抜粋を読んでいて、釘づけになった。「自然発生的にもいろいろある」として、「理解しはじめた」という捉え方は、偶然ではなく必然性が内在していることを示している。歴史が断絶していないように、人間社会の運動も断絶していないことを考える... ...続きを見る

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2011/12/04 17:29
11月の読書
11月の読書  昼間は仕事。夜は労働運動。非専従に戻って2ヶ月目。非専従で全体を見渡すのはなかなか難しい。けど、「木を見て森をみず」にならないようにしないといけない。  11月の読書は以下。『資本論』はこだわって読み続けている。青木笙子著『沈黙の川 本田延三郎 点綴』は、本田延三郎の生涯だけでなく、小林多喜二との関わり、井上ひさしとの関わり、「組曲虐殺」に関することなど、興味深い内容だった。 ...続きを見る

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2011/12/01 21:55
「蟹工船」劇 「北緯五十度以北」と小林多喜二
 以前、古本市で購入した吉田謙吉著『築地小劇場の時代』を読んだ。ここに書いてあることが本当なら、蟹工船執筆の調査は函館だけでなく、船中の様子などは小樽でも調査していたことになる。興味深い。吉田謙吉は舞台装置家で築地小劇場で仕事をしていた。以下、引用(P233〜)。 ...続きを見る

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2011/11/13 17:19
10月の読書
10月の読書  新しい生活スタイルに入った10月、少し時間的余裕というか、読書タイムが増えた。もちろん、腰を据えた時間ではないが、移動中や休憩時間、待ち時間などに集中する時間が増えたということだけど。  しかし、9月までの過密労働の影響が確実にきたのも今月だった。心配をかけてはいけないので、誰にも言わなかったが、10月の体調は最悪だった。家にたどり着くとゼーゼーと身体中で息をしないといけないほど疲労していた。夜になったら発熱する持病が毎晩続き、苦しい一カ月だった。  昼間は元気で(どうしてか人の前では元気... ...続きを見る

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2011/10/31 21:33
昼休みの読書
 10月以降も相変わらず忙しい日々を過ごしている。昼間は仕事、晩は労働組合。昼間も休暇を取って労働組合の日も多い。まあ休暇にも限度があるので、いまの活動スタイルは年内だと思っている。来年からは、昼間は仕事、晩は労働組合活動というスタイルになるだろう。 ...続きを見る

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2011/10/28 21:58
科学と哲学と芸術
 西尾成子著『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝 石原純』を読み終わった。これは書き残しておかなければという石原純の言葉がいくつもあった。あの時代に、科学的考察を貫いたことにまず敬意を感ずる。そして、最後の死に唖然とする。生きていれば、戦後にどのような活躍をしたか、みたかったものだ。 ...続きを見る

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2011/10/10 15:34
西尾成子著『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝 石原純』
西尾成子著『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝 石原純』  3・11以降、大震災や原発に関する本が続々と出版されている。3・11を「科学」的に考えるために、それらの書をむさぼり読んでいる。同時に、執筆者の観念に振り回されず、自分の頭で考えるために、古典と科学を学び直すことの重要性を感じている。  とはいえ、まずは現状の認識が必要だとしゃかりきに現状認識に努めてきた。これはこれで大事だが、急がば回れ、も必要かもしれない。そんなことを考えながら、現状認識を中心にしながらも、本を漁っている。 ...続きを見る

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2011/10/09 19:50
9月の読書
 9月30日の会議で、休職中の最後の役職も解任された。明日は復職初日として仕事に行く。2年間には沢山のことがあったけど、終わってみるとあっという間だった。今月からは非専従の役員として、晩や休日の活動が中心になる。2年前と環境が変わっているので、しばらくは生活リズムあわせが大変かもしれないなぁ。  まあ、元気に頑張るつもりだ。9月の読書は以下のとおり。読んでも、読んでも、読みたい本が山済み。10月からG.W.F.ヘーゲル『論理学講義 ベルリン大学1831年』をテキストにしたゼミがあるのだが、毎週... ...続きを見る

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2011/10/02 10:24
8月の読書
 8月の読書。 ...続きを見る

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2011/09/01 07:21
石川康宏著『人間の復興か、資本の論理か 3・11後の日本』
 石川康宏著『人間の復興か、資本の論理か 3・11後の日本』を、大震災からちょうど5カ月目の8月11日に読み終わった。感想を書く時間がなかったので、今日になったが紹介だけしておきたい。  タイトルに石川先生の思いが込められていると思う。大震災後、私も同趣旨の思いを抱いている。今度の定期大会の方針への思いとして、「人の命とその尊厳を第一義にした憲法を守り活かす国づくり」をひとつの柱にした。「人間の復興」に通じるし、「資本の論理」でなく憲法の精神をくらしのすみずみに活かす国づくりこそが必要だと思っ... ...続きを見る

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2011/08/14 18:20
6月と7月の読書
 6月の読書記録を残すのを忘れていた。7月とまとめて記録しておく。今日は自宅で大会方針などの仕事をしている。7月はかなりのハードスケジュールの合間に方針つくりを並行して行ってきたが、8月はどうなることやら。昨年は夏休みを1日取っただけだが、今年は取れるのだろうか。 ...続きを見る

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2011/07/31 13:04
1946年に『母の語る小林多喜二』が発行されていたら
 小林セキ述『母の語る小林多喜二』を読んだ。まだ読んでいない人のために内容には触れないが、もし『母の語る小林多喜二』が1946年に発売されていたら、あるいはこの原稿が埋もれていなかったら、小林多喜二伝に追加されるべき内容が複数ある。手塚英孝『小林多喜二』執筆時に確認調査が行われていただろう、と思われる。  もちろん、1946年時点のセキさんの記憶であり、思いこみや記憶違いもあろうが、貴重な内容である。今後、多喜二の生涯について書く場合、この『母が語る小林多喜二』を念頭に入れなければならないだろ... ...続きを見る

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2011/07/17 08:32
林京子著(聞き手:島村輝) 『被爆を生きて』
 島村先生が林京子さんの聞き手となって発行された岩波ブックレット『被爆を生きて』を読んだ。林京子さんと島村先生の結びつきがよくわからなかったが(過去に聞いていて忘れているのかもしれないが)、「逗子・葉山九条の会」などでのお付き合いと知った。  林京子さんの作品は私も読んでいるが、『希望』(2005年講談社)以降読んでいないような気がする。『希望』は、新しい命を創る覚悟をもつことで、「絶望」から「希望」を拓き、「一人で頑張ることはないんだよ、一緒に歩いていこう」と一人だけの問題ではないことを描い... ...続きを見る

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2011/07/10 10:23
やっぱり読書
 昨日の夕方、突然、疲労がピークに達した。今日は一日家でゆっくりしようと、朝もいつもより2時間も遅く目覚めた。朝は、ゆっくり過ごしたが、ちょっと本でも・・・。と思ったら止まらない。あーあ。  楜沢健著『だから、鶴彬』とカール・マルクス著『資本主義的生産に先行する諸形態』(国民文庫)を読んだ。 ...続きを見る

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2011/06/05 18:32
「批判の圧殺」のさきにあるもの
 安斎育郎著『福島原発事故』を読んだ。原発の問題点や今後の原発政策など、いま、必要な視点が書かれている。それだけではない。政府と電力企業が結びついて批判の圧殺をすすめてきたことを著者自身の体験から語られている。 ...続きを見る

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2011/06/02 22:33
5月の読書記録
 今月は新刊本だけでなく、買ったままにしていた本や古本を意識しながら読んだ。レーニンの『カール・マルクス』は何度目かになるが、新しい発見があった。古典学習を繰り返すことはやはり重要だ。「導きの糸」にしたい。 ...続きを見る

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2011/06/01 06:38
1928年2月20日 普通選挙(男子のみ)の日の疑問
 男子だけの普通選挙が始まって以来、1928年、1930年、1932年、1936年といずれも2月20日が投票日だった。ずっと、なぜ2月20日なのかを疑問に思っていた。2月20日が特別の休日であった可能性を調べてきたが、的外れであった。2月20日は、多喜二が虐殺された日でもあり、こだわりすぎたのかもしれない。 ...続きを見る

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2011/05/30 20:36
戦前における全国で最後の公然たる多喜二労農葬
 大岡欽治『関西新劇史』を読んで、神戸のことで、これだけは記録しておかなければならないと思うものがあったが、多忙のためほったらかしになってしまった。あらためて記録しておく。ゴシックが本文のなかの引用。 ...続きを見る

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2011/05/21 18:07
読書三昧の一日のしようと思ったが
 今日は久々に読書三昧の一日にしようと思っていたが、この間積りにつもった書籍や書類などの整理を始めてしまった。とうとう整理棚を買いに行き、私のわずかなスペース(一畳もないスペース。1階から3階までに本棚を9個も置いているので贅沢がいえない)を綺麗にした。これで、当分は気持ち良く仕事ができそうだ(笑)。 ...続きを見る

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2011/05/05 17:17
のびのび、ヒヤヒヤ、ゆっくり読書
 今日は早朝から久々にのんびりした。夜中に帰ってきた息子が10時頃に起きてきて、約束のドライブ。ずいぶん運転にも慣れてきた感じて安心して乗れた。ところが、途中で「免許を家に忘れてきた」というではないか。仕方がないから帰りは私が運転して帰ってきた。昼食に食べた焼き肉定食は安い割に旨かった。焼き肉を食べるのが久々だったせいかな〜。 ...続きを見る

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2011/05/04 18:55
4月の読書記録
 本日はメーデー。あいにく大阪の天気は悪いが元気に行ってくる。4月の読書は、古典が中心になった。『資本論』をまた読み始めた。『学習版 資本論』はお薦めなんだけど、2冊目以降の出版がいつになるのかわからない。隔月一冊ペースで発行してくれれば、私のペースにあうのだが、発行計画もわからない。 ...続きを見る

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2011/05/01 06:24
3月の読書
 今日は3月31日。何の日かよくよく考えていなかったが、長年勤めた仕事を退職する日の人もいる。会議が終わって一服していたら、いつも身近にいた(場所としてではなく、心として)先輩が退職の挨拶に訪れてくれた。  「どうしたん」と尋ねたら、「今日が退職だから挨拶に来た」と言われて、ハット、気付いた。まだまだ、ダメだよね。未熟だよね。わかってはいたのに、自分の仕事のことで頭がいっぱいで、人の気持ちに気付けないでいる。気のきいた言葉をかけることもできなかった。  それが、いまの私の限界かもしれないけど... ...続きを見る

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2011/03/31 23:07
読みたい本、読み直したい本が山積み
 早朝、通勤電車、隙間を見つけての読書を続けているが、読みたい本、読み直したい本が山のようにある。いま起こっていることも知りたい。古典を読んで、ものの見方・考え方を鍛えたい。私の知識欲は留まるところがないが、時間には限りがある。  短い時間に集中する「集中力」はアップしているが、この「集中力」が疲労の原因にもなっている。それでも「知りたい」「学びたい」という欲求は途切れることがない。 ...続きを見る

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2011/03/27 19:59
2月の読書記録
 今日は発熱との格闘の一日だった。夕方になって、やっと熱が下がり、微熱はあるがほぼ回復、また頭が動き出した(笑)。今月の読書は、ちょっと欲求不満だった(笑)。 ...続きを見る

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2011/02/28 20:28
2011年1月の読書
 正月休みがあったので、新年からけっこう読めた。今月からまた任務が増え、私の読書計画も狂いそうだが、出勤前と通勤中の読書時間だけは確保したいと思う。読書タイムを削っての「仕事一筋」ではストレスが溜まるからね。と言っても、2月からの任務は責任重大かつ迅速さが重要だ。なんとか頑張ってみるが、どうなることやら・・・。 ...続きを見る

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2011/01/31 22:18
インターネットを通じて関心を集めた『蟹工船』
 藤山清郷著『言論の自由なこの国で』を読んだ。著者は「言論の自由なはずのこの国で、いま、異論を許さぬ風潮が、じわりとこの社会を覆いはじめている」と、いくつかの具体的事例を示しながら、警告を発している。物足りなさもあるが、このような警告が発せられることをしっかりと受け止めることは重要だ。 ...続きを見る

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2011/01/02 19:24
2010年・12月の読書
 今年は、昨年からはじめた『資本論』の通読を完了し、ヘーゲル『小論理学』に挑戦しました。ヘーゲル弁証法の学習はまだ途上ですが、引き続き弁証法と『資本論』の反復学習が必要だと考えています。  来年は、あらためて哲学と古典に重点をおきながら現代を考える学習を続けたいと思います。経済のしくみを弁証法的に学ぶことは現代を考えるうえで欠かせないので、経済の学習も繰り返したいと思っています。  学習には、目的と努力と忍耐、継続性が必要です。長年培ってきた学習姿勢が、私がいまを生きるうえで大きな力になって... ...続きを見る

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2010/12/31 07:52
11月の読書
 もう20年以上前からの付き合いになるけど、私が20代の頃から労働運動について身体ごと教えてくれた先輩と二人で一杯やりました。退職後に胃がんで全摘をしたにもかかわらず、がん発覚前の約束を引き受けて、高齢者運動を続けている人です。  私の20代を思い出してしまいました。元気と勢いだけで、いま思うと恥ずかしい限りです。でも、あの時代に学んだことが、いろいろな面で身に付いているのだと、あらためて思いました。  「学習しないとダメだよね」「そのうえでの戦略が必要だよね」「諦めずに粘り強く、ムダかもし... ...続きを見る

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2010/11/30 21:56
現存する前提から生じる現実的運動が「変化」を生み出す
 岩佐茂編『マルクスの構想力』をぼちぼち読んでいます。明石英人「疎外論とイデオロギー」は、『ドイツ・イデオロギー』からの読解で、マルクス・エンゲルスの共同作業であったものの主にマルクス部分を読み解いています。  あらためて『ドイツ・イデオロギー』を考えることによって見えてくるものがあります。 ...続きを見る

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2010/11/14 17:23
ヘーゲル「小論理学」を読む メモ
 高村是懿著『ヘーゲル「小論理学」を読む』(1)を読み終わりました。少しメモを残しておきます。 ...続きを見る

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2010/11/14 16:58
ハイネとマルクス
 ずいぶん前に買っていた岩佐茂編『マルクスの構想力』を読み始めています。この本の中に「ハイネとマルクス」というコラムがあります。  マルクスの曾曾曾祖父母がハイネの曾曾祖父母だそうです。ちょうどヘーゲル弁証法の勉強中で、ハイネ著『ドイツ古典哲学の本質』がヘーゲルについて書いていることを読んだ後なだけに興味深いものがありました。 ...続きを見る

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2010/11/13 17:26
ヘーゲルは「観念論的装いをもった唯物論」か!?
 レーニンの『哲学ノート』で予習し、ヘーゲル『小論理学』に挑戦していましたが、読み終わりました。難解な言葉や言い回しが多いのに辟易したのですが、真理への接近がどうあるべきかを哲学的に考えるとはなにか、体系的に説明できるものでなければならないという首尾一貫した「弁証法」に引き込まれました。  これまでにも何度か挑戦しましたが、今回はかなり大きな視点で読むことができました。学習の重要性、実践による検証の重要性をあらためて感じました。 ...続きを見る

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2010/11/07 21:22
10月の読書記録
 今月は、宇宙と星の話(『星から宇宙へ』)から人類とアイヌの話(『アイヌの歴史』)、哲学(『哲学ノート』)、社会の現状(『脱「子どもの貧困」への処方箋』など複数)、経済学(『夢とロマンの経済学』)、詩(『亡びの土のふるさと』)、小説(『一週間』)などなどと、幅広く読みました。  読みたい本が本棚に山積しています。さて、11月はどんな読書をしようかな。 ...続きを見る

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2010/10/31 17:02
レーニン「哲学ノート」からヘーゲル「小論理学」へ
 毎月の連載の締め切りが明後日になりました。まだ構想は途中ですが、輪郭は出来つつあります。明日の晩に仕上げて、明後日の朝に見直して、出稿したいと思います。いつの間にか27回目になりました。ホント月日の経つのは早いですよね。 ...続きを見る

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2010/10/24 18:25
資本主義って何?マルクスの眼
 『経済』11月号が「資本主義って何?マルクスの眼」という特集を組んでいます。本当にタイムリーだと思います。 ...続きを見る

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2010/10/11 18:28
『資本論』と、民営化という「市場」拡大
 昨日の続きで、『経済』11月号の「『資本論』で社会を語ってみた」を読みました。私も青年部の学習会で直接ではなく間接的に挑戦している最中の取り組みを、正面からやっているのを読んで、正面突破もなかなか意義があるなと思いました。まあ、私の場合は4回の学習会で現代の仕組みの一端を知ってもらおうという試みなので、比べようもありませんが。 ...続きを見る

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2010/10/10 17:03
なぜ19世紀のマルクスの古典を学ぶのか
 『経済』11月号が、「資本主義って何? マルクスの眼」という特集をくんでいます。まだ1本を摘まみ読みしただけですが、タイムリーな特集だと思います。マルクスと『資本論』がなぜ注目されているのか、なぜ学ぶ必要があるのか、最初に読んだ一本にそのことを考える視点が述べられていました。  往復書簡=内田樹/石川康宏「もしマルクスが生きていたら」です。以前に両者著の『若者よ、マルクスを読もう』について感想を書き込みましたが、その著についての「往復書簡」です。  参考 http://f-mirai.at... ...続きを見る

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2010/10/09 18:17
仲間のために「だまっているハズもない」
 松田解子自選集全10巻を買って、読み終わったのは4冊だけ。今日5冊目になる『亡びの土のふるさとへ』を読みました。力強い言葉の詩にグイグイ引っ張られました。松川事件の冤罪に対する人間の尊厳をかけた作品には、思わず、「そうだ!そうだ!」と叫びたくなります。 ...続きを見る

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2010/10/03 17:55
『蟹工船』に吹いた風
 中俣勝義氏『風のら〜ふる』(青風舎)という本が7月に発売されていました。中学校と医療福祉専門学校での教師生活の作文を活用した実践例の報告が詰まっています。著者の名前さえ知らないのですが、この中に『蟹工船』を読みながら現在を考える実践例があったので、読んでみました。 ...続きを見る

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2010/10/03 17:20
9月の読書記録
 今日は早く帰ってきました。仕事すれば仕事するだけ仕事が増えるのですよね。ホント、困ったものです。先日、来年の手帳を買って、決まっている予定を書き込み始めています。すでに来年の9月までけっこう予定が入っています。いくつもの府的団体の役員をしているのですが、それぞれの団体が年間予定を決めていたり、会議を定例化しているためです。早くから日程が固定されているのは、計画が立てやすいですが、多くの府的団体の役員を兼務している者にとっては縛りもキツイことになります。  9月末までの原稿締め切りや学習会の講... ...続きを見る

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2010/10/01 20:28
消費税がワーキングプアを増やす!
 時間に追われて書けなかったのですが、先週読んだ斎藤貴男著『消費税のカラクリ』の説得力は圧巻です。「TV・新聞が報じない不公平税制の実態」との帯にウソはありませんでした。  菅首相の続投が決まり、消費税をめぐる論争がこれから活発になることは必至ですが、その論争にも十分対抗できる事実に基づく実態がふんだんに盛り込まれています。 ...続きを見る

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2010/09/23 18:24
文学から得ることのできるエネルギーの深部に迫る『反貧困の文学』
 いまこそ現状への不満をあわれな人身御供にぶつける「負のエネルギー」に流されることをやめ、連帯と共生の「正(プラス)のエネルギー」を高めなければなりません。「生贄の政治」に決別し、社会的連帯にもとづく「共生の政治」に転換しなければなりません。  夏目漱石の時代から日本社会の底で脈々と受けつがれてきた「反貧困の文学」の系譜は、この「正のエネルギー」に大きく貢献すると思います。 ...続きを見る

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2010/09/20 11:29
マルクス 『インタナショナル』
 科学的社会主義の古典選書が最後に刊行されたのはいつただったのでしょうか。古典選書は新訳ということもあり、全書購入して読んでいましたが、もう出版されないことだろうと思っていました。  今回、不破哲三編集・文献解説で、翻訳は大月書店の『全集』を利用したものですが、マルクス『インタナショナル』、エンゲルス『多数者革命』が7月に刊行されました。 ...続きを見る

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2010/09/12 18:12
今、再びマルクスに光
 8月23日付け「朝日」が、「今、再びマルクスに光」という記事を掲載しました。「蟹工船」ブームが取り上げられた2008年には、すでに世界的に「資本論」が注目され、その後も日本ではマルクス関係の本が出版され続けています。遅かりし報道だと思うし、記事の書きぶりに首を捻りたくなる内容もありますが、それでもマルクス関連本の出版が続くもとで紹介されることに意味があります。  とりわけ、この記事でも取り上げられている『若者よ、マルクスを読もう』はマルクス20代の著作を論じたもの、『経済学・哲学草稿』がマル... ...続きを見る

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2010/09/01 19:35
8月の読書
 肝機能が弱っているとの人間ドックの結果を受け、休肝日をもうけようと昨日挑戦しました。2時になっても眠れない、3時になっても眠れない、4時になっても眠れない、もう5時だ、と思っているうちにウトウトしていました。  おかげで寝不足だし、かえって体調が悪いです。組合事務所で昼食をみんなで食べながら、この話をすると「1日では休肝日にはならない。せめて二日は休めないと」と言われました。こんなに苦労して、言われたのは、「もっと頑張れ」とは情けないですね(笑)。  今日はやっぱり無理なので、来週挑戦して... ...続きを見る

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2010/08/31 22:26
われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか
 「生物としての人間の歴史」を副題にした長い題名の本が発行されました。帯刀益夫著『われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか』です。人間の過去、現在、未来を考えるうえで、生物として、自然としての観点は欠かせません。生命科学の最先端から「生物としての人間」に迫る本書は読みごたえ十分です。 ...続きを見る

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2010/08/08 08:00
7月の読書
 今月は前半は参議院選挙、後半は大会方針の作成などで十分な読書時間が取れませんでした。心がけているのは、出勤前に、1時間だけは読書時間を確保するようにしていることです。あとは電車の移動中が読書時間です。  参考に、@必読的「お薦め」だと思う本を赤字で、A「お薦め」を緑で、B「参考になった」(すべてを肯定したわけではないものも含む)を青字で、先月どおり表示してみました。色がついていなくても参考になったものはあります。  7月の読書は次の本でした。 ...続きを見る

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2010/07/31 17:46
歌声よ、おこれ
 ふっと、思いついて、宮本百合子の「歌声よ、おこれ」を読み返しました。激動の時代に何が起こるのか、宮本百合子の目は、一直線にはすすまない要素をしっかりと捉え、そのために私たちがどうしなければならないかを訴えていました。旧体制側の動きをしっかりと見据えることは重要です。 ...続きを見る

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2010/07/26 07:25
6月の読書
 私の読書は、計画的に読んでいる本もあれば、手当たり次第に読んでいる本もあります。概ね年間200冊ほどの本を読みますが、当たりはずれも多く、中にはとんでもない「はずれ」を手にすることもあります。ネットの書店サイトで「面白そうだな」と思った本が、まるでつまらない本だったりするので、できるだけ本屋で実物をチェックするように心がけてはいるのですが、いまは本屋に行く時間もなかなかとれず、「はずれ」も増えています。  参考に、@必読的「お薦め」だと思う本を赤字で、A少し「お薦め」を緑で、B「参考になった... ...続きを見る

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2010/07/01 07:21
統一戦線運動として 共産党の原点
 片山やす他著の『わたしの歩んだ道 父片山潜の思い出とともに』を読みました。先月、片山潜『日本の労働運動』とマルクス・フォー・ビギナー『共産党宣言』を読んだばかりでしたので、片山潜の娘やす氏が語る片山潜を新鮮な思いで読みました。 ...続きを見る

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2010/06/29 20:28
若者よ、マルクスを読もう
 内田樹氏と石川康宏氏の往復書簡形式によるマルクス入門書『若者よ、マルクスを読もう』が出版されました。29歳で『共産党宣言』を執筆するまでの若きマルクスの情熱を伝えようとする本です。 ...続きを見る

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2010/06/23 06:41
「偽装雇用」 実態は雇用関係なのに業務委託契約?
 「偽装請負」、「名ばかり管理職」とも呼ばれる「偽装管理職」など、偽装によって脱法行為をはかろうとする手法があらゆるところで横行しています。公務の職場では、一時的・臨時的な場合に限り雇用できる非常勤職員制度がありますが、ここでも「偽装非常勤」なるものが横行しています。保育や学童保育の仕事は何十年も続いているのに、非常勤の保育士や学童指導員がどれほどいることでしょう。まさに「偽装非常勤」です。  「雇用は正規が当たり前」の社会を実現しないといけないですね。 ...続きを見る

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2010/06/22 21:59
川端康成
 先日、茨木市にある労働組合の定期大会に本部を代表して挨拶のために出かけました。途中の道に、川端康成文学館への方向と距離を示した標識を見つけました。かつて茨木市にある事務所で働いていたこともあるのに、いまだに行ったことはありません。  標識を見て、一度くらい行ってみてもいいかも、と思ったのと、『国文学 解釈と鑑賞』6月号を積んだままにしていることでした。「片岡鉄平―「失われた環」としての」は読んだのですが、他の論考を読み終えてから再度読んでみようと思ったまま、未読本の山の中に埋もれていました。... ...続きを見る

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2010/06/20 16:55
労働組合の「未来」
 マルクス・フォー・ビギナー全5巻のうちの4巻目『賃金・価格・利潤』を読みました。帯には「労働運動が必要なわけを経済学で解明。働く貧困層がひろがるいま、必読の古典。」と書かれています。  このシリーズの特徴は最初に解説があり、それが本文を読むための導きとなっていることです。@『共産党宣言』A『空想から科学へ』B『賃労働と資本』C『賃金・価格・利潤』D『フォイエルバッハ論』をこれから読もうとする人にお薦めです。私は5つとも新日本出版社の「科学的社会主義の古典新書」シリーズや国民文庫などで、何度も... ...続きを見る

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2010/06/17 22:35
5月の読書
 本日、東京での会議に参加したら、「あの連載書いている人ですよね。どんな人かと思っていた」と話しかけられました。単組の機関紙が全国組織に届いているのは当然として、それを読んでいる人がいたとは驚きでした。いつから小林多喜二のことをしているのか、などを聞かれたりしました。こんな話をされると嬉しいですね。 ...続きを見る

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2010/05/31 21:08
人間を使い捨て踏みにじる時代に抗する
 楜沢健氏に注目していましたが、今月発売された『だからプロレタリア文学』を読んでビックリしました。労働者の暮らしの実態に寄り添う「立ち位置」がこれほどはっきりしていたとは過去の論考で気づきませんでした。  なぜ、いまプロレタリア文学が再発見され、「蟹工船」だけでなく、マルクスと「資本論」が読み直されているのか、その根本的問題に迫るものになっています。 ...続きを見る

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2010/05/23 19:29
人類の共存
 5月7日に「ホモ・サピエンスとネアンデルタール人と交雑の可能性??」とのタイトルで、「読売新聞」の「絶滅したネアンデルタール人、現生人類と交雑」の記事に関する感想をアップしました。最近、一番アクセスが多いのは「井上ひさし」さんに関するものなのですが、それに次いでこの混血問題へのアクセスが増えています。  人類の問題にこれだけ関心が高いのかと少々驚きとともに、人間の科学への関心度に安心もしているところです。関連して、4年以上前に書いて、「オススメ書評」に選ばれて3,000ポイント獲得した『われ... ...続きを見る

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2010/05/09 11:15
読書と体力
 読書し続けるにも体力が必要なんだ。 ...続きを見る

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2010/05/05 17:23
戦争と「貧困」
 今日は朝から一日休みです。4月24日から25日にかけて12時間爆睡したのに、5月1日から2日にかけても12時間爆睡してしまいました。それだけでなく、2日の晩も、3日の晩も10時間爆睡です(笑)。こんなに寝たのは、いつ以来なのか記憶にもありません。まだ完全復調とはいえませんが、日頃の疲れが徐々に取れつつあります。 ...続きを見る

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2010/05/04 18:17
小林多喜二 「スキー」を読む
 小林多喜二のこのほど発見された当選短編小説「スキー」が、小樽文学舎のホームページからダウンロードできると教えてもらい、『市立小樽文学館報』第33号を印刷して読みました。 ...続きを見る

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2010/05/02 17:16
4月の読書
 今日は思い切って一日休みました。 ...続きを見る

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2010/04/30 18:58
『防雪林・不在地主』 島村輝氏解説
 いやー、今日は嬉しい雨です。肩こりがひどくてしんどかったのですが、18時からの宣伝行動が中止になり、おかげで早く帰ってくることができました(笑。本当は喜んではいけないのですが)。 ...続きを見る

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2010/04/27 21:25
岩波文庫 今度は『独房・党生活者』
 小林多喜二の『防雪林・不在地主』が岩波文庫から発売され、我が家には今日には届く予定なのですが、来月も多喜二の小説が発売されます。 ...続きを見る

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2010/04/19 05:57
人間と人間との関係 科学的な経済学
 『経済』5月号は今年も「マルクス経済学のすすめ」特集です。毎年注目している特集号なのですが、今年はいままでになく「人間」を語る内容になっています。人間が大切にされず、モノ扱いされる、人間よりも「経済」優先の企業活動がすすめられるもとで、重要なことが必然的に集約されてきていると感じました。  人間と人間との関係を分析し、その解決方法を示すのが科学的な経済学、です。このことが全体に貫かれた特集号として、これまで「経済学」というだけで敬遠していた人にも読んで欲しい一冊だと思います。 ...続きを見る

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2010/04/18 06:49
大正デモクラシーの可能性と三人の軌跡
 岩波新書のシリーズ日本近現代史Iの『日本の近現代史をどうみるか』を読みました。近現代史の「通史」と銘打って発売されたので、最後の10冊まで読んだのですが、なかには同意できない著者の執筆物もありました。  この最終巻は、過去9冊の著者がそれぞれの立場から、あらためて執筆したものを一冊にしています。その中で、いくつか新しい視点も示され、興味深く読んだものもあります。ただ、全体的には物足りない内容になっています。  その中で注目したことが二つありましたので紹介します。 ...続きを見る

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2010/04/07 21:30
3月の読書
 3月は超多忙でしたが、その合間に本はまあまあ読めました。少し生活リズムが出来つつあるからかもしれません。このところ自然科学や哲学から遠のいています。古典とあわせて、哲学と自然科学をゆっくり学びたいけど、じっくり腰を据えて学ぶ時間がなく、残念です。 ...続きを見る

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2010/04/01 06:17
社会を見る視点
 今日は春闘の大阪総行動でした。早朝の宣伝行動、ランチタイムデモ、扇町公園での集会とデモ、そしてJR西日本本社前での行動、大阪市市役所前での非常勤保育士の首切り撤回求める宣伝行動、と、朝から晩まで宣伝とデモ、デモで、足が棒のようになってしまいました。理不尽な社会の変革を訴える行動にも体力がいります。日ごろの運動不足をつくづくと感じてしまいました。 ...続きを見る

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2010/03/18 20:45
岩波文庫 小林多喜二『防雪林・不在地主』 新版発売
 ブログ「「蟹工船」日本丸から、21世紀の小林多喜二への手紙。」に、岩波文庫から小林多喜二の『防雪林・不在地主』が発売されるとの紹介がありました。  岩波書店のホームページを見たら、4月16日発売で、解説は「江口渙、島村輝」となっています。新版には島村先生の解説が収録されているようで、これは楽しみです。島村先生の「不在地主」論は、『臨界の近代日本文学』に収録されていますが、今回どのような解説をされているのか、ワクワクしますね。  文庫が発売されたら、この岩波文庫の「防雪林」「不在地主」をじっ... ...続きを見る

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2010/03/14 17:59
『国家論ノート』
 不破哲三氏の『革命論研究』をもう一度読み直す必要があるのですが、レーニンの『国家と革命』の革命論の誤りは、レーニンがマルクスの「フランスにおける内乱」の読み違いから生じたという現綱領決定後の不破哲三氏の読みに、果たしてそれだけなのだろうかと疑問を感じていました。1月に『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』を読んで以降のことなのですが。  あらためてレーニンの『国家論ノート』をめくると(あくまでめっくった程度でまだ読みこなしてはいないのですが)、やはり「フランスにおける内乱」だけでなく、「ル... ...続きを見る

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2010/03/01 23:09
2月の読書
 昨日から一泊の集会。この間忙しかったから、さすがに疲れました。明日の朝一番までに原稿を一本書き上げなければならないのですが、なかなかエンジンがかかりません。トホホ。  今月は休養日がなかったので、読了した本は少なめでした。3月も土曜・日曜すべてに予定が入りましたので、読書デーは取れそうもありません。これが一番つらいです。トホホ。 ...続きを見る

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2010/02/28 16:13
『稲の旋律』最終章 旭爪あかね著『月光浴』
 映画「稲の旋律〜アンダンテ」の最終章との帯のついた旭爪あかねさんの『月光浴』を読みました。『稲の旋律』『風車の見える丘』から、社会的視野も人間的奥行きもぐんと広がっています。そして心に響くことがたくさんありました。  「歩く速さで、やさしく、愛情をもって」って、なかなかできないことだと思います。でも、どのような場合でも必要なのだと思います。誰もがすぐに行動し、即座に結果を出すことはそう簡単にはできません。活動家の悪い癖は、ついつい速効性を求めることなのかもしれません。さまざまな人間が生きるう... ...続きを見る

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2010/02/03 23:45
久々の休養と読書
 今日は久々に一日ゆっくりしました。気になる仕事があったのですが、割り切って休むことにしました。多喜二祭を別にすれば、3月7日まで土曜・日曜がすべて仕事で埋まっています。今日休まないと一カ月以上休める日がありません。まあ、平日の午前中とかに休んで、休養だけは取るようにしていますが。 ...続きを見る

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2010/01/31 18:26
娘とのツーショット
 娘とのツーショットなんて、娘が生まれて数年間にあっただけかもしれません。今日はおじいちゃん、おばあちゃんと娘の写真。妻と娘の写真。そして私のとの写真を撮りました。  娘は朝5時から美容室と着付けに行って、こちらは起きたばかりのところをパチリ。いまでは私よりも背の高い娘ですが、私の頭の中には幼い頃の娘の思い出がそのまま詰まっています。写真を見て、あらためてこんなに大きくなったんだとシミジミと思いました。 ...続きを見る

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2010/01/11 18:49
よく読んで、よく飲んで、よく寝ました(笑)
 年末年始の休みも終わりです。今年も例年の如く、よく読んで、よく飲んで、よく寝ました。特に今年は、読書に飢えていたので、むさぼるように本を読みました。マルクスから小説までまさに乱読ですが、堪能した〜、って感じで満足しています。  二日は毎年恒例の義姉家へ年始の挨拶に行き、義兄と飲んで飲んで飲みました。帰りは代行運転を頼んで、安心して飲みました。  そして、毎晩たっぷり睡眠を取って、すっきりした朝を迎えました。 ...続きを見る

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2010/01/04 06:01
まだまだ続く 『蟹工船』ブームと『資本論』ブーム
 昨年の元旦から読み始めた『資本論』は昨年末に新書版の第9分冊まで読み終わりました。今年は第10分冊から最後の第13分冊まで読み終える予定です。さっそく、今朝から第10分冊を読み始め、第三巻第22章を読み終えました。 ...続きを見る

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2010/01/01 09:25
『小林多喜二の手紙』 納得と新たな謎
 荻野富士夫編『小林多喜二の手紙』(岩波文庫)の発売を機に、久々に小林多喜二の「手紙」を読み直しました。注の新しさに注目したことはすでに書きましたが、それ以上にいろいろなことを考えさせてくれる契機になりました。  「手を握る」のレーニンとチェーホフとのそれぞれの関係への納得、小林三吾あて手紙が瀧ちゃんあてだったという衝撃と納得と疑問、「党生活者」の脱稿は8月何日だったの、などの疑問もわいてきました。  ぜひ、『小林多喜二の手紙』を読んでいただきたいと思います。同時に、疑問や意見は、ブログ「2... ...続きを見る

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2009/11/20 19:40
みんなで手を握ろう 『小林多喜二の手紙』
 今日は朝から移動ばかりでした。新橋から総務省、そして日比谷公園、そして内閣府、そしてまたまた日比谷公園戻って、またまた国会まで請願デモ。衆議院議員への要請行動に行って、終日行動が終わりました。  予定より早く終わって、新大阪に着いたのは19時17分でした。よせばいいのに、東京に行くからいけないと断っていた大会に、間に合いそうなので行きました。でも、やっぱり時間があったら顔だけは出しておきたいと思って、結局、終了後の懇親会に参加して、さっき帰ってきました。時には割り切ることも大事だとは承知して... ...続きを見る

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2009/11/18 23:29
浅尾大輔著『ブルーシート』
 浅尾大輔さんの第一小説集なる『ブルーシート』が発売されました。浅尾さんの仕事のすべてを見ているわけではありませんが、大きな視野を広げながら奮闘している浅尾さんの活動にはいつも注目し、『ロスジェネ』も毎回購入しています。でも、正直言って、浅尾さんの発表するものをすべて理解するものでも、すべてを肯定するものではありません。  浅尾さんが、このブログを、もしかしたらたまたま見たとしたら思うと、書きにくいのですが、やっぱり思ったことを書くのは私のスタイルだし、私からの浅尾さんの礼儀だとも思いますので... ...続きを見る

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2009/11/15 18:18
『資本論』 第8分冊
 10月1日からの新しい生活からちょうど一ヶ月が経ちました。新しい生活リズムを創るのに悪戦苦闘、途中風邪を引きながらも、日々の仕事に追われまくって休む暇もなく、走ってきました。  何が辛いって、読書の時間がゆっくり取れないことです。早朝の読書タイムはとうとう取れなくなってしまいました。生活リズムが安定したら、少しくらい取れるようになるかもしれませんが、今は余裕なしです。それでも、移動の最中などに読書は続けています。 ...続きを見る

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2009/11/01 09:18
浜林正夫さん 権利を実力で勝ち取った労働者から学ぶ
 昨日10月5日の「赤旗」の学問・文化欄の月曜インタビューに、このほど著した『イギリス労働運動史』への思いを語っています。  未来ブログ8月27日記事で、『イギリス労働運動史』を紹介しましたが、昨日の「赤旗」記事を読んで、私の理解も深まりました。「権利を実力で勝ち取った英労働者、その強さや弱さには学ぶことも」と見出しがついていますが、「強さ」だけに学ぶのではなく、「弱さ」に学ぶこともあると思います。  「蟹工船」の漁夫たちが1回目のストライキに失敗したあとに、その失敗の原因に学び、二度目は「... ...続きを見る

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2009/10/06 06:18
多喜二と大月源二と伊藤ふじ子
 金倉義慧著『画家 大月源二』をずいぶん前に買っていたのですが、やっと読み始めました。最近では、読みたくて買った本が常に在庫として50冊ほどあるので、ひどい時は2〜3〜5年くらい読まずに本棚に並べたままのことがよくあります(笑)。結局、いつかは読むのですが、買ったときの関心と毎日持って歩く本を選ぶときの関心が変わっているのです。ちょっと在庫が多すぎるきらいもありますが、早く買わないと絶版になることがあるので、これは仕方ないと割り切っています。 ...続きを見る

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2009/09/27 16:23
『資本論』 第二部「資本の流通過程」 読了
 元旦から読み始めた『資本論』、やっと第二部を読み終わりました。第二部は難解なので、なかなか進まないのですよね。予定より少し遅れ気味の到達です。  トヨタの「カンバン方式」がいかなる衝動で行われ、いかに人間をモノとしかみなくなっていくかなどが、この第二部を読むとよくわかります。ムダを省くことと非人間性との関係は資本主義のシステムそのものが、つくりだしていくのですね。  夜間労働もまったく同じ資本主義のシステムからの衝動として「強制」されるようになってしまうこともわかります。それらのうえに、資... ...続きを見る

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2009/09/23 08:30
『抵抗の群像』 第二集 山口利哉
 『抵抗の群像』第二集に、「山懸にさとされ地元北海道でたたかった山口利哉」があります。このなかで、小樽の大争議と小林多喜二のことのついて、次のように書かれています。 ...続きを見る

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2009/09/22 07:04
ふみにじられた幾百万の大衆の解放が目標だ
 昨日は暑かったですね。堺で統一行動があり、行って来ましたが、日差しの強さに鼻の頭がヒリヒリしています。今日は勇気(笑)を出して休養日にします。これが大事ですよね。  原稿の締め切りと、新しい任務の初仕事のマトメものがあるのですが、明日、明後日に先送りです。私は先送りにするのが嫌いなのですが、この頃、休養取っていなかったから、ここは思い切って一日のんびりします。と言っても読書タイムをたっぷり取るだけのことですが。本を読まないとストレスがたまる、っていうのは私だけなのかな・・・。 ...続きを見る

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2009/09/21 06:15
浜林正夫著『イギリス労働運動史』 歴史から学ぶこと
 多喜二ファンにはお馴染みの浜林正夫さんの『イギリス労働運動史』を読みました。歴史から何を学ぶのか、そのスタンスも明確にした著作として勉強になります。  とくに、「新組合と旧組合の論争」は、今日的も考えるべき論点を含んでいます。 ...続きを見る

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2009/08/27 06:21
アンリ・バルビュス『地獄』 「闇があるから光がある」
 ブログ「21世紀の小林多喜二への手紙。」に、御影暢雄さんがアンリ・バルビュス『地獄』についてコメントを書かれています。多喜二がタキちゃんに送った「闇があるから光がある」の言葉とも関係する作品です。  http://blog.goo.ne.jp/takiji_2008/e/238eb28444c2dbd6988e17bbc29c1238 ...続きを見る

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2009/08/24 05:35
浜林正夫「いま、なぜ、マルクスなのか」
 『季論21』第5号収録の浜林正夫さん「いま、なぜ、マルクスなのか」に、『蟹工船』という小見出しがあり、『私たちはいかに「蟹工船」を読んだか』が紹介されています。その中でノーマ・フィールドさんの感想文への評も紹介されています。  そのあとに浜林さんは、次のように続けます。 ...続きを見る

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2009/08/07 05:48
小田切明徳著『山宣譚』
 山本宣治生誕120年・没後80年の今年、山宣に関する本の出版が相次いでいます。3月には本庄豊著『山本宣治―人が輝くとき』(学習の友社)、4月には本庄豊著『テロルの時代』(群青社)、5月には宇治山宣会編『民衆とともに歩んだ山本宣治』(かもがわ出版)、そして今回読んだのが小田切明徳著『山宣譚』(つむぎ出版)です。  それぞれ特徴があり読み応えがあるのですが、『山宣譚』(やませんものがたり)はこれまでにない生身の山宣を感じさせる物語となっています。山宣の日記や手紙などを駆使しながら山宣自身が浮かび... ...続きを見る

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2009/07/31 06:10
読書ノート
 毎日本を読んでいるのですが、整理をしない間にどの本に書かれていたのか思い出せないようになってきました。以前はレビューを書いていたこともあり、だいたい覚えていたのですが、最近は該当の本を探すのに四苦八苦しています。これではいけないと思い、メモだけでもしようと一念発起しました。まあ、これも忙しさにかまけて、どうなるかわかりませんが(笑)。  いま考えると、以前はよくもまあ、あれだけのレビューを書いていたものだと感心しています。 ...続きを見る

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2009/07/27 05:57
益川敏英著『科学にときめく』を読んで
 ノーベル賞受賞者の益川敏英氏の講演などを収録した『科学にときめく』を読みました。益川氏の科学に向き合う姿勢が、ただ単に科学だけの視点からでないことがよくわかります。労働問題、平和への思いなども伝わり、肩肘張らない内容です。  益川氏の宿題しない子ども時代のことを読みながら、私も中学2年生までいっさい宿題をしたことがなかったことを思い出しました。 ...続きを見る

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2009/07/20 06:48
ノーマ・フィールド著『小林多喜二―21世紀にどう読むか』再読
 ブログ「21世紀の小林多喜二への手紙。」に、ノーマ・フィールド著『小林多喜二――21世紀にどう読むか』(岩波新書)再読の記事が掲載されています。 ...続きを見る

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2009/07/09 20:18
亀戸事件と多喜二
 『治安維持法と現代』2009春季号は、「特集 山本宣治生誕120年・没後80年記念」と「実証・治安維持法事件」の二つの特集で構成されています。  小田切明徳さんや浜田紀男さんの記事などとともに、山本宣治の「治安維持法改悪緊急勅令事後承諾案反対の草稿」が収録されています。山本宣治の草稿は、もし当時の国会で発言していたならば画期的な内容です。治安維持法の不当性と日本共産党の合法を求める、まさに山宣の身命をかけた覚悟さえ伺えます。 ...続きを見る

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2009/06/30 05:55
忙しいやろに、どうしたらそんだけ本が読めるんや
 昨日は懐かしい労働運動の先輩たちにお会いし楽しいひと時を過ごすことができました。約19年前に結成した単産地域協議会の初代事務局長となった時の、初代議長から昨日、「忙しいやろに、どうしたらそんだけ本が読めるんや」と聞かれました。民主新報などの記事を読んでいて、私の最近の状況を知っての問いでした。以前に、このブログに書いたこともありますが、あらためて私の読書スタイルを紹介します。 ...続きを見る

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2009/06/21 17:45
『資本論』第二部
 今日から『資本論』第二部に突入です。序言には、エンゲルスが苦労した様子がそのまま書かれています。マルクスにしてもエンゲルスにしても、全生涯をかけてこんな大きな仕事をして、ホント偉いですよね。この序言を読んでいたら、第三部を読み終わったら、次は『資本論草稿集』をまた読もうと思いました。結局、読み始めたらエンドレスになりそうです。 ...続きを見る

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2009/06/20 05:27
自分の将来 5人に1人がホームレスに?
 派遣切りや賃金ダンピングなどなど、あらゆる雇用問題が破壊されつづけているなかで、労働者が声をあげはじめています。もっともっと大きな運動に、すべての人の連帯が求められています。私も自分の持ち場で、繰り返し、繰り返し、訴え続けています。  そんな中で、雇用問題や「生きづらさ」の具体的なことを書いた本を濫読中。今朝は、雨宮処凛著『雨宮処凛の「生存革命」日記』を読み終わりました。「あとがき」を読んで、若者の意識はここまできているのかと愕然としました。 ...続きを見る

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2009/06/19 06:26
『資本論』第一部 読了
 『資本論』第一部を読了しました。ほぼ計画どおりの進行です。今度は第二部に進みます。第二部は難解なところがあるけど、今年中には読了したいと思います。  第一部を読んで、これからの講演などで引用したいと思ったところを抜粋してみました。すでに、多くの人がふれているところですが。 ...続きを見る

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2009/06/15 05:03
ちょっと待った! 臓器移植法案
 「移植を一日も早くと待ち望む子どもらの小さい命を思うと何とか道を開きたい。しかし、命の問題を需要と供給のバランスで論じることはできません」 ...続きを見る

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2009/06/06 07:59
到達点をどうみるか?そこから何を引き出し未来にどう繋げるか?
 一昨日から交渉・集会・会議の繰り返し。本日は、会議、交渉、会議、最終回答と、緊張感の続く一日でした。最終回答はとても納得できない内容であり、それに対する態度に温度差を感じてしまいます。 ...続きを見る

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2009/06/05 22:01
プロレタリア文化の源泉
 青年対策問題を考えていて、『レーニン青年・婦人論』(平井潔訳/青木文庫)を開いてみました。婦人論からも学ぶべきことが多かったのですが、「青年運動の課題」の「まなぶ」ということの基本的立脚点を興味深く読みました。とても大切なことが抽出されていると思います。  そして、ここでは、学ぶ姿勢の例として、「プロレタリア文化の源泉」というところがあります。教育とは、学ぶとはという展開の中での論ですが、重要だと思います。 ...続きを見る

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2009/05/12 21:47
理論を、「型紙」にするのではなく、「導きの糸」にせよ
 不破哲三著『古典への招待』下巻の最後に、次のような著者の言葉があります。 ...続きを見る

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2009/05/12 07:12
現実を視る眼を養うための『資本論』と古典学習
 幸か不幸か、この連休は読書タイムがたくさん取れました。パソコンに向かう時間を意識的に減らしたので、肩こりもほぼ治りました。ビールもよく飲みましたが(笑)。  もともと哲学や自然科学を意識的に繰り返し学ぶようにしていたのですが、最近忙しさにかまけて後回しにしていました。この連休に『資本論』や古典を少し読むなかで、これじゃダメだなぁと思いました。少し偏った最近の読書傾向を改め、哲学や古典をもう少し読み直すようにしたいと思います。  正月から読み始めた『資本論』は第22章の途中までいきましたが、... ...続きを見る

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2009/05/07 05:47
諸原理は、研究の出発点ではなくて、研究の最後の結果である
 エンゲルスが自然科学に学び、そこから哲学的思考をめぐらした姿勢に私はいつも学びたいと思っています。とっ言っても、理屈では解っていても徹底した唯物論者にはなれそうもありませんが(笑)。 ...続きを見る

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2009/05/06 19:39
あなたの手を強く握ります
 幸か不幸か自宅待機をしているため読書タイムが増え、いつもよりたくさんの本を読んでいます。『レーニンのゴオリキーへの手紙』(中野重治訳/岩波文庫)は1935年に発行されています。まだ1935年には、レーニンの手紙くらいは発売できたのですね。 ...続きを見る

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2009/05/06 06:42
『テロルの時代 山宣暗殺者・黒田保久二とその黒幕』
 今年は山宣生誕120年、没後80年です。大阪でも山宣集会を開催予定ですが、山宣を視察した黒田保久二の当時における思想背景とその黒幕が誰だったかを示す貴重な調査に裏付けられた本庄豊著『テロルの時代 山宣暗殺者・黒田保久二とその黒幕』が出版されています。  暗殺者やスパイへの憎しみだけでは解明できない、当時の時代背景、生活環境、その後の生き様などに迫ることによって、なぜこのようなテロルが行われたのかにも迫っています。政治と特高、思想検察など多面的な時代考察も興味深いものがあり、一度は読んでおきた... ...続きを見る

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2009/05/05 07:14
『資本論』 第一部 第四分冊
 今日、明日と親戚と白浜に行く予定でしたが、叔母危篤の報を受けて中止しました。こんな時に遊びに行けませんよね。ということで、読書タイムが取れることになりました。  今年の元旦から読み始めた『資本論』ですが、今日から第一部第四分冊第17章に進みました。前回通読に挑戦した時は第一部だけで1年かかりましたから、約倍のスピードで読み進めています。ただスピードが速いだけでなく、内容もスイスイ入ってきます。現実があまりにも『資本論』どおりになっているからです。また、『資本論』の中には「本質と現象」などの哲... ...続きを見る

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2009/05/04 08:06
マルクス・エンゲルス『文学・芸術論』
 春と秋は各地で古書市などが開催されます。大阪の古書組合から案内が届きます。たまにしか行けませんが、時間の合間を見て立ち寄ることがあります。最近、古書市で感じるのは、新書版の取り扱いが増えたこと、一時はあまり見られなかったマルクス関連の本をよく見るようになったことです。  特に一時はほとんど見ることがなかったマルクス、エンゲルス、レーニン関係の国民文庫をよく見ます。それも状態の良いものであっても一冊100円から200円くらいで売られています。これまで倉庫に眠っていたものが、「蟹工船ブーム」、「... ...続きを見る

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2009/04/26 07:59
「年越し派遣村」が示した「連帯」の可能性
 「年越し派遣村」は、派遣切りによって住居も奪われる実態、「貧困」の可視化、そして「連帯」の希望などを示しました。そんな「年越し派遣村」の後日談が様々な雑誌などでも紹介されていますが、実行委員のみなさんが書いた総括本が2冊発行されています。 ...続きを見る

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2009/04/19 07:36
理論劇画 マルクス 資本論
 今年正月から『資本論』をぼちぼちと読み始め、現在13章「機械設備と大工業」を半分ほど読み終わったところです。「蟹工船」ブームとその背景にある格差と貧困、雇用問題、派遣切りなどの今日と照らし合わせながら読み進めると、これまでに読んだ時よりも深く読み込むことができます。 ...続きを見る

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2009/04/12 08:02
多喜二の日記
 多喜二の日記には、全部ではないでしょうが、読書の記録も書き込まれています。私も以前は感想などを書き込む習慣を持っていたのですが、このところ忙しくてできていません。少しでもいいから、記録を残すことが必要かもしれないなぁ、なんて考えてしまいました。 ...続きを見る

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2009/04/03 06:01
『資本論』第12章 教育と資本家
 いやー、忙しい日が続いています。一昨日午前3時に原稿を送信して晩にはゲラの校正依頼、小見出しの位置の据わりが悪いので1行縮めてとの依頼です。限られた紙面の中での配置なので、どうしてもこのような依頼がチョクチョクきます。まあ、今日中に送信すればいいので、なんとかしましょう。  忙しい中でも、読書時間は削れません。このリズムだけは続けたいのですよね。今朝も午前4時間から『資本論』を読みました。現在の社会状況のもとで、『資本論』を読み直すといろいろな視点が気づかされます。今年の元旦から読み始め、本... ...続きを見る

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2009/03/29 06:28
『山本宣治 ― 人が輝くとき』
 学習の友社から山宣生誕120年・没80年を記念して本庄豊著『山本宣治 ― 人が輝くとき』が発行されました。佐々木敏二『山本宣治』は詳しいのですが、上下巻でボリュームがあります。このような時期に、こうした入門的な本が出版されるのはタイムリーです。  「蟹工船」ブームの反映か、序章は、小林多喜二がたずねた山宣の生家「花やしき」、となっています。宇治から大阪に向かうときの多喜二の微笑ましいエピソードが紹介されているのですが、江口渙『たたかいの作家同盟記』を手引きにしています。私の調査結果と一致しな... ...続きを見る

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2009/03/10 06:34
多喜二の視点から見た<身体><地域><教育>
 昨年9月に行われた英・オックスフォード小林多喜二記念シンポジウム論文集が2月20日の多喜二忌に間に合うように発売されました。注目していただけに、どれほど入手することを待ち遠しく感じたことでしょう。 ...続きを見る

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2009/02/20 21:51
ノーマ・フィールド著『小林多喜二』 ベスト5
 ノーマ・フィールド著『小林多喜二』が、岩波新書の1月19日〜25日の週間売上げベスト5に入っていました。「蟹工船」ブームから小林多喜二への関心へと広げる一冊として、今後の売行きが注目されます。  http://www.iwanami.co.jp/best/index.html ...続きを見る

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2009/02/02 06:44
ここがロドス島だ、ここで跳べ! 『資本論』
 『資本論』の独習も第二篇第四章第二節「一般的定式の諸矛盾」まできました。私は、『資本論』の中でこの節の「ここがロドス島だ、ここで跳べ!」が一番好きです。 ...続きを見る

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2009/02/01 09:32
橋下「大阪改革」の正体
 一ノ宮美成/グループ・K21著『橋下「大阪改革」の正体』(講談社)を読み始めました。まだ第二章までしか読んでいませんが、「はじめに」で橋下知事の評価について示しています。 ...続きを見る

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2009/01/26 06:03
多喜二さん、あなたのように本気で生きてみたい
 ノーマ・フィールド著『小林多喜二―21世紀にどう読むか』(岩波新書)を一挙に読みました。と言っても少しずつ止まって考える必要のある点もあり、思った以上に時間がかかりました。とりあえず、全体を読み通したレビューをまとまりはありませんが、以下に記し、いくつかの点については後日考えて見たいと思います。 ...続きを見る

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2009/01/24 16:26
アメリカン・グローバリズムからの脱却
 昨年、『貧困報道』の渡辺治氏の「新自由主義と現代日本の貧困」を読んで、ずっとなんで渡辺氏はこんな認識なんだろうと気になっていたことがあります。  http://f-mirai.at.webry.info/200810/article_44.html ...続きを見る

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2009/01/18 08:38
『格差とイデオロギー』
 「格差」と「貧困」が社会的問題となり、「貧困」をめぐる「反貧困」の運動が急ピッチで進められています。そんな中で「格差」「自己責任論」をめぐるイデオロギーも大きな問題になっています。そうした問題に哲学はどう答えるのか、いろいろな哲学者も発言していますが、まとまった著書は少ないようにも感じます。  そんな中で、碓井敏正著『格差とイデオロギー』(大月書店)が出版され、さっそく読みました。 ...続きを見る

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2009/01/12 17:43
たたかいの原点を握って離さない 「近道」
 『学習の友』2月号は春闘をあらためて考える特集です。春闘再構築が言われ出して長いですが、今日では労働組合・労働運動の再構築も言われています。そこで重要なことは、労働組合の原点をあらためて踏まえることです。  どうしても、組合員の要求集約、合意形成、機関の手続きなどに時間がかかる場合があるのですが、今日のように急テンポで労働条件も、社会情勢も、政治状況さえ急進展するもとで有効な運動を展開するには、直面する取り組みに機敏に取り組く体制の確立、長期的な取り組みに対する体制など、柔軟な活動が求められ... ...続きを見る

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2009/01/12 17:00
希望与える山本三春さんと浅尾大輔さんのトーク
 本日、『フランスジュネスの反乱』の著者山本三春さんの講演「フランスの若者はどう行動したか」(第1部)と、浅尾大輔さんと山本三春さんのトーク(第2部)が大阪市内であり、聞きに行って来ました。  昨年、『フランスジュネスの反乱』を読んで、悪法が国会で成立した後もたたかい続けた学生・労働者・政党の運動でひっくり返したフランスの運動に感銘したのですが、その著者の話を直接聞くことができました。 ...続きを見る

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2009/01/11 19:39
なぜ小林多喜二は虐殺されたのか
 今日は、「九条の会おおさか」の事務局長の講演を聞いてきました。冒頭、「九条守れの壮大なうねりを大阪から」という与えられたタイトルに注文をつけて、「憲法は実現させるべきもの、九条は輝かせるもの」と話し出しました。まったく同感でした。 ...続きを見る

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2009/01/08 22:34
生命誕生のロマン
 本日の「しんぶん赤旗」に、生命誕生の謎に迫る実験結果が掲載されています。 ...続きを見る

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2009/01/04 11:24
驚くべきは現時の文明国における多数人の貧乏である
 驚くべきは現時の文明国における多数人の貧乏である。 ...続きを見る

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2009/01/03 17:48
見えないものへの想像力 そして真の解決のために
 高垣忠一郎著『競争社会に向き合う自己肯定感』(新日本出版社)を読みました。高垣氏の著書は『生きることと自己肯定感』(新日本出版社)が初めてでしたが、「子どものためにも、大人は誇りと自信を取りもどせ」という主張に共感しました。  本書は、著者が「セラピー文化」というセラピー・メッセージ集的なものなのですが、いくつか心にとまる言葉があり、読んでいる私も癒されたり、時々叱られているような気になったりしました。 ...続きを見る

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2009/01/02 17:56
今年は久々に『資本論』に挑戦だ
 みなさん、あけましておめでとうございます。  本年もよろしくお願いします。 ...続きを見る

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2009/01/01 06:42
みなさん、来年もよろしくお願いします
 みなさん、今年もあと数時間になりました。今年は「蟹工船」ブームで、多喜二ファンにとってかってない1年になりましたね。来年は、「蟹工船」現象を一掃するかってない歴史的年にしたいですね。  来年は時期は別にして必ず総選挙があります。これまで以上に忙しくなること必至ですが、健康に留意しながら頑張りましょう。来年頑張らなかったら、いつ頑張るんやーって元気にいきましょうね。 ...続きを見る

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2008/12/31 17:47
社会的な活動をする学者の役割 『貧困研究vol.1』
 「格差」や「貧困」に関する書籍が毎月何冊も発行されています。すべてを読むわけにはいきませんが、できるだけいろいろな意見を知るために、興味をひくものは読むようにしています。本日は、貧困研究会が発行する『貧困研究vol.1』(明石書店)を読みました。  それぞれいろいろな立場や見解から、これまでの研究と現在の「貧困」についての各自の分析や意見について書かれています。それぞれの人がそれぞれの意見で書いているので、私自身納得できない記述もありますが、過去から現在に続く「貧困」問題を考えるうえで参考に... ...続きを見る

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2008/12/30 14:36
永田廣志と小林多喜二 『日本における唯物論の開拓者』を読んで
 関西勤労者教育協会発行の「勤労協ニュース」新年号が届きました。来年の抱負が続く中、最後の「読書」紹介に、『日本における唯物論の開拓者』について掲載されています。こういう新年号に掲載されたのは、「今年最後の仕事」というのでしょうか、それとも「来年最初の仕事」というのでしょうか?  それはさておき、永田廣志の誕生は多喜二誕生の半年後で、よく似た思想経歴を持っているように見受けられました。そんなことから、多喜二とくっつけて紹介しました。なにせ、大阪多喜二祭実行委員会事務局ですから。笑。 ...続きを見る

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2008/12/29 08:08
「現場」での「結び目」をいかに強めるか  『ロスジェネ』第2号
 『ロスジェネ』第2号を読みました。創刊号に比べ論点がすっきりと示され、創刊号から一歩踏み出したか、という印象を受けました。対談「大転換時代に女たちが挑む」は、現実社会を実生活から捉えて今後の社会のあり方に向かって発言した内容も含まれています。  「経済の格差は、人間を、一人の命として名前があって、家族がいて、歴史があって、夢があって・・・・・という個の存在ではないようにしています」  「人間の命だとか、働くこと、教育とか、それから自然との共存ね、そういう価値観で私達のいる世界をもう一度見た... ...続きを見る

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2008/12/28 17:29
『生きさせる思想』 生きることの肯定と連帯の可能性
 雨宮処凛さんと小森陽一さんの一対一の対談をまとめた『生きさせる思想』(新日本出版社)を読みました。雨宮処凛さんの経歴などはこれまでもいくつかの著書で語っているので、それだけに限れば「知っている」ことがほとんどかもしれません。  ところが、小森陽一さんの「問い」や共に考えようとする姿勢は、そのことを現代社会の矛盾の現われとして紐解いていこうとする方向に一貫しています。そこに、「人間の尊厳」と踏みにじろうとするものへの憤りを感じました。それが、「生きる」「生きさせる」思想という言葉に要約されてい... ...続きを見る

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2008/12/23 17:27
垣根を越えられるか? 労働運動にも再構築が求められる時代
 『学習の友』2009年春闘別冊は、「いまこそ労働者の出番」との大黒全労連議長のよびかけから始まっています。そして、最初の論稿は湯浅誠さんの「なぜいま反貧困運動なのか?」です。 ...続きを見る

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2008/12/21 15:27
”「「政治」と「文学」」を転位する” 『國文學』再読プロレタリア文学特集
 『國文學』1月号が再読プロレタリア文学を特集しています。個々の評価は別にして、こうした雑誌にプロレタリア文学が特集されること自体が現代の反映でしょう。  さて、中でも、島村先生の”「「政治」と「文学」を転位する”について少々感想を記しておきます。 ...続きを見る

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2008/12/20 17:07
「資本主義の限界」と民主的改革求める実践を通じた社会システムの抜本的改革への展望
 いやー、よく寝ました。ここ数日で何時間寝たでしょうか。11日の晩から10時間、12日は休暇も取って、晩には12時間くらい寝てました。あはは、こんなに眠れるのですね。寝すぎて頭がボーッとしています。おかげで偏頭痛と肩凝りも治りました。  いやー、年内の講演も終わり、原稿の出稿も終わったとたんに気が緩んで疲れが噴出したのでしょうね。ご心配をおかけして申し訳ありません。今晩、もう一眠りすればたぶん全快ですね。エッ、無理するなって。はい、すいません。休むときは休むことにしますのでペコペコ。  偏頭... ...続きを見る

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2008/12/13 19:12
劇映画 アンダンテ 〜稲の旋律〜
 いやー、旭爪あかねさんの『稲の旋律』が映画になるのですね。来春撮影が開始され、年末には全国公開されるようです。なんだか嬉しいです。私は旭爪あかねさんの作品では『菜の花が咲いたよ』が一番好きです。 ...続きを見る

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2008/12/03 19:06
「居心地の悪さ」を共有する勇気
 以前、島村先生のブログを読んで気になっていた『東アジア歴史認識論争のメタヒストリー』を購入しました。まだ読み始めたばかりなのですが、「韓日、連帯21」の試み、とあるように認識を共有することの重要性と、その困難性をも乗り越えようとする姿勢を感じ取っています。  ただ単に「到達」の面だけを押し出すのではなく、現在の困難性にも率直にふれ、問題意識を深めようとする姿勢は、今後の展開への希望を感じさせます。 ...続きを見る

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2008/11/24 10:35
何でも言うこと聞け 橋下知事の国旗・国歌発言
 橋下知事の暴言・暴走が続く。先日、高校生に「自己責任」を振りかざしたのに、今度は「国旗や国歌を意識」せよ、「いろいろな意見はあるが、それは大人になって議論すればいい」と言い放った。  国旗・国歌への無判断の服従を強いようとする発言であり、絶対に許せない。結局、日の丸・君が代というのはこういう服従の思想が詰まっていることを示した事例であるだろう。いまだに戦争責任を曖昧にし、治安維持法の犠牲者に謝罪しない政府の姿勢と橋下知事は同類だった。 ...続きを見る

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2008/11/03 17:17
『季論21』第2号 希望は権利、人間には希望権がある
 以前創刊号について紹介した『季論21』ですが、第2号が発売されました。今回の特集は「環境の世紀への思想と行動」です。尾関周二氏の『環境思想と人間学の革新』を買ったまま本棚に積んでいるのですが、特集のトップは尾関周二氏の「環境問題と脱近代の哲学 −マルクス思想の基底を考える−」です。  人間と自然の近代的二元論の止揚へ、自然主義と人間主義の統一、などしっかりと考えなければなりませんね。現在の環境問題にどう取り組むかを考えるうえでも避けては通れない重要な提起です。本号には牧野広義氏の論稿はないの... ...続きを見る

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2008/11/03 07:35
「蟹工船」に「共感できる」人が過半数 毎日読書調査
 25日付け「毎日」に、「蟹工船」に「共感できる」人が過半数であることが毎日新聞の「第62回読書世論調査」で明らかになったと報道されています。    「蟹工船」のような貧困を描いた古典が読まれていることに「共感できる」は51%で、「共感できない」は29%だった。  共感できる理由のトップは「貧困は社会全体の問題だから」の68%で、「今の日本の状況に似ているから」の27%を倍以上、上回った。昭和初めの労働者の置かれた状況と現状を同一視していないものの、働いても貧困から抜け出せないワーキングプ... ...続きを見る

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2008/10/26 05:44
報道記者へのエール さっそく届きました
 いやー、頑張っている記者さんたちにエールを送ろうと書いたところ、本当のその声が届きました。『貧困の現場』の著者・東海林智さんからさっそくコメントが届きました。声が届いただけでなく、コメントまで書いていただいてありがとうございます。率直に嬉しいです。  『貧困の現場』のあとがきには、多喜二のことも熱く語られています。ぜひ、お読みください。以下、東海林さんのコメントを転載します。 ...続きを見る

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2008/10/25 06:27
『貧困報道』 真実を伝えるために頑張っている人にエールを!
 いやー、日頃マスコミの批判ばかりしているのですが、ちゃんと真実を伝えるために頑張っている人たちがいることをついつい忘れてしまい申し訳ありません。今日はそんな現場で頑張っている人がいることを紹介します。 ...続きを見る

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2008/10/23 19:42
「捕鯨船」と「蟹工船」
 日本にたった5船、商業捕鯨が認められた小型捕鯨船があります。そんな小型捕鯨船に乗り込んだ著者のドキュメンタリー『煙る鯨影』(駒村吉重/小学館)を読みました。日本における捕鯨の歴史、太地の歴史が主ですが、長崎県生月島の益富捕鯨が日本一の捕鯨量を誇り、長崎の街には「こちらも日本一といっていい鯨肉の流通機構が整備されていた」ことも紹介されています。  現代の捕鯨をめぐる国際関係にも迫るが結論は述べてはいませんが、示唆するところは興味深いものがありました。現在、ミンク鯨なら増えているといわれる鯨があ... ...続きを見る

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2008/10/20 06:03
官製ワーキングプアを生んだ公共サービス「改革」
 公務に関連するワーキングプアの実態が徐々に明らかになりつつあります。本当はまだまだ目に見えない実態があるし、酷い労働条件で働いている労働者がいます。本人が職を守るために沈黙している実態がどれほどあることでしょう。 ...続きを見る

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2008/10/19 17:23
「鹿鳴館と大和生命」 「科学」と「文学」を座標軸として について
 島村先生のブログに「鹿鳴館と大和生命」に反響 との記事が掲載されていました。現在、島村先生のブログが事情あってコメントを受け付けていないのですが、私も興味を持って読んだところです。ちなみに、島村先生のブログには「拍手」というところがあって、読んだ日にそこから短いコメントを書いてみたのですが、届くのかどうかは不明ですが。  「徴兵保険」って本当に驚きですよね。おまけに靖国神社とも関係あったなんて。御影さんのコメントを読んでまたまた驚きです。軍隊と保険会社、靖国神社、いやはや金儲けと軍事は密接で... ...続きを見る

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2008/10/15 20:12
「蟹工船」化された時代と『経済』11月号
 「若者に人間らしい働き方を」の特集を組んでいる『経済』11月号を楽しみにしていました。若者の働く実態が若者自身の言葉によって語られています。それだけではありません。みんな悲惨な実態を訴えるだけでなく、「人間らしく生きる」ことを求めて声をあげています。ぜひ、そんな若者の声を多くの人に聞いてもらいたいと思います。  特集のなかに、労働行政の現場からの報告がありました。これには驚きました。労働局の派遣担当職員のなんと少ないことでしょう。東京都で40人弱であとは少数、これでは十分な指導監督ができるは... ...続きを見る

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2008/10/09 06:31
尾西康充著『田村泰次郎の戦争文学』
 本日の「しんぶん赤旗」読書欄に、来年の大阪多喜二祭で記念講演をお願いしている尾西康充さんの著書『田村泰次郎の戦争文学』の書評が掲載されていました。評者は「老いた体操教師」発見者の曽根博義さんです。  私も同著を読んでいて感じたことなんですが、曽根さんも「遺された資料を精査するとともに」「旧戦地を訪れ、戦争の記憶を残す現地の人々への取材を通じて、それらの戦争小説のモデルや舞台や背景を明らかにしようとした労作である」と評しています。また、「戦争を正当化するいかなる論理をも否定しようという著者の姿... ...続きを見る

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2008/09/28 07:00
古典への招待 哲学と自然科学を学べ
 不破哲三氏の『古典への招待』中が発売されました。古典の学習は常々必要だと思っているのですが、こういう単行本出版を機会に学ぶことも契機となります。このシリーズは古典選書になっている本を主にしているのですが、中巻にはマルクス『フランスにおける内乱』についての講があります。この『フランスにおける内乱』を手引きなしで読むとけっこう難しいのですよね。「国民軍」でけっこう混乱するのです。それが本講を読むとよくわかりました。  さて、いつも哲学を繰り返し読み、自然科学の最新書をできるだけ読むように心がけて... ...続きを見る

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2008/09/14 17:54
神秘の島・生月島 益富捕鯨創始者の物語が小説に!
 偶然目にした『西海のうねり』というタイトルの小説。タイトルからもしやと思ったら、やはり生月島の益富捕鯨の物語でした。このロマンあふれる歴史を誰か小説にしないのかな、と思い続けていたが、とうとう小説に書かれました。 ...続きを見る

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2008/08/16 08:35
「なすび」と「鰻」と多喜二
 いつもは必要なところだけめくっていた手塚英孝著『小林多喜二』ですが、単行本になったので久々に通読しました。時々、変なことに拘るのですが、今度は「なすび」に拘ってしまいました。  『党生活者』の「なすび」、『党生活者』脱稿後に書き投函日にズレのある書簡の「なすび」、ところが今度手塚英孝『小林多喜二』を読み終わって、この「なすび」と「鰻」のバランスが気になりました。やっぱりポイントは「なすび」ですが。  本日は、時間がないのでまたあとで。じゃあ、私は今日も仕事です。いってきま〜す。 ...続きを見る

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2008/08/13 07:05
未来を明かすひとりひとりの火を数十万数百万の火へ
 先日来より注目してきた雑誌『季論21』創刊号も今日で読み終わりそうです。注目する論稿を「khipu」に紹介してきましたが、最後に朴眞秀さんの『韓国「第二の民主化』」について考えさせられたことを投稿した「未来」のレビューを以下に転載します。 ...続きを見る

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2008/08/10 09:38
手塚英孝『小林多喜二』 最新版 ゲット
 手塚英孝『小林多喜二』最新版が届きました。最後のページに説明がありました。「本書は、1958年に筑摩書房から出版され、1963年に新日本出版社版、1970、71年に新日本新書(上下巻)、1983年に『手塚英孝著作集』(第三巻)に収録された。今回の刊行にあたっては『手塚英孝著作集』版を底本とし、固有名詞や事項の誤記、誤植などの補訂をした。また、年譜は著作の遺漏を補った。なお補訂については大田努氏の協力を得た(編集部)。」とありました。  1958年の筑摩書房版は持っていないのですが、1963年... ...続きを見る

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2008/08/04 19:37
『季論21』創刊号 注目できる雑誌
 「二十一世紀も十年を過ぎ、私たちをとりまく状況はますます複雑で容易でない相貌を見せています。 地球的規模での自然と人間の破壊に抗して、心ある人びとの懸命な模索と行動がひろがっているとき、私たちは、思想・文化を中心とした諸問題を平和と民主主義、自由と人権、社会進歩の立場から分析し、問題提起をこころみ、幅ひろい意見交換の場として『季論21』を発刊します。  『季論21』を通じて、私たちは、現状を打開しようとする国内外のさまざまなたたかいや論考を紹介し、創造、批評、研究の成果を交流したいと考えて... ...続きを見る

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2008/08/02 09:02
本への書き込みについて
 akioさんから、「図書館の図書」に書き込み!どう思いますか。。。との書き込みがありました。私は本に線引きや書き込みをたくさんします。そして、重要だと思ったり、印象に残ったところのページを控えていきます。だから本はすべて買います。いつでも、取り出せるようにです。もち高価なものは図書館などで借りてコピーしますが。  私は、図書館の本に線引きするのは反対です。公やけのものですから大切に扱われる必要があります。それがマナーだと思います。必要なら写しを取るべきだと思います。「連帯」って、そうでしょう... ...続きを見る

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2008/05/17 08:20
野崎まいりは隠れキリシタンの船上復活祭だった!?
 いや〜驚きました。神田宏大野崎キリスト教会牧師の『野崎観音の謎』を読んだのですが、読めば読むほど興味深くロマンあふれる内容でした。  野崎観音の寺は、戦乱のなかで1565年に全焼して荒廃していたものを、青巌和尚が1616年頃に復興したというのですが、この青巌和尚が何者であったかわからないというのです。そしてこの地域が河内キリシタンの最大の地で、修道士ロレンソの話を聞いた三好長慶幕下の武将73名が、河内飯盛城で集団洗礼を受けたとあります。このことは『フロイス日本史』に記述されています。 ...続きを見る

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2008/05/12 06:19
仲間と学びながら成長しよう 『経済』5月号のメッセージ
 『経済』5月号を読み始めました。まだ全部を読んではいないのですが、最初の論考を飾るのは金子ハルオさんです。このページ数で『資本論』の魅力を語るなんてすごいと思いました。「資本主義の病気」の根絶に対するマルクス経済学と、副作用のある「対処療法」の近代経済学の限界というか問題点を的確に示していて、ウンウンと頷きながら読みました。  ところで、マルクスが「学問にとって平坦な大道はありません。そして、学問の険しい坂道をよじ登る労苦をいとわない人びとだけが、その輝く頂上にたどりつく幸運にめぐまるのです... ...続きを見る

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2008/04/28 19:37
「足跡」 プラムディヤ選集6
 プラムディヤ選集6の「足跡」が取り寄せになっていたために中断していましたが、やっと「足跡」が届きました。手にとってビックリしたのですが、なんと786ページの厚さです。先月、廣津和郎の「新版 松川裁判」を読んだのですが、その726ページを超える厚さでした。持ち運びにも重いし、本を読むのにも手が疲れるのですよね。奥付を見ると10年前の初版でした。ほとんど売れていないことがわかります。 ...続きを見る

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2008/04/27 17:45
哲学を学ぶことについて
 岩崎允胤氏の『ヘレニズムの思想家』/講談社学術文庫を読み終わりました。岩崎允胤氏の「人間の尊厳」への熱い熱い思いにいつも感動するのですが、この『ヘレニズムの思想家』にも、そんな思いが込められていました。  その要約が第4章の「ヘレニズム思想の後世への影響」に書かれています。マルクスの博士論文が「デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学との差異」であったことは有名ですが、岩崎氏はマルクスの古典学習の意義について語っています。 ...続きを見る

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2008/04/24 06:37
久々の読書三昧
 本日は本当に久々に読書三昧の日を過ごしました。朝5時に目覚めて、新聞配ったあとは『前衛』5月号の不破哲三氏「小林多喜二 時代に挑戦した五年間」、岡村洋子氏の「三重近代文学研究序説 ― 『戦旗』防衛巡回講演会をめぐって ―」を読んで、9時半頃定期券を買いに行った後は、私の趣味の世界に入りました。 ...続きを見る

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2008/04/20 15:52
人間らしく生きるとは  プラムディヤ『すべての民族の子』(上)
 プラムディヤ選集を読み進めています。現在第4巻の『すべての民族の子』(上)を読み終わったところです。『大地の子』上下、『すべての民族の子』上下、『足跡』、『ガラスの家』がいわゆる4部作です。読み進めるうちにグイグイと引き込まれていきます。人間の尊厳がどのようにして踏みにじられ、いかに騙されたイデオロギーが形作られていくのか、そんな中で生きるとはどういうことか、人間の尊厳をかけた生き様が徐々に描かれようとしています。  まだ3冊読み終わったばかりですが、これからミンケがどのようにして目覚め、す... ...続きを見る

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2008/04/12 08:24
21世紀の唯物論
 「科学に依拠することなしには、哲学は自らの真理性そのものを保持し発展していくことはできないし、唯物論が歴史とともにその形態をかえていく必然性もまた存在しないことになるでしょう」  関西唯物論研究会創立20周年記念号として「21世紀の唯物論」が発行されましたが、冒頭の引用は、有尾善繁氏の言葉です。この科学と哲学とのかかわりについては、菅野礼司氏の「現代科学の課題」に20世紀科学革命の到達点と、21世紀の科学の課題について述べられています。  自然科学は、「新たに意識・心・思考を対象とする認知... ...続きを見る

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2008/04/09 05:45
川上允著 『品川の記録』/本の泉社
 異動の時期なども重なり、忙しい日々を送っています。転勤で未経験の人がきたらいつも教育係になります。今年もひとり未経験者がきて、その仕事が増えています。  本もぼちぼち読んでいるのですが、整理するまもなく読みっぱなし。これはいけないのですよね。メモでも残しておかないと忘れてしまいます。  最近、川上允著 『品川の記録』/本の泉社を読みました(2月にもらっていたのに今頃になってしまいました。まだ手付かずのものがあります。ぼちぼちいきます)。本を開いて、びっくりしました。山岸一章の「煙突男あるば... ...続きを見る

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2008/04/05 07:24
プレカリアートからプロレタリアート
 「古典への招待」上巻の続きです。少し戻って『ドイツ・イデオロギー』での「階級」についての記述に対する不破氏の要約文です。  「ここでは、階級とは、生産過程で客観的に同じ立場に立ち共通の利害関係をもつ人びとが存在すれば、その集団がそのまま階級になる、というものではないとされ、階級的な「結合」という過程の進行が重視されます」 この「階級」論の展開が『哲学の貧困』では、「階級は生産関係のなかでの地位でおのずから規定されるが、組織や意識の発展とともに、「大衆それ自体にとっての階級」に成長する、という... ...続きを見る

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2008/03/27 06:18
われわれはなによりもまず、完全な互恵と平等を望む
 昨日紹介した不破哲三著『古典への招待』上巻についての続きです。読んでいくうちにいろいろなところに目が留まるのですが、少しだけ私が関心をもったところを紹介します。  『共産党宣言』の中に連帯の問題も触れられているのですが、そこでの連帯と自主性の不破氏の解説はわかりやすいです。  「当面の課題で一致できるからといって、それらの運動の弱点に目をつぶり、そこに埋没してしまう態度をいましめることは、『現在の運動において同時に未来を代表する』ものの責務に属すると考え」たマルクス、エンゲルスがその立場を... ...続きを見る

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2008/03/25 19:40
各人の自由な発展が、万人の自由な発展のための条件
 『月刊学習』に不破哲三氏が連載中の「古典への招待」の一年分が単行本になりました。この本は上巻ですが、いまも連載中のものが引き続き単行本にされる予定です。ここで取り上げられている古典はすでに何度か読んだものが対象になっていますが、このような形で読み直すというのも楽しい過程です。とりわけ、歴史のなかで読む、という視点に興味深いものがあります。  科学的社会主義の古典や哲学を何度も繰り返し読み直すというのは、あらたな発見や現在直面している現実の問題に対し、あらたな視野というか、広い視野を広げてくれ... ...続きを見る

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2008/03/24 20:00
多喜二 1928年1月1日日記
 多喜二の1928年1月1日の日記は有名です。度々引用されるのが、「さて、新らしい年が来た。俺達の時代が来た我等何をな為すべきかではなしに、如何になすべきかの時代だ」です。この一文は日記の一部です。私もここだけを取り出して論じることもありますが、ずっと気になっていることがありました。  「Tが、『復活』のカチューシャと同じように、自分から去って行った。思想的に断然、マルキシズムに進展して行った」という前段があるのですが、この文が改行なしに書かれているのはなぜか、後段に「『復活』読了。感激を受け... ...続きを見る

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2008/03/19 20:33
「小林多喜二展」監視 憲兵政治の復活を許してはならない
 昨日の「しんぶん赤旗」主張に、「防衛省は、陸海空三自衛隊ごとに置かれている情報保全隊を統合し、二〇〇八年度中に自衛隊情報保全隊に新しく編成する計画」「自衛隊情報保全隊を編成する目的について政府は、『自衛隊に対する諜報活動に関する情報の効率的な収集・集約・分析・共有を図る』ためと説明」「自衛隊内部の機密情報漏えい防止だけでなく、自衛隊の国民監視の活動を強化するのがねらいです。憲法が保障する基本的人権をじゅうりんする重大問題です」とありました。  たまたま纐纈厚著『憲兵政治』を読んでいたところな... ...続きを見る

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2008/03/18 06:10
必ず読むべし!「私たちはいかに「蟹工船」を読んだか」
 本日、「私たちはいかに「蟹工船」を読んだか」が届きました。その場で8冊が売れました。昨日の「しんぶん赤旗」を見た人がすぐさま購入されました。それだけでも反響の大きさが伺われますが、この中身がまた凄いです。  香山リカさんが、「私はひそかに、今の若者たちにはプロレタリア文学の代表作である『蟹工船』の世界を理解するのはむずかしいに違いない、と思っていたのだ。たとえ優等生的な若者が頭で読みこなしたによせ、誰の一方的な支配を受けるなどという状況を実感し、そこから自分の言葉で何かを考えることなど不可能... ...続きを見る

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2008/02/09 21:22
瀬長亀次郎と「蟹工船」
 琉球新報社が発行した「不屈 瀬長亀次郎日記 第1部獄中」を読みました。米軍当時下に政治弾圧による逮捕・投獄。その獄中日記です。カメジローの不屈の精神、未来を確信した不屈の闘いに心があつくなります。  獄中に差し入れされた本のリストに小林多喜二「蟹工船」がありました。カメジローは獄中で「蟹工船」をどう読んだのでしょうか。 ...続きを見る

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2008/02/06 07:15
定本 小林多喜二全集 第十一巻
 今日から『定本 小林多喜二全集』第十一巻を読み直します。多喜二の地下活動時代の評論集です。地下活動に入ってからも多喜二はたくさんの本を読み、「文芸時評」も書いています。すごいエネルギーですよね。 ...続きを見る

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2008/01/13 06:17
小林多喜二「静かなるドンの教訓」
 小林多喜二の小説を読むときには実物大の多喜二を知り、多喜二自身が語った言葉などから多喜二の思考、反省、そこからの発展・挑戦精神を知ることがひとつの手がかりになるでしょう。これまで知られなかった事実の発掘など、新しい発見などをそれにどう活かしていくかも重要な課題になると思います。  ひとつの小説を読めば、その小説を書くに至った時期の多喜二を知りたくなる、いや、知ってからもう一度読みたい、そんな風に考えてしまいます。  「定本小林多喜二全集」第十巻をいっきに読みました。「生きた多様な現実」「生... ...続きを見る

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2008/01/08 22:40
ビキニ被爆と輸血によるC型肝炎ウイルス感染
 第五福竜丸に乗船しビキニ事件で被爆した大石又七さんの「これだけは伝えておきたい ビキニ事件の表と裏」かもがわ出版を読みました。  ビキニ事件については被爆の実態、核兵器廃絶求める運動の中で概要は知っていましたが、被爆者の書を読むのははじめてです。  読んで驚きました。肝炎訴訟に関して以前にコメントを書きましたが、ビキニ被爆者も治療時の輸血によってC型肝炎ウイルスに感染していたという事実です。それもウイルス感染を知らされていなかったのです。水爆による被爆だけでなく、輸血による感染、感染の事実... ...続きを見る

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2008/01/08 06:08
今年の書評
 書評の投稿を始めて4年半になりますが、今年は忙しさのためその投稿数も減り、内容もおざなりになってしまいました。毎年読む本は200冊を超えるのですが、今年は今日の時点で179冊と一年200冊という読書量も減少してしまいました。忙しいので仕方がないのですが、やっぱり十分な記録が残せていないのが残念です。  備忘録的に始めた書評の投稿で、オンライン書店ビーケーワンのポイント稼ぎも4年前から始めたのですが、毎年ほぼ毎週投稿していたのが、今年は不定期になってしまいました。一月以上投稿しないときあったり... ...続きを見る

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2007/12/15 09:07
「『資本論』から哲学を学ぶ」と「物語労働者階級の誕生」と多喜二初期作品
 9月に学習の友社から出版された2冊の本に注目しました。一冊は注目している哲学者・牧野広義さんの「『資本論』から哲学を学ぶ」。もう一冊は浜林正夫さん「物語労働者階級の誕生」新装版です。この2冊の本は、資本主義の本質がよくわかるように書かれています。  前者は『資本論』の入門書としても読めますし、マルクスの豊かな思想を学ぶことができます。同時に、「人間」と「自然」の関係をマルクスはどのようにとらえていたかを、牧野広義さんの最近の著者でも研究されている「本源的価値」という視点から強調され、興味深い... ...続きを見る

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2007/10/02 06:21
長崎西端の神秘的(?)な島のこと
 「長崎県の平戸島から更に西の海中に周囲約8里程の細長い孤島がある。そこが本邦の最西端にある生月島である。  私はそこに未だに奇怪な伝承と潜伏をひそかにつづけている古切支丹宗徒の数群が残存している事実を知り、・・・、過去のヴェールに包まれたこの島もようやく世間の明るみに出されつつある。とにかく、まがりなりにもかほど整然たる組織を持ちつづけて残存した潜伏信仰宗団の例は、全世界にも誠にめずらしいのであって、その歪曲ぶりは、どんなしっかりした宗教でもその指導を経たれて潜伏した場合どうなるかという、テ... ...続きを見る

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2007/09/09 08:34
人類は核兵器と共存できない
 核兵器廃絶めざす運動は、私の平和運動の原点である。そういっても過言ではないほど、私の人生に与えた影響は絶大です。二十数年間、どこかの平和行進を歩き、原水爆禁止世界大会にも何度も参加してきました。これからも核兵器廃絶を訴え続けます。  ジョゼフ・ガーソン著「帝国と核兵器」を今日読み終わりましたが、久々に視点も論点もしっかりした書だと感心しました。  広島・長崎への原爆投下の不当性を明らかにし、その後のアメリカの核戦略の本質を事実に基づいて解明しています。それだけではなく、真相を知らさない、真... ...続きを見る

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2007/09/06 20:12
島村輝先生の書評「世界文学としての芥川龍之介」
 島村先生から福元館で「赤旗」に近々書評が掲載される予定と聞いていましたが、本日の「赤旗」に掲載されていました。関口安義著「世界文学としての芥川龍之介」への書評です。  「人間性の真実探求に向かう若き姿」というタイトルがいい、と思います。このタイトルは関口安義氏が明らかにしようとした「『人間性の真実探求』」に向かう『人生にきわめて誠実な作家』という若き日の芥川像」というところからつけられたと思いますが、同時に芥川、宮本両者の「若き姿」を考え併せることもできます。  書評自体は、本日の「赤旗」... ...続きを見る

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2007/09/02 07:51
同じ世代を生きて 水上勉・不破哲三往復書簡
 水上勉・不破哲三往復書簡が一冊の本になって発行されました。読んでいて、真の人間の心の交流とはこういうことをいうのだろう、と最初から夢中になって読みきりました。興味のある人は読んで欲しいし、そうでない人にもお勧めします。  人と人との心の交流、その本当の心を通わせたものどうしが、お互いの立場などを尊重しあいながら、それぞれがお互いを気遣い、そして接近していく、そして最後までお互いを気遣いあう。そんな本当に素晴らしい心の交流を感じることができました。  本書を読んでいて、水上文学の世界も知るこ... ...続きを見る

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2007/08/20 19:58
心さわぐシニア文学サロン
 日本民主主義文学会のホームページに次回の「心さわぐシニア文学サロン」の案内が掲載されています。  8月19日(日)PM2:00〜 民主文学会事務所  テーマ=現代のプロレタリア文学 (『すばる』・07年7月号 「プロレタリア文学の逆襲」)  報告者=乙部宗徳 このテーマにすごく興味あります。『すばる』が 「プロレタリア文学の逆襲」として特集を組んでいるわけですが、なかなか興味深い内容でした。首をひねるような内容もありますが、この時代に特集を組んだことは意味あることだと思います。  こ... ...続きを見る

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2007/08/07 06:25
多喜二・百合子研究会
 我が家には読んでいない本がいったい何冊あるのだろう。新刊本、古本、読みたいと思った本は、すぐ購入してしまいます。ところが1年も2年もほったらかしになる本も多い。それでもいつかは読んでしまうから、買って読まない本はないのですが・・・。  中には、「日本プロレタリア文学集」のような全集を発行後購入して、いまだにつまみ読みしているようなものもあります。だいたいこの全集を全部読みきる人はいないのかな〜。何十年かかっても読んでしまおうと思う私の読書癖は治りそうもありません。  今年は、2月の大阪多喜... ...続きを見る

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2007/08/07 06:06
小林多喜二が読めなかった時代
 窪田精『私の戦後文学史』が古本屋で400円で売っていました。読んでいて興味深かったのは戦後じゃなく、それ以前の窪田精さんの体験でした。  「小林多喜二という名前を、私がはじめて知ったのは、十七歳のときである。一九三八年−昭和十三年の八月だった。その頃、私は横浜の中区吉浜町というところにあった海員養成所にいた」  そこで、プロレタリア文学や小林多喜二、「蟹工船」のことを教わり、本屋を探し回ったがとうとう入手できなかったそうです。すでに国禁の書として小林多喜二は読めない時代だったのです。そんな... ...続きを見る

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2007/08/04 06:28
「敗北」の文学
 宮本顕治の死去、関口安義著『世界文学としての芥川龍之介』の発売のニュースで、宮本顕治『「敗北」の文学』にあらためて興味がわき、20年ぶりに『「敗北」の文学』を読み直しました。 ...続きを見る

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2007/07/30 20:51
シリーズ日本近現代史
 以前に岩波新書からシリーズで発刊されている「シリーズ日本近現代史」について書き込みをしました。今月、その第五巻が発売されたので読みましたが、幻滅しました。  岩波書店はこのシリーズを「家族や軍隊のあり方、植民地の動きにも目配りをしながら、幕末から現代に至る日本の歩みをたどる新しい通史」をうたい文句にしていました。しかし、この第五巻はまったくそのような視点がありません。それぞれの巻の著者が違うとはいえ、ここまで趣旨と違うものを発行していいものでしょうか。岩波書店の姿勢を問いたくなります。  ... ...続きを見る

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2007/06/29 05:38
自然は人間にとって「根源的価値」
 本日はまたまた少し読書の感想を。私がここ数年新刊本が出るとチェックする哲学者は、岩崎允胤、鰺坂真、牧野広義の三人です。  特に牧野広義さんの生命倫理の研究に注目しています。 今年3月、『現代倫理の危機』文理閣を共著で出版。やっと読み始めました。環境問題が地球的規模で大問題になっているもとで、「環境倫理」も様々な人が様々な角度から論じています。しかし、基本的な点で大きな違いがあるのが今日の「環境倫理」の現状です。  本書では、それらの点を踏まえながら、基本的な立脚点の解明がされています。何事... ...続きを見る

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2007/06/22 06:37
小林多喜二「老いた体操教師」 『民主文学』と『すばる』
 小林多喜二の「老いた体操教師」に関して、発掘者の曾根博義さんが『民主文学』7月号に「解説」、『すばる』7月号に「投稿少年小林多喜二 − プロレタリア文学の/への逆襲 −」という記事を書いています。  両方を読むと、「老いた体操教師」が掲載された『小説倶楽部』の出版背景、当時の投稿傾向などがわかり、興味深いものがあります。 ...続きを見る

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2007/06/18 05:48
過去の遺産ではたたかえない
 石川康宏著「いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう!」(日本機関紙出版センター)を読みました。このタイトルいいですね。憲法守るじゃなく、憲法どおりの日本をつくろう、私は憲法を実現しようをいつも言うようにしています。  「改正教育基本法」は憲法違反、改憲勢力がめざす「日本像」のひどさ、格差と貧困などなどの実態に目を向けながら、いまこそ憲法どおりの日本をつくろう、と呼びかけています。  最後はなかなか辛辣さも含めながら、人々を鼓舞しようとしています。「過去の遺産ではたたかえない」との見出しはまあ... ...続きを見る

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2007/06/04 05:23
多喜二の死因 −その法医学的考察から−
 中田友也著『鬼手佛心』(本の泉社/2007年/1500円)に、、「文化評論」1978年2月号に掲載された「多喜二の死因 −その法医学的考察から−」が収録されていました。  多喜二の逮捕、拷問、死の状況が様々な書から証言が紹介されています。当局発表による「心臓麻痺」。「心臓麻痺という死因は医学的にない」と警察による犯罪を覆い隠そうとする意図を指摘しているところが印象的です。  多喜二の残された写真や多喜二の死体の観察記録を残した安田徳太郎医学博士の資料から死因を分析し、結論は「死因は外傷... ...続きを見る

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2007/05/30 06:51
松田解子『回想の森』
 松田解子自選集の第十巻『回想の森』を読み始めています。この第十巻には「回想の森」と「女人回想」が収録されています。本日は「回想の森」を読了、「女人回想」は後日にします。松田解子の力強い回想に感心しました。  この「回想の森」には、小林多喜二のことも書かれています。チンドンヤを見つめる多喜二。  女性観などについて「大宅氏とそのよこの江口委員長に舌鋒するどくせまる小林多喜二」「小林多喜二は民衆の飢えを、その全面にわたり、本来の深味に徹して理解していたからこそ、ああいう問題にたいしても、あの... ...続きを見る

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2007/05/27 15:19
「民主文学」と私
 岩渕さん、ありがとうございます。7月号も購入します。「民主文学」創刊500号記念増大号は読み応えのある内容になっています。「500号と私」も興味深く読みました。  私が「民主文学」を読み出したのは20歳頃だったと思います。「赤旗」の広告見て、興味のある号だけ買い始めました。24歳から29歳までは定期購読していたのですが、28歳から労働組合の専従役員になって忙しくなり、読む暇もなくやめてしまい、それからは不定期読者です。忙しくて読む暇もなくというのは、少し違うかもしれませんね。興味があれば読ん... ...続きを見る

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2007/05/11 05:11
「ハンセン病の芸術形象をめぐって」 「民主文学」創刊500号
 「民主文学」が創刊500号。おめでとうございます。広告に「ハンセン病の芸術形象をめぐって」というのを見つけて、昨日昼休みに梅田の本屋まで買いに走りました。地下鉄往復400円、増大号なのでいつもより高い1200円。「民主文学」を取り扱っている書店が減り、入手するにも手間とお金がかかるようになりました(笑)。  さてさて、5月5日に「谺雄二が語るハンセン病問題の今」の「赤旗」記事を読んで、思いつきのつたない思いを書いたのですが、「民主文学」6月号にはりっぱな文が発表されています。岩渕さん、知って... ...続きを見る

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2007/05/09 05:43
「人間の尊厳」と日本国憲法
 牧野広義著『現代倫理と民主主義』(地歴社)の終章に「日本国憲法と倫理」について書かれています。平和の倫理とともに、「人間の尊厳」を柱に日本国憲法を読むと、人類が闘い取ってきた人権の問題もわかりやすくなります。  もちろん、この本は日本国憲法を直接といたものではなく、現代思想の検討と現在社会的な問題となっている生命倫理や環境倫理の検討ではあるけど、歴史的な流れ、そのうえでの現代の思想を検討すれば、日本国憲法の先駆性が浮き彫りになってきます。  興味のある人は本書をぜひ読んでいただきたいと思い... ...続きを見る

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2007/05/08 05:36
ハンセン病問題の全面解決を!
 本日の「赤旗」に、「谺雄二が語るハンセン病問題の今」と題するハンセン病問題の現在と今後の課題が掲載されていました。  谺さんのハンセン病に対する論は明快です。「ハンセン病は貧困・戦争病だといわれます。きわめて感染力の弱い病気でよほど衰弱しないと発病しません。貧困と戦争は、その原因をつくるからです」  感染力がきわめて弱く、現在では早期治療によって確実に治り障害も残らないハンセン病。それが2001年5月11日の判決まで、国によって隔離してきたのです。  あきらかな人権侵害です。谺さんは言い... ...続きを見る

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2007/05/05 08:24
林直道著「強奪の資本主義」 出版記念学習会 
 「強奪の資本主義」についてすでに簡単な紹介をしましたが、来週「出版記念学習会」が行われます。  5月10日木曜日午後6時半からオピオ大阪(森之宮)205号室です。参加費1000円要りますが、絶対お薦めできます。  みなさんもいっしょに学びませんか。 ...続きを見る

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2007/05/05 05:40
「大正デモクラシー」と小林多喜二
 久々に家でゆっくり。と言いつつ、朝から今まで読書タイム。でも、落ち着いて読書に没頭できる時が一番リフレッシュできる時かもしれません。肉体的疲労も精神的疲労も本日で回復したようです。と言っても本ばかり読んでいたので、これからは目の休憩タイムにでも入ることにします。パソコンに向っていたら、目の休息にもなりませんが。 ...続きを見る

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2007/04/30 15:57
林直道「強奪の資本主義」と小林多喜二「蟹工船」
 林直道先生の「強奪の資本主義」。ずいぶん前に読み終わったのですが、読み始めた時から小林多喜二の「蟹工船」を思い出していました。  「蟹工船」描かれた原始的な搾取、労働者を人間として扱わない資本の論理。そんなえげつない搾取がまかり通る背景には、国家権力の意図的な介入や強権支配力があること。人間として生きていくためには連帯して闘わなければならないこと。「蟹工船」のスケールの大きさをあらためて感じています。 ...続きを見る

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2007/04/30 06:41
「科学の目」
 今日は統一地方選挙後半戦の投票日。私の町では選挙はありませんが、選挙のある人は投票に行きましょう!  この間忙しかったり、疲れていたりと、本は読んでいるのですが、その整理もままなりません。来週からは少しずつ元のペースに戻していきたいと思います。  「戦争と人間」は16巻まで読み終わってあと2巻。その合間にもそこそこ読んでいるのですが、読みっぱなしです。吉岡吉則「総点検日本の戦争はなんだったか」は明治維新以降の70年間に及ぶ戦争政策を総点検、資料も豊富で、あらためて「戦争」について考えること... ...続きを見る

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2007/04/22 07:49
林直道著「強奪の資本主義」(新日本出版社)
 林直道先生は何歳になったのでしょうか。年齢を感じさせない力強さのこもった本が出版されました。「強奪の資本主義」(新日本出版社)。  まだ途中ですが、林先生の満身の怒りが伝わってくる文体に魅了されます。何よりも人間性を踏みにじる今日の実態への怒りが伝わってきます。経済学者が「強奪の資本主義」などというタイトルで本を出せば、つい難しい理論尽くめの本だと思ってしまいます。実際、前に出された「恐慌・不況の経済学」は理論尽くめの本(これはこれで優れています)。  ところがどっこいです。この「強奪の資... ...続きを見る

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2007/04/11 06:00
五味川純平『戦争と人間』三一新書版全18巻を五千円でゲット
 先日から春闘等で行事が重複してばかり。大阪多喜二祭の準備もままならぬ忙しさ。それでも、昨日も「民報見たで〜」と声をかけられ、会社のメールにも「民報見たよ。頑張って」など激励の声が続いています。う〜ん、時間が足らないよ〜。でも、頑張ります。  昨日から電車の中で読んでいるのが澤地久枝の『発信する声』。この本の中に五味川純平の『戦争と人間』のことが書かれています。『戦争と人間』は以前から読みたいと思っていたのですが、実は先日、三一新書版全18巻を5000円でゲットしたばかりです。早く読みたいけど... ...続きを見る

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2007/02/07 06:00
シリーズ日本近現代史
 昨日の「赤旗」の「朝の風」に岩波新書の「シリーズ日本近現代史」が取りあげられていました。私も少々注目したシリーズです。  近現代史の見直しをいろいろな事実から示そうとしています。民衆史の研究など、様々な分野で近現代史の研究が行われていますが、そうした最新の成果も含まれています。いま第2巻までの発売ですが、全10巻の予定で完結がいつになるのかはわかりませんが、楽しみにしています。 ...続きを見る

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2007/01/31 06:09
浜林正夫著『ナショナリズムと民主主義』書評で3000ポイントゲット
 1月13日に紹介した浜林正夫著『ナショナリズムと民主主義』の書評が、オンライン書店ビーケーワンの「今週のオススメ書評」に選ばれ、3000ポイントゲットしました。 ...続きを見る

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2007/01/26 06:23
『風車の見える丘』を語る
 遅ればせながら「クラルテ」創刊号を今日いっきに読みました。編集後記に「水準以上」という言葉がありました。どのようなものが水準なのかは別として、私としては「期待以上」のものとして読ませていただきました。  特に「『風車の見える丘』を語る」と「失われた絆を取り戻す」は興味深く読ませていただきました。全体の作品にも「社会」との関わり、その中での人間を見つめる視点はいいなぁと思いました。 ...続きを見る

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2007/01/22 19:56
浜林正夫著『ナショナリズムと民主主義』(大月書店)の中の「愛国」
 教育基本法改悪を強行し、憲法改悪を公言する安倍政権。「愛国心」の名のもとに自由や人権が制限・弾圧された過去を忘れることはできません。  では、この括弧つきの「愛国心」とはいったいどういうものなのか、小林多喜二ファンとも馴染み深い浜林正夫さんがタイトルの本を出版されたので、さっそく読んでみました。  「愛国」を唱えた人はもともと「国を愛するがゆえに体制の変革を望む」人々であったことが明らかにされており、興味深く読みました。  多喜二も自分の暮らす国を愛するが反戦・平和を唱え、人権・民主主義... ...続きを見る

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2007/01/13 08:50
ここがロドス島だ、ここで跳べ
 ”ここがロドス島だ、ここで跳べ!” 「資本論」の中で私の一番好きな場面というか箇所です。マルクス以前の経済学が跳べなかった剰余価値が何処から生まれるかの本質を、マルクスが「私には跳ぶことができる」と得意満面に、読者を焦らすことをあたかも楽しむような顔が浮んでくるような場面です。ここを読むといつも嬉しくなります。難解といわれる第一篇「商品と貨幣」を読み終えた後に出てくる場面だけに、あたかも自分にも跳ばしてくれるんだという気になってしまうから不思議です。 ...続きを見る

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2007/01/10 19:24
REVIEW JAPAN 未来書評 600評に!
 2003年4月27日から始めた「REVIEW JAPAN」への投稿が本日600に達成しました。約3年半で600は、最近はあまり書いていないものの、まあそれなりに頑張ったと思います。  思えば「REVIEW JAPAN」に多喜二ライブラリー特選図書の書評を投稿し続けていたからこそ、「未来の小林多喜二」ブログも誕生しました。ただ、本を読んでいただけでは、今日の未来も未来ブログもなかったでしょう。  600達成を記念して、599本目は小林多喜二「防雪林」、600本目を島村輝「多喜二の三極」につい... ...続きを見る

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2006/12/23 17:06
多喜二とキリストの死
 三浦光世『三浦綾子創作秘話』という今月発売の文庫本を見つけました。三浦綾子の15作品を中心に、それらの作品の執筆の動機やエピソードが書かれています。いつくか興味深く読んだものがあるのですが、二つだけ紹介します。  ひとつは「主人持ちの文学」。『氷点』のテーマが「原罪」であることから、「文学作品の中に自分の思想信条を盛り込むことは、『主人持ちの文学』として、忌避される傾向がある」ことへの心配をした様子が語られています。深く分析されてはいませんが、思想・信条を否定するものでないところに、これから... ...続きを見る

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2006/07/20 20:50
未来の科学探求
 人間とは何か、生きることとは、など私の興味は尽きません。人を知るためには宇宙の誕生や生命の誕生など、科学の知識も必要だと思っています。  5月25日に、中沢弘基著「生命の起源・地球が書いたシナリオ」(新日本出版社)への私の書評を紹介させていただきました。  そこでは、これまでの「生命起源説を根底からひっくり返す注目の書である。生命の起源に興味ある人は必ず読むべし。これまでの「常識」がけっして科学的に十分説明できていないことに気づかされる」「生命誕生の瞬間を考えるうえで、画期的な説として注目... ...続きを見る

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2006/07/17 07:13
多喜二にとっての1927年
 昨日、このブログを整理していて気づいたことがあります。小林多喜二を語るブログなのに、主催者である私の記事が一番多喜二のことに触れていない、ということです。う〜ん、これは少し変かなと思ってしまいました。どうも私の関心は現代にありすぎるため、政治的な問題に偏っているのかもしれません。と言いながら改める気持ちはないのですが・・・。いいですよね?  といいつつ、多喜二のことに今日は触れます。実は、1931年という時期を志賀直哉訪問という問題から考えさせられていたのですが(これはこれで研究する価値ある... ...続きを見る

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2006/07/03 20:59
原爆小説について
 先日、田口ランディ『被爆のマリア』について書きました。そこで、原爆小説を書き続けている作家として林京子しか知らないことを書きましたが、昨日の「赤旗」文芸時評に青来有一が最近原爆をテーマにした小説を書いていることが紹介されていました。  宮本阿伎は青来有一の小説について「小説のつくりが整いすぎて、真実味をいささか削いでいるうみらもある。原爆や戦争を考え、伝えようとする作家の努力を貴重に思うことは言うまでもない」と評している。青来有一も最近書き続けているそうです。以前の私の説明を訂正します。青来... ...続きを見る

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2006/06/29 05:42
『フロンティアの文学――雑誌『種蒔く人』の再検討』
 takahashiさんから『フロンティアの文学』について、コメントが寄せられました。う〜ん、とても難しいテーマがあります。プロレタリア文学運動を考えるにあたって、『種蒔く人』を考察することは意味深いことなのですね。  以下takahashiさんのコメントを紹介します。 ...続きを見る

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2006/06/29 05:33
劇団「海流座」楽しみです
 米倉斎加年さんは「生きる」ことにいつも真剣に取り組んでおられますね。今年『いま、普通に生きる』を出版されましたが、そこには米倉斎加年さんの「生きる」ことにたいする思いが連ねられています。  『早春の賦』、生誕100年・没後70周年記念公演パンフレットの言葉が収録されていますが、何度読んでもジンとくる言葉です。  「普通であることは勇気のいることだ。多喜二の言葉は生きるための言葉であり、愛の言葉である」  「不正だとか、間違ったことに命がけでたたかう不屈の心情をもっている。そういう勇敢さが... ...続きを見る

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2006/06/28 05:19
田口ランディ著『被爆のマリア』について
 今日の「朝日新聞」「赤旗」の読書欄に、田口ランディ著『被爆のマリア』の書評が掲載された。「朝日新聞」の評者は小池昌代(詩人)、「赤旗」は千頭剛(文芸評論家)である。  もうすぐ被爆61年が来るが、いまだに被爆者は苦しみ続け、核兵器は存在し続ける。いま、原爆を語り続けることの重要性は失われてはいないどころか、人類と共存できない核兵器の完全廃絶を主張することはますます必要だろう。  過去には『黒い雨』や『はだしのゲン』など、小説やマンガに描かれた。が、いまでは被爆体験をもつ林京子が、原爆をテー... ...続きを見る

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2006/06/25 11:06
『フロンティアの文学』/『種蒔く人』『文芸戦線』を読む会/論創社
 島村先生が「『種蒔く人』『文芸戦線』を読む会」の7月1日の例会で講演します。島村先生の講演はもちろん、この「会」にも興味がありました。「会」が出版した本を読んだことがあるので、本棚から探し出して見てみました。読んだ時には知らなかった人と秋田多喜二祭で出会っていることに今更ながら驚きました。  執筆者のひとり高橋秀晴さんって、一緒にラーメン食べに行って、コーヒーショップ行って、私の宿泊するホテルまでタクシーで送っていただいた高橋さんですよね?わぁ〜、『いま中国によみがえる 小林多喜二の文学』の... ...続きを見る

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2006/06/24 17:43
『治安維持法小史』/奥平 康弘/岩波現代文庫
「共謀罪」が治安維持法の再来と危惧される理由 ...続きを見る

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2006/06/22 05:09
「治安維持法」と「共謀罪」
 今月16日に「九条の会」呼びかけ人の一人・奥平康弘さんの『治安維持法小史』が岩波現代文庫から再出版されました。全部読んでから記事にしようと思ったのですが、コメントに書いたところ「治安」を「慰安」と間違ってしまいました。訂正ついでに転載します。  今、読んでいるのですが、やっぱり「共謀罪」は危険だとあらためて思いました。治安維持法準備過程の論議の中での危険な方向が似ているのです。そして、治安維持法によって「協議」が処罰の対象になり、それがだんだんエスカレートしていき、治安維持法がますます改悪さ... ...続きを見る

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2006/06/21 05:25
伊藤整からみた多喜二 そのA
 遅々として進まなかった『若い詩人の肖像』もやっと終わりが見えてきました。後半には手塚英孝の多喜二伝が多く活用されています。手塚英孝の多喜二伝の存在の大きさを、ここにも感じることができます。だから、これほど語られる小林多喜二なのに新しい多喜二伝が出ないのかな。倉田稔『小林多喜二伝』は、こうした状況のもとで小樽時代の多喜二伝を充実させたところに注目されますね。  倉田稔『小林多喜二伝』を読んで以来、気になっていた『若い詩人の肖像』。前回の続きを列記します。 ...続きを見る

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2006/06/19 20:19
多喜二の志賀直哉訪問
 土井大助『小林多喜二』(1979年・汐文社)を古本屋でゲット、先日読み終わりました。この本にも志賀直哉をたずねた多喜二のことが書かれています。  ここには、「のちになって志賀はその日のことを書いている。『桜が咲いていた』というのは、志賀の没後、かれの思いちがいであることがわかった」と書かれています。これによると、志賀の「桜が咲いていた」によって32年春訪問が定説化されたみたいですね。志賀没後、その他の書簡から「桜が咲いていた」は志賀の思いちがいとして、訂正されたのですね。 ...続きを見る

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2006/06/19 05:21
伊藤整からみた多喜二 その@
 『若い詩人の肖像』(新潮文庫)を古本市で見つけ、ぼちぼち読み進めているのですが、活字が小さくことや、伊東整に興味がないことからなかなか進みません。前半に小林多喜二のことが書かれていたので、中頃からは余計に進まなくなっています。とりあえず、伊藤整からみた小林多喜二を一部抜き出してみます。( )内は新潮文庫ページ。 ...続きを見る

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2006/06/18 16:44
『天皇の玉音放送』/小森 陽一/五月書房
「ウソとホントの二重構造のトリックを暴く」 ...続きを見る

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2006/06/18 11:10
『プロメテウス』と古典学習
 私が哲学の勉強しているのを知ったアキオちゃんから、『プロメテウス 小説マルクス・エンゲルスの生涯』全16巻をプレゼントしていただけるとの嬉しいコメントをいただきました。マルクス・エンゲルスの哲学を学ぶにあたって、この小説は最良の入門書ですね。アキオちゃんは勉強家でよく知っているなぁとあらためて思いました。アキオちゃんの気持ちに感謝・感激です。  私にとって『プロメテウス』は意義深い本でした。私が購入したのは特装版第2刷(1986年2月20日)だから、25歳の時です。 ...続きを見る

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2006/06/18 06:56
「終戦の詔書」と今日
 今日は久々に、まっすぐ家に帰り一家団欒の食事。来週も忙しいから、体調回復に今日はたっぷり休養することにします。  それはさておき、島村先生のお薦めの本、小森陽一著『天皇の玉音放送』を今日読み始めました。「堪え難きを堪え忍び難きを忍び」という一節だけが終戦記念日などにテレビで繰り返されています。が、「終戦の詔書」を読んだことがないことに本書を読んで初めて気づかされました。  現在の「靖国史観」などの「正しい戦争」観や、戦争責任がいまだに曖昧にされている出発点に、この「終戦の詔書」があるとの具... ...続きを見る

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2006/06/15 20:24
『時代の証言者 伊藤千代子』
 ササヤンさんから「小林多喜二への関心と同じくらい今、私は伊藤千代子のことを思っています」とのコメントが寄せられました。私も伊藤千代子の「生きる」ことへの考えに共感しています。ぜひ、伊藤千代子についても知っていただきたいと思います。   『時代の証言者 伊藤千代子』(藤田広登・学習の友社・2005年)に最新の研究成果がまとめられています。  あと、『信州異端の近代女性たち』(東栄蔵・信濃毎日新聞社・2002年)にも伊藤千代子の新発掘資料のことが記されています。治安維持法による拷問や拘禁によっ... ...続きを見る

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2006/06/07 18:53
「生命の起源・地球が書いたシナリオ」/中沢 弘基/新日本出版社/「ダイナミックな地球観から生命を」
 生命はいつ誕生したのか、地球以外の宇宙に生命は存在するのか。生命に関する探究は興味がつきない。これまで、生命の起源に関する本を何冊も読んできたが、それらの生命起源説を根底からひっくり返す注目の書である。  生命の起源に興味ある人は必ず読むべし。これまでの「常識」がけっして科学的に十分説明できていないことに気づかされる。 ...続きを見る

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2006/05/25 21:06
川端康成の『地区の人々』の読後感
 佐藤静夫「多喜二の死と同時代作家」の川端康成の引用に省略があったため、誤解をまねいたようです。川端康成の文を追加で紹介します。小林多喜二の『地区の人々』への読後感です。 ...続きを見る

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2006/05/22 21:05
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』本日発売
 「ハリー・ポッター」現象はいつまで続くのだろうか。オンライン書店に予約しておけば、発売日当日に自宅に配達されるサービスまである。我が家の子どもたちも、ご多分にもれずハリー・ポッターファン。一番下の子どもは3月頃から「予約して、予約して」と催促。「早く予約したからといって、早くは届かないよ」と言ってもきかない。4月に仕方なく予約した。 ...続きを見る

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2006/05/17 22:03
多喜二ライブラリー特選図書への書評D 松本忠司『魂のメッセージ』
 今年2月、秋田多喜二祭の翌日、大館へ島村先生に同行し、現地の実行委員の人に多喜二ゆかりの場所を案内していただいた。その時、セキ生誕の地も案内してもらった。三浦綾子は歩いて、その地を取材したときいた。『母』を読み直そうと思ったのについついそのままになってしまっている。  気になってきた。少し読書予定が詰まっているが、6月には読もう。 ...続きを見る

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2006/05/17 05:35
多喜二ライブラリー特選図書への書評C 『小林多喜二生誕100年記念シンポジウム記録集』
 過去の書評を振り返るのも楽しい時がある。当時の認識を知ることができ、今と比較することができる。中には、とんでもないこと書いてると恥ずかしくなるようなものもあり、振り返るのが嫌になることもあるが。  この書評の『党生活者』に対する認識は、秋田多喜二祭で島村先生の講演を聴いていなければ、いまだに持ち続けていたかもしれないと考えてしまう。この書評を書いた時点では、いわゆる傍証で満足していたわけだが、その後多喜二自身の手紙や作品から検証できるなどとは思っていなかった。  島村先生が多喜二自身から読... ...続きを見る

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2006/05/12 05:15
多喜二の全小説を書評に!
 2月18日秋田多喜二祭以降、『小林多喜二全集』を読み始めた。全集を読み通すのは三度目だが、今回は多喜二の小説のすべてを書評にしようと決意した。これがかなり大胆な決意であったことを痛感している。  多喜二の初期の作品は短編ばかりというところに、私にとって良くもあり、悪くもある。良いこととは、二度読んでから書評が書けること。悪いこととは、短編を苦手とする私の意識である。こんなことを考えながら悪戦苦闘中。とりあえず17作品の書評を書いたが、本当にとりあえずというのが正直なところである。 ...続きを見る

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2006/05/09 20:45
多喜二ライブラリー特選図書への書評B 倉田稔『小林多喜二伝』
 多喜二ライブラリーの設立以来、多喜二関連の本が何冊出版されたのだろうか。多喜二ライブラリー特選図書はいま数えることはできるが、2003年末時点の私には知りえることではなかった。  2003年末に続いて出版された三冊の本は本当に嬉しかったことを思い出す。ひとりの多喜二ファンとして、待ちに待った「待望」の瞬間であった。この2003年末、私は「よみがえった多喜二」を確かに感じた。その喜びが、この書評に言葉少なに込められている。いま読むと「伝わらないなぁ」と自分でも思うが、多喜二たちの「火を継ぐ」こ... ...続きを見る

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2006/05/08 20:30
多喜二ライブラリー特選図書への書評A 土井大助『よみがえれ小林多喜二』
 多喜二は「まだ語りつくされていない」。多喜二ライブラリー特選図書2冊目を読んだ2003年12日10日時点での感想である。この「まだ語りつくされていない」との感想から『いま中国に よみがえる小林多喜二の文学』の書評の視点につながっているのだろうか。2年以上前の書評を振り返って、そんなことを考えた。 ...続きを見る

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2006/05/06 05:05
多喜二ライブラリー特選図書への書評@ 松澤信祐『小林多喜二の文学』
 「白樺文学館多喜二ライブラリー」が設立されたのは小林多喜二生誕100年、没後70年の2003年7月だった。その11月には第1回シンポジウムが開催された。  私はこの年の2月、九段会館で行われた多喜二祭に参加する予定を立てていたが、諸般の事情から行くことができなくなったことを今も覚えている。その後、多喜二生誕100年だというのに何の動きもなく落胆していた。生誕100年の年に何の動きもない状態にジレンマを感じていた。そこに突如あらわれたのが「多喜二ライブラリー」だった。しかし、知った時には第1回... ...続きを見る

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2006/05/05 16:53
多喜二は、もし虐殺されなければ、何をえがきたかったのか
 今日と明日、久々の連休だ。3月以降、京都春の陣や世界反戦デーなどなど、週末になると出掛けることが多かった。二日連続の休みは本当に嬉しい。休みの日はいつも朝5時から夕方4時頃まで本ばかり読んでいる。仕事とは違って勤勉そのもので、家族からは不思議な目で見られている。と言っても、こんな生活はここ数年のことである。それまでは育児と家事と社会活動で忙しく、落ち着いて本を読む時間のない時もあった。 ...続きを見る

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2006/05/04 18:08
読書における能動性
 私にとって読書にはふたつの読み方がある。一つは、最初から何かを見つけたくて読む場合。もうひとつは、面白そうだとか、これを勉強してみようかと狙いをさだめて読む場合。いままで深く考えたことはなかったが、ここに表れた能動的と受動的の意識の違いは、結果において大きな影響をもっているようだ。 ...続きを見る

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2006/02/09 21:06
『Q&A 国民投票法案』/菅沼 一王,笠松 健一/大月書店/「国民投票法案が憲法に違反している!」
 憲法改悪に反対する者としては国民投票法の制定さえ反対である。国民投票法の目的が憲法を変えることにあるのは明白であり、改憲の突破口がこの国民投票法となる。 ...続きを見る

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2005/12/12 05:58
『「心のノート」の方へは行かない』/岩川直樹・船橋一男編/子どもの未来社/「11億円もかけたノート」
 教科書でも副読本でもない。教科書検定の対象でもなくチェックシステムがない「心のノート」。この「心のノート」とは何なのか。何を目的とし、子どもたちに何を伝えようとするのか。 ...続きを見る

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2005/12/12 05:55
『憲法九条、未来をひらく』/井上 ひさし他/岩波書店/「九氏の熱い確信の声が届いてくる」
 「九条の会」発足から1年過、今年7月30日に開催された講演会には1万人の人たちが集まった。本書は、そのときの講演内容とそこに参加できなかった人の想いが掲載されている。  『憲法九条、いまこそ旬』に続く九氏の決意あらたにした想いが綴られている。 ...続きを見る

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2005/12/11 19:34
『子どもたちの日本国憲法』/子どもたちの日本国憲法/新読書社/「子どもの目を持ち続けよう!」
少年の目に涙があふれる 戦場へ行く母を見送るその姿が 目に焼き付いたまま離れない ...続きを見る

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2005/12/11 19:31
『ハルカ・エイティ』/姫野 カオルコ/文藝春秋/「ふつうじゃない女性の戦前・戦後」
 著者はあとがきで「本書はノンフィクションではないが、実在の人間の、戦場での体験をはじめ、事実をもとにした小説である」とある。著者の伯母がモデルだそうだ。  戦前の体験が描かれているため、読み始めた。戦前のハルカの生き方にグイグイ引っ張られながら、興味深く読んだ。しかし、戦後は私には別世界、複雑な気持ちである。ただ80歳の素敵なおばあさんハルカには会ってみたいと思ったから、それはそれでひとつの体験だったかもしれない。 ...続きを見る

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2005/12/05 05:58
『あなたが「いる」ことの重み』/藤谷透/青木書店/「なぜ人を殺してはいけないのですか?」
 「なぜ人を殺してはいけないのですか」という若者からの問いに多くの大人は衝撃を受けた。今も、この問いを取り上げた書が出版される。 ...続きを見る

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2005/12/05 05:54
『桜島・日の果て・幻化』/梅崎 春生/講談社/「生きること死ぬこと、極限状態の深層心理」
 戦争文学なのか、戦後文学なのか、とかく分類したがる人の中で、『桜島』に対する表現が違う。そんなことより、『桜島』が何を描こうとしたのかを読むことが必要だ。 ...続きを見る

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2005/12/04 06:11
『8月の果て』/柳美里/新潮社/「朝鮮併合と戦争、そして戦後、いま、未来」
 横山秀夫の『出口のない海』は、野球投手とオリンピック候補の陸上選手を襲った戦争を描いている。本小説は、日本に併合された朝鮮半島の幻の五輪マラソンランナーの生涯をたどる力作である。 ...続きを見る

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2005/12/04 06:06
『ユートピア』/トマス モア/岩波文庫/「ユートピアはどこにあるのか」
 「ユートピア」とは、「どこにもない国」という意味でモアの造語である。架空の国に行ってきた人から、その国の制度や暮らしを聞き、モアがそれをまとめたという設定のもとに物語りは進められる。 ...続きを見る

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2005/12/03 06:30
『戦争する国しない国』/浅井基文/青木書店/「いま平和観、国家観が問われている」
 天木直人『さらば外務省!』は、外務省の内実を暴露した本として世間に衝撃を与えた。この著書の中で、外務省を見限って辞めたOB、浅井基文について述べられている。  この浅井基文に対し、「今後もし外務省に弓を引くような真似をすれば、省をあげて潰しにかかる」と外務官僚が悪態をついたという。天木直人は、「潔く外務省を辞し、自らの信念に基づいた言論活動で生計をたてる決意をした生き方を評価する」と述べている。 ...続きを見る

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2005/12/03 06:26
『最後に咲く花』/片山 恭一/小学館/「生と死って何だろう」
 投資ファンドに勤めるフォンドマネージャーの永江くん。社長の藤木は、「われわれの使命は収益を上げることだ。・・・それ以外のことは考えるな」と言い切る。  アメリカの注目株は、バイオビジネス。永江くんは倫理問題による法的規制問題を懸念する。しかし、社長は倫理問題よりも利益が優先するアメリカでは法的規制の網の目を抜けて社会に定着すると断じる。 ...続きを見る

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2005/12/02 05:43
『フィンカム』/窪田精/本の泉社/「新しい世の中はみんなで力をあわせて」
 今年2月に亡くなった窪田精が、昨年秋に「あとがき」を書いた最後の作品集となる。といっても、『フィンカム』は1952年に発表され、いくたの短編集に収録された、著者の処女作とされるものである。 ...続きを見る

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2005/12/02 05:37
『東の科学 西の科学』/菅野 礼司ほか/東方出版/「科学の本質は人間の社会的実践による認識活動」
 西洋の科学について論じられた本は多いが、東洋の科学を論じた書は少ない。本書は、西洋だけでなく、東洋の科学の歴史・理論を研究しようとした書といえる。  東洋の科学のすべて、また意義や評価など、十分に論じられ、かつ研究されてはいないが、その研究の入り口をつくろうとする著者達の心意気を感じる。 ...続きを見る

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2005/12/01 19:54
『内側から見た富士通 「成果主義」の崩壊』/城繁幸/光文社/「成果主義」の狙いは賃金抑制
 最も早く「成果主義」を導入した富士通。今では多くの企業で導入がされ、役所でも導入されているところがある。「成果主義」は、本当に優れた制度なのだろうか?その答えは、富士通の実態に示されているとおり、「ノー」である。 ...続きを見る

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2005/12/01 19:50
『離れ部屋』/申 京淑/集英社/「韓国現代文学を代表する作家の自伝的小説」
 韓国現代文学を代表する作家の自伝的小説。著者は「この作品は事実でもフィクションでもない、その中間くらいになったような気がする」という。しかし、自分を見つめ直すための作品であることは間違いない。 ...続きを見る

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2005/11/30 05:13
『地球が丸いってほんとうですか?』/日本測地学会/大久保修平編/朝日新聞社
 昨日(9月5日)の地震には、阪神大震災以来の恐怖を感じた。振動が終わった後は、阪神大震災よりましだったという感だが、振動中はいつまで続くのか不安と恐怖の入り混じった長い時間を感じた。 ...続きを見る

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2005/11/30 05:09
『南京難民区の百日―虐殺を見た外国人』/笠原 十九司/岩波書店/「思い出すのもおぞましい地獄の日々」
 思い出すのもおぞましい。どこをどう話したらよいのか見当もつかない。このような酷い話は聞いたことも見たこともない。レイプ、レイプ、レイプばかり。強姦事件は一晩に千件は起こり、昼間でもたくさんある。日本兵に反抗したり不服のような態度でもしようものなら、銃剣で刺し殺されるか、もしくは銃殺だ。このような殺害は日に数百件を書き連ねることができる。 ...続きを見る

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2005/11/29 05:28
『出口のない海』/横山秀夫/講談社/「戦争が歪めた生と死」
 第二次世界大戦の実体験を語れる人たちも少なくなってきている。戦後直後の民主主義教育を受けた人さえ、高齢者の部類に入ろうとしている。ここ数年、戦争の事実を記録に残す書の出版が相次いでいるような気がする。また逆に、日本の侵略戦争を美化しようとする動きも活発になってきている。 ...続きを見る

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2005/11/29 05:22
『人生と小説の方法』/津田 孝/新日本出版社/「人生と深いかかわりをもつ小説とは」
 時代がもとめる小説はどうあるべきか。リアリズムとは何でいかに発展するか。著者の理論を宮本百合子の小説や蔵原惟人の理論などを検証しながら説く。 ...続きを見る

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2005/11/28 05:58
『国家に抗した人びと』/新藤謙/子どもの未来社/「戦時下、国家のウソに騙されず未来を見すえた人びと」
 寺子屋新書が創刊された。ナンバー001は斉藤貴男の『教育改革と新自由主義』だったが、その後も教育問題を中心に発行を続けている。 ...続きを見る

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2005/11/28 05:53
『風車の見える丘』/旭爪 あかね/新日本出版社/「あきらめることは止まることだ、理想も大切なんだ」
 大学時代に環境問題から風車に魅せられた5人。4人が大学を卒業し、1人は留年。それぞれの道を進もうとする5人が誓い合った。  「これから先、自分の力や未来を信じられなくなることがあったらな。今日の誓いを思い出すんだぞ。それでもって、ひとりで悩まず、必ず他の4人に相談するんだぞ」 ...続きを見る

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2005/11/13 15:48
『小林多喜二を売った男』/くらせ・みきお/白順社/「特高警察によるスパイの真相に迫る」
 『小林多喜二を売った男』という題に関心を引かれた。小林多喜二が特高警察のスパイの手引きにより逮捕され、その日のうちに虐殺されたことは有名である。 ...続きを見る

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2005/11/13 15:40
『ガリヴァー旅行記』/スウィフト/岩波文庫/「18世紀初頭の思想を知ることができる批判的物語」
 ガリヴァー旅行記という名を聞いたことのある人は多いだろう。私自身も子供の頃に子ども版を読んだことがある。全文の翻訳書を読むのはこれが初めてである。 ...続きを見る

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2005/11/06 13:11
『遺伝子で探る人類史』/J. リレスフォード/講談社/「民族などという狭い概念が吹き飛ぶ人類史」
 遺伝子分野の発見は目覚しい。DNAの発見から女性だけが伝えるミトコンドリアDNA、男性だけが伝えるY染色体。このDNAを調べれば、かなり具体的な遺伝情報が分析できる。 ...続きを見る

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2005/10/29 06:41
『現代を探求する経済学』/石川康宏/新日本出版社/「竹中流経済学のデタラメと本質がわかる」
 『現代を探求する経済学』と題名に、今日の現状と経済とのかかわりを描いた理論を想起した。たしかに、現代をどうみるかという経済学であったが、今日時点の最新の状況にまで筆が及んでいないところがあり、少々落胆。 ...続きを見る

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2005/10/29 06:38
『魂のメッセージ』/松本忠司/東銀座出版社/「三浦綾子の『母』『銃口』論に同感した」
 白樺文学館多喜二ライブラリーが出来てから約1年。これが5冊目?の出版物。 ...続きを見る

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2005/10/26 20:19
『世界の色をつかまえに』/旭爪 あかね/本の泉社/「あたしはあたしでいいんだよ」
 いつも良い子でいなければならない、そんな子供を演じ続けてきた。いつも良い子で、挫折したことのない幼年・少女時代を過ごした。そんな女性(あかり)が、行き詰まりを感じたとき、何もできなくなってしまった。他人との会話さえ恐ろしく、何もできない無力感にさいなまれる。 ...続きを見る

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2005/10/25 05:44
『中江兆民と山県有朋』/村島昭男/光陽出版社/「明治は果たして維新だったのか」
 「明治は果たして『維新』であったのか」。著者はあとがきで、この問いから生まれたのがこの作品であると述べる。結論は「明治と維新というのには抵抗を覚えます」とある。 ...続きを見る

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2005/10/25 05:40
『「戦火のなかの子どもたち」物語』/松本猛/いわさきちひろ絵/岩崎書店
 今年は、いわさきちひろ没後30年になる。ちひろの息子松本猛が、絵本『戦火のなかの子どもたち』が出来上がるまでの、いわさきちひろの心を描いている。 ...続きを見る

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2005/10/24 06:04
『社会契約論』/ルソー/岩波文庫/「人間は自由なものとして生まれた」
 人間は自由なものとして生まれた、しかもいたるところで鎖につながれている。 ...続きを見る

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2005/10/23 06:20
『茶色の朝』/フランク パブロフ/大月書店/「フランス政治を動かした、たった11ページの物語」
 ある日、国家が「茶色」しか認めない法律を施行する。この物語の主人公は、ごくごく普通の市民。疑問と不安を感じながらも、生きることに何の支障もないことから、まあいいかぁとやり過ごしてしまう。 ...続きを見る

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2005/10/23 06:15
『あたらしい憲法のはなし・民主主義』/文部省著作教科書/展望社/「憲法施行後文部省から出版された本」
 本書は、日本国憲法施行直後に文部省から出版された『あたらしい憲法のはなし』『民主主義』の復刊書である。  「はじめに●解説にかえて」を「九条の会」事務局長の小森陽一東大教授が書いている。 ...続きを見る

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2005/10/22 13:41
『ぼくの描いた戦争』/手塚治虫/KKベストセラーズ/「戦争を描いた手塚治虫のマンガ」
 マンガ本を買うのは何年ぶりだろうか。もうずいぶん買っていないような気がする。マンガにも心を打つものがあり、話題作を買うこともある。滅多にないが・・・。 ...続きを見る

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2005/10/19 05:13
『夏草』/前田 純敬/高城書房/「少年が見た空襲の実態」
 1945年3月18日、鹿児島市街が強烈な爆撃を受けた。グラマン戦闘機1200機と伝えられた。中学2年生の慶二が見た戦争の悲惨さを描いた小説が蘇った。 ...続きを見る

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2005/10/18 05:13
『教育改革と新自由主義』/斎藤貴男/子どもの未来社/「教育機会均等の理念が力づくで叩き壊されている」
 寺小屋新書。聞いたことのない新書を本屋で見つけた。本書が創刊第1号となる。 ...続きを見る

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2005/10/18 05:10
『小説の心、批評の目』/日本民主主義文学会/「文学に何が求められているのか」
 文学と人間、この問題を論じた書が今日どれだけあるのだろうか。新船海三郎は「最近の文学入門書は、といっても、そもそも文学入門と名乗る本が出版されないのだが、もはや文学とは語らなくなっている」と指摘する。 ...続きを見る

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2005/10/17 05:19
『生きることと自己肯定感』/高垣忠一郎/新日本出版社/「大人よ誇りと自信を取りもどせ」
 臨床心理学の専門家で、登校拒否問題などに取り組む作者が大人にむけて書いた本である。 ...続きを見る

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2005/10/17 05:15
『懐郷』/熊谷 達也/新潮社/「昭和30年代の時の刻みを描く7つの物語」
 昭和30年代とはどんな時代だったのか。振り返れば激変の時代だったのかもしれない。35年生まれの私には振り返るすべはないが、子供時代の記憶からも「そうだったんだ」という情景が蘇ってくる。 ...続きを見る

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2005/10/16 19:23
『現代の戦争報道』/門奈直樹/岩波書店/「真実は伝えられているか」
 情報戦争と言われる現代の戦争。では、戦場の真実は報道されているのか。本書は、現代の戦争報道の実態を、世界のメディアと国家、軍隊との関係を事実の検証に基づきながら分析している。 ...続きを見る

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2005/10/16 19:19
『近代日本文学への射程』/祖父江 昭二/未来社/「「人間」への想い溢れる近代文学研究」
 近代文学研究者による近代文学研究とは、その視点には同等な人間観が溢れている。 ...続きを見る

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2005/10/13 05:24
『邂逅の森』/熊谷達也/文藝春秋/「久々に重厚な小説を読んだ!」
 綿密な調査により、マタギの仕事と自然観、そして明治維新以降の経済と戦争、その中で時には流されて生きる人間の弱さと逞しさを見事に描いている。 ...続きを見る

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2005/10/13 05:20
『マクロ経営学から見た太平洋戦争』/森本 忠夫/PHP研究所/「矛盾に満ちた狂気の『魔性の歴史』」
 私の書評を根気良く読んでいただいている人には、この表題及び出版社の本を書くなど奇怪に見えるかもしれない。マクロ経営学を論じたこともなければ、PHP研究所の本を読むのも初めてである。 ...続きを見る

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2005/10/12 05:55
『小林多喜二生誕100年記念シンポジウム記録集』/白樺文学館多喜二ライブラリー/
 2003年は小林多喜二の生誕100年、没後70年であった。各地で多喜二に関する記念行事が行われた。本記録は、11月30日に開催された「生誕100年・没後70周年記念シンポジウム」の記録集である。 ...続きを見る

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2005/10/12 05:48
『日本マスコミ「臆病」の構造』/ベンジャミン フルフォード/宝島社/「なぜ真実が書けないのか」
 日本のとりわけ大手マスコミの報道実態を徹底的に暴露し、ジャーナリズム精神に警告を発する。その本質にある「臆病」の原因に迫る力強さを感じる。 ...続きを見る

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2005/10/11 04:55
『平和秩序形成の課題』/渡辺治・和田進編/大月書店/「世界平和を実現するために何をすべきか」
 講座「戦争と現代」第5巻。最終巻で、世界平和を実現するための対抗構想、思想、担い手を検討する。 ...続きを見る

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2005/10/11 04:51
『宇宙・地球・生命科学最前線を読む』/前田 利夫/新日本出版社/「誰にでもわかる最新科学の基礎知識」
 最近の科学の発見は著しく、分野によってはこれまでの知識から大きく前進した発見さえある。科学に発見には私たち人類を知るうえで貴重なものも多い。 ...続きを見る

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2005/10/10 05:38
『オリオンの哀しみ』/氷上恵介/皓星社/「生きているうちに思い切り解放感を」
 『ハンセン病文学全集』第2巻収録作品。療養所の非人間性と、その中で人間らしく生きたいと願う者の心境が巧みに描かれている。 ...続きを見る

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2005/10/10 05:35
『はじめて学ぶ経済学』/平野 喜一郎/大月書店/「面白くわかりやすい経済学入門があった」
 日常生活から経済学を学ぶ。この入門書、とても面白く読める。経済学といえば、「商品」や「需要と供給」など経済用語がいきなり登場してくるというのが定番かもしれない。しかし、この本はそうでもない。 ...続きを見る

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2005/10/09 05:41
『ガリレイの生涯』/ベルトルト・ブレヒト/岩波文庫/「地動説撤回を民衆の視点から弾劾した戯曲」
 コペルニクス以来の地動説を、天体の観測から裏付けたガリレオ・ガリレイ。ガリレイの名は誰もが知っているし、「それでも地球はまわっている」という言葉は有名である。  「それでも地球は回っている」とガリレイが言ったというのは作り話という説があるが、私もそうだろうと思う。 ...続きを見る

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2005/10/09 05:36
『画像のうえの水滴』/旭爪あかね/日本民主主義文学会/「人への温かい思いやりの心が見えてくる」
 創立40周年記念として出版された『時代の波音』。日本民主主義文学会発行の『民主文学』に1995年から2004年までに収録された作品から厳選された佳作が収録されている。 ...続きを見る

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2005/10/08 05:50
『近代文学の風景』/西垣勤/績文堂/「時代と文学の軋みを作家たちは・・・」
 近代文学の中から、「有島武郎」「夏目漱石」「石川啄木」の作品と思想を探り、第4編「大正昭和の作家」では、芥川龍之介、宮本百合子、小林多喜二、大岡昇平、住井すゑの文学と生き方に迫っている。 ...続きを見る

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2005/10/08 05:45
『孫文の女』/西木 正明/文芸春秋/「運命に翻弄された実在の女性を描く」
 帯に「名も無く朽ちた日本人女性が、東アジアの運命を左右した」「明治から昭和初期にかけて、運命に翻弄されながら歴史に埋もれていった実在の女たちを描く」とある。 ...続きを見る

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2005/10/07 18:11
『女たちの時間』/大浦ふみ子/東銀座出版社/「働くものの力を感じた!」
 『女たちの時間』と『男たちの暦』を収録。なんといっても『女たちの時間』に感動した。 ...続きを見る

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2005/10/07 18:06
『仕事と生活が壊れていく』/『経済』編集部/新日本出版社/「このままでは人間らしく生きられない!」
 人は働かなければ生きていけない。しかし、一生懸命働いても報われない人が圧倒的多数である。成果主義による差別賃金、理不尽なリストラ、就職難によるパート、アルバイトなどの非正規社員の急増。トヨタをはじめ史上空前の利益をあげている企業があるのに、勤労者の暮らしは苦しくなる一方である。 ...続きを見る

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2005/10/03 19:48
『トルストイの生涯』/ロマン・ロラン/岩波文庫/「平和を願い隣人愛を訴えた文豪」
 トルストイは青年時代に大きな影響を受けた作家である。高校から大学時代まで貪るように読んだことを思い出す。当時、好きな作家の筆頭はトルストイであり、その次がドストエフスキー、夏目漱石だった。トルストイから大きな影響を感じたのは『戦争と平和』『人生論』であった。  今では、小林多喜二が一番好きな作家であるから、大きな変化といえようか。それでも、『戦争と平和』は、また読んでみたい本の上位である。 ...続きを見る

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2005/10/02 09:59
『平和と平等をあきらめない』/高橋哲哉×斉藤貴男/晶文社/「戦争する国への道を許さない」
 哲学者高橋哲哉とジャーナリスト斉藤貴男の対談。ポスト団塊世代の二人が、戦争と差別の時代をどう生きるかを熱く語る。 ...続きを見る

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2005/10/02 09:55
『教科書に書かれなかった現代の社会』/吉田 豊/玄黄社/「検定教科書のタブーに挑戦」
 教科書検定のもつ問題点は多い。家永三郎の教科書裁判は有名である。本書は、検定教科書のタブーや制約にとらわれず、「ありのままの社会」を教えようとする意欲作である。 ...続きを見る

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2005/10/01 16:50
『ナショナリズムと戦争』/後藤道夫/山科三郎編/大月書店/「なぜ戦争をするのかに応える一冊」
 講座「戦争と現代」の第4巻。第5巻が先に発行されたので、これで完結となる。と言っても第5巻はまだ読んでいないが・・・。 ...続きを見る

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2005/10/01 16:46
『いのちの平等論』/竹内 章郎/岩波書店/
 著者の本を読むのは、これで2冊目である。その著書は『平等論哲学への道程』、題からも発想できるように、著者は「平等論」を主に研究している。その著者が平等論の観点「生命倫理」に踏み込んだ論文をまとめた。 ...続きを見る

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2005/09/30 05:17
『モーツアルトのドン・ジョヴァンニ』/アンソニー・ルーデル/角川書店
 市民革命前夜の時代、オペラの初演日を目前に悩みをかかえるモーツアルト。モーツアルトの悩みを知る脚本家は、稀代の色事師カサノヴァをモーツアルトに引き合わせる。 ...続きを見る

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2005/09/30 05:13
『魯迅』/竹内 好/未来社
 竹内好の魯迅研究は有名である。古本市で見つけ低価だったので購入した。読みながら難解な書だと思いながら、なんとか読み終わった。  「あとがき」を読んでびっくりした。本書が執筆されたのは1943年、出版されたのは出征中の1944年末だということである。 ...続きを見る

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2005/09/29 20:05
『知のモラル』/小林康夫/船曳建夫編/東京大学出版会/「よりよく生きるための知とは?」
 知の三部作の完結作。これまで不十分だった『知』とは何かへの問いがいっせいに花開いた感を受けた。 ...続きを見る

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2005/09/29 19:59
『人間不平等起源論』/ルソー/岩波文庫/「飢えている人がいるのに、一握りの人にはありあまっている」
 人間の不平等はいつから始まったのか。いま、格差社会が社会問題になっているが、不平等の起源を問うことはこの格差を解消するために、重要な鍵となるかもしれない。 ...続きを見る

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2005/09/27 05:59
『DNA』/ジェームス・D・ワトソン/講談社/「生命の謎はどこまで解けたのか」
 二重らせんの発見から50年。二重らせんの発見者ワトソンが発見の経過とその後の生命の解明を語る。 ...続きを見る

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2005/09/27 05:54
『島唄の奇跡 白百合が奏でる恋物語、そしてハンセン病』/吉江 真理子/講談社
 戦後60年、沖縄ではいまだに米軍基地による被害が繰り返されている。  「毎日、飛行機は飛ぶし、演習で山は燃えるし、民間飛行場もアメリカの飛行機が占領するし、民家には飛行機からいろいろな物質が落ちるし、鉄砲の弾は飛んでくるし、沖縄の近海を通っている船は破片でやられるし、それでも戦後は終わりでしょうか・・・尚更に戦争が続いているというのが沖縄の実態です」 ...続きを見る

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2005/09/26 06:02
『東洋の平和思想』/村瀬裕也/青木書店/「古の昔から平和思想は芽生えていた」
 古代中国と言えば戦乱につぐ戦乱というイメージが強い。その古代中国にも平和を求める思想があった。  墨子、孟子、荀子、杜甫の平和思想が論述させる。中国の古の思想家は有名であるが、難解であり、敬遠してきたというのが実情である。本書を機会に、孟子や杜甫の思想の一端を知りえたことは有意義であった。 ...続きを見る

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2005/09/26 05:58
『津波とたたかった人―浜口梧陵伝』/戸石 四郎/新日本出版社
 台風のたびに避難や被害が起きている。いつものことながら、台風による被害に考えさせられる。 すべてを天災といえるのか!台風は避けられないが、被害はもう少し抑えることができるのではないだろうか。  台風と地震は何度も経験している。防災という観点を柱にした対策を日頃から行っていく必要があるだろう。防災をおろそかにする政治に怒りさえ感じる。 ...続きを見る

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2005/09/25 05:45
『匣の中』/大浦ふみ子/光陽出版社/「大人はなぜ戦争をするのでしょうか、僕には分かりません」
 「おとなはどうして戦争をするのですか。ぼくには理解できません。子供たちを二度と戦争で苦しまない世界をつくってほしい」  米英軍のイラク攻撃で両腕を失った少年の訴えです。この少年は両親を含め十六人の親族をこの攻撃で失った。 ...続きを見る

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2005/09/25 05:40
『駱駝はまだ眠っている』/砂岸 あろ/かもがわ出版
 1970年代、京都の烏丸今出川にあった『駱駝館』という喫茶店。そこには、いろいろな人たちが集まっていた。この物語はフィクションではあるが、『駱駝館』は実際にあった。 ...続きを見る

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2005/09/24 06:44
『「非国民」のすすめ』/斎藤貴男/筑摩書房
 なぜこんな国になってしまったのか?  戦争に突き進み、国民を徹底監視する  暴走国家を支えているのは誰か?! ...続きを見る

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2005/09/24 06:39
『ハックルベリー・フィンの冒険〈上・下〉』/マーク トウェイン/岩波文庫
 マーク・トウェインといえばどの作品が有名なのだろうか。『トム・ソーヤーの冒険』『王子と乞食』は今も読まれているのだろうか。  『トム・ソーヤーの冒険』では脇役だった浮浪児ハック。ハックが主人公になることによって、同じ『冒険』ものでありながら、空想から現実へと、大きな変化がおこった作品である。 ...続きを見る

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2005/09/23 13:37
『論理学 思考の法則と科学の方法』/鰺坂真/有尾善繁/梅林誠爾/世界思想社
 論理学と言えば難しい学問というイメージがある。たしかに難しい内容ではあるが、こうした思考方法の発展が世界の真実を明らかにしてきたことを忘れてはならない。  また、人間が生きるうえで真実とは何か、人間が直面する現実にどう判断し行動するかを考えるためにも必要である。 ...続きを見る

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2005/09/23 13:32
『報道が社会を変える』/原 剛編/早稲田大学出版部
 早稲田ジャーナリズム大賞など知りもしなかったが、石橋湛山が冠となっていることに目を引かれた。  「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」は、「在野、反骨、利益に流されぬ理想の追求を志すジャーナリズム伝統を受け継ぎ、著しい社会貢献をなした言論活動を顕彰するために2001年5月に創設された」 ...続きを見る

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2005/09/22 04:43
『抵抗論 国家からの自由』/辺見庸/毎日新聞社
 自由とは何か。自由への侵害に怒りを!今日、個人の自由が奪われ、ファシズム化する社会に一人のジャーナリストが、国家への「抵抗」を主張する。   「国家の途方もない非道の量と質に較べて、怒り抵抗する者たちとの量と質が話にならないほどつりあわない」と著者は主張する。 ...続きを見る

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2005/09/22 04:38
『われらの悲しみを平和への一歩に』/ピースフル・トゥモロウズ/岩波書店
 9・11テロの衝撃は今も忘れられない。世界貿易センタービルに飛行機が衝突する映像は今も目に焼きついている。  犠牲者家族の中に、報復戦争に反対する人がいることを聞いたことがあり、犠牲者の声に共感を覚えたことがある。 ...続きを見る

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2005/09/21 05:40
『私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言』/不破 哲三
 道理なき解散による衆議院選挙。自民圧勝という誰もの予想を超えた結果となった。マスコミ報道は、小泉首相の「刺客」戦略に乗せられ、あるいは相も変わらず二大政党制の政権問題を論じた。  肝心なことは、国民のための政治をどう問うかであるはずだ。暮らしに関すること、平和に関すること、このことの報道の少なさにマスコミの本質が問われているだろう。 ...続きを見る

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2005/09/20 05:21
『サンダカン八番娼館』/山崎朋子/
 からゆきさん、言葉として聞いたことがあるが、その実態を読むのは初めてである。からゆきさん、とは「唐人行」または「唐ん国行」という言葉がつづまったものだそうだ。 ...続きを見る

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2005/09/20 05:14
『地上生活者 (第2部)』/李 恢成/「一つの選択しかない瞬間」
 「我輩は朝鮮人である」。この告白をするのに、どれだけ躊躇し、決断をようしたのか。  高校生として人生を模索する未成年期の愚哲を描きながら、戦後日本の日本人の未熟さをも描く作品となっている。 ...続きを見る

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2005/09/19 06:08
『天皇が来た日』/林田遼子/「戦後数年の日本を描く作品が収録された隠された珠作」
 戦後無一文で日本に引き揚げてきた家族の貧しさと、日本の社会状態が見事に描かれている。貧しいながらも逞しく生きる人々を描いた短編が詰まっている作品集。 ...続きを見る

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2005/09/19 06:04
『チンチン電車と女学生』/堀川 惠子,小笠原 信之/日本評論社
 チンチン電車って標準語なのかな?路面電車という言葉もあるけど、もともとはチンチン電車といったのかな? ...続きを見る

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2005/09/18 09:58
『愛と平和の文学教育 ブレヒトとチャップリンに魅せられて』/島崎嗣生
 本書はクリスチャンで高校英語教師が、文学作品から人間と社会の関係、そして人はどう生きるかを問うている。  クリスチャンに興味もなければ、英語教育の実践がどうあるべきか、などのテーマには興味はないが、本書で分析されている「人間」と「どう生きるか」のテーマには共感を持って読むことができた。 ...続きを見る

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2005/09/18 09:54
『地上生活者 (第1部)』/李 恢成/講談社
 『地上生活者』とは、なんとも変わった題である。最初、小林多喜二の『党生活者』を意識した作品かと、直感として感じた。  作品の前半に、小樽文学館や小林多喜二などのことが繰り返しでてくる。やはり、『党生活者』を意識した題であることは間違いないと思う。 ...続きを見る

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2005/09/17 05:08
『マンガからはいる法学入門』/矢野達雄/「マンガからも学べるものはたくさんある」
 はっきり言って面白い。マンガから法学の素材を見つけ論じるという斬新なアイデアにも恐れ入ったし、取り上げられている内容も最高。 ...続きを見る

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2005/09/17 05:01
『二十四の瞳』/壷井 栄/「命を奪い、自由な精神を奪う戦争を繰り返してはならない」
 今日は60年目の8月15日。2000万人以上の命を奪った戦争。それだけではない。戦後も、後遺症や飢餓、ヒロシマ・ナガサキでの被爆、第2次被爆、などなどで、数え切れない人々が命を失った。  命が助かっても、家族の死を悲しみ、ひもじさに苦しみ、占領軍の無法に苦しむ日々が続いた。被爆者は今も苦しみ、沖縄では今もアメリカ軍の無法に泣かされている。  海外でも、南北の分断で家族がバラバラにされ、戦後60年経っても再会できない家族がいる。 ...続きを見る

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2005/09/16 05:37
『物質の宇宙史』/青木和光/「人間は星の子」
 私たちの体をつくる物質は、宇宙の歴史のなかでつくられてきた ...続きを見る

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2005/09/16 05:33
『哲学と知の現在』/牧野広義
 なぜ学び、どう学ぶのか。著者は、はしがきで「哲学は人間と世界との理論的・実践的な関係を問うものであり、科学の知、社会思想の知、イデオロギーの知などとのかかわりを抜きに論じることはできない」と論じる。 ...続きを見る

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2005/09/15 05:18
『科学的社会主義の源泉としてのルソー』/高村是懿/「ルソーの人間論、人民主権論が、いま注目される」
 ルソーの『社会契約論』『人間不平等起源論』を読み解き、「現代の科学的社会主義の到達点にたって、ルソーを再評価してみようよう」とする試みの書。  ルソーの人間論、人民主権論の主張を現代の視点から解いているため、新鮮でインパクトのある内容に仕上がっている。 ...続きを見る

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2005/09/15 05:14
『近代国家を構想した思想家たち』/鹿野 政直/「過去の思想は未来へと続いている」
 岩波ジュニア新書を手に取るのは二冊目であるが、ジュニア新書とは何歳から何歳までを対象にしているのであろうか。大人にも読める内容も多く、少し疑問に感じた。 ...続きを見る

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2005/09/11 17:37
『終焉の姉妹』/千田 夏光/「戦争がもたらした悲劇、長崎原爆投下を描くノンフィクション小説」
 戦前から戦中、長崎の原爆投下、占領軍の上陸、その後を描く大河小説のようなノンフィクション。この小説を、長崎の地で読んだ。それだけに鮮明な印象を受けた。 ...続きを見る

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2005/09/11 17:31
『学問のすすめ』/福沢諭吉/「福沢諭吉は真の平等主義者だったか」
 私はこれまでのいくつかの書評で、福沢諭吉の平等主義に疑問を示し、批判してきた。福沢諭吉を真の平等主義者とは思えないからである。 ...続きを見る

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2005/09/11 17:26
『1945年のクリスマス』ベアテ・シロタ ゴードン
 1945年、GHQの民生局に赴任したベアテ。1946年2月4日からのGHQ憲法草案を起草する25人の一人。 ...続きを見る

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2005/08/28 05:55
『無限気流』井上文夫/『沈まぬ太陽』の主人公に捧げる小説
 日本航空の労務対策を正面から描いた山崎豊子の『沈まぬ太陽』がベストセラーになったのは何年前だったか。  それまで日本航空の労働者への徹底した差別はあまり知らなかった。そして、それを反撃した労働者の闘いも知らなかった。 ...続きを見る

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2005/08/28 05:52
『人類の進化史』埴原 和郎
 人類の進化の謎はまだまだ多い。最初の霊長類は6500万年前には誕生していたとみられる。しかし、そこからヒトとサルとの分岐がどこにあったのかは、いまだに謎であり、ミッシングリンクとされている。 ...続きを見る

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2005/08/23 05:18
『吉田松陰』梅原徹
 日本評伝選として刊行されている一冊。刊行の趣意に「歴史のなかにこそ人間の智恵は宿されている。人間の愚かさもそこにはあらわだ。この歴史を探り、歴史に学んでこそ、人間はようやくみずからの正体を知り、いくらかはは賢くなることができる。新しい勇気を得て未来に向かうことができる」とある。 刊行のことばには「歴史を動かすものは人間であり」「今こそ歴史が何のためにあるのかという、基本的な課題に応える必要があろう」と述べられている。 ...続きを見る

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2005/08/23 05:15
『ヤバンな科学』池内 了
 池内了の著書を読むのは何冊目だろう。私は、この科学者の広い視野と、科学と社会に対する真摯な態度が好きだ。また、暮らしの中から科学を説明しようとする努力に脱帽する。  この人の著作には、寺田寅彦の話が度々登場するが、科学と暮らしを結びつけた話の多くに納得してしまう。 ...続きを見る

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2005/08/21 04:52
『板垣退助 自由民権の夢と敗北』榛葉英治
 自由民権を主張する自由党を結成した板垣退助。大隈重信とともに自由と民主主義の種を蒔いた先覚者。「四民平均の理」を説き、自由思想を主張した板垣退助は、なぜ大成し得なかったのか?  作者は、その理由を解くために、その時代の社会状況と板垣退助の生涯を描く。 ...続きを見る

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2005/08/21 04:49
『私という運命について』白石 一文
 みなさんは、「運命」についてどうように考えているのだろうか。「運命」なんて信じない、「運命」を信じる。いろいろな考えの人がいることだろう。  このテーマを小説にすれば、やはり恋愛小説になるのが自然なのだろうか。 ...続きを見る

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2005/08/18 05:06
『北の碑』稲沢潤子
 下山、三鷹、松川事件に関心を持ち、最近数冊の本を読んだ。松川事件を題材にした小説があると知り、さっそく手にした。 ...続きを見る

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2005/08/18 05:03
『未来をひらく歴史』日中韓3国共通歴史教材委員会
 歴史教科書問題が、国際問題に発展している。そうした中で日本・中国・韓国の研究者・教師らが、3年間で10回の会議を重ね、歴史認識の共有をめざそうとした試みの意義は大きいだろう。 ...続きを見る

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2005/08/17 05:00
『人間裁判 朝日茂の手記』朝日訴訟記念事業実行委員会
 「人間裁判」と呼ばれた憲法25条「健康で文化的な最低限度の生活」を問うた裁判。本書はその原告朝日茂の手記。 ...続きを見る

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2005/08/17 04:54
『靴紐を結んで』横田 昌則
 久々に暖かい小説を読んだ。人と人の心のキャッチポール、その中で変化していく人間。現代社会の中で欠けつつある人と人とのふれあいの大切さを描いた作品だ。大阪弁で語られるセリフが、またいい! ...続きを見る

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2005/08/16 04:47
『明治維新と西洋文明』田中彰
 明治初年、2年近い欧米視察の旅を続けた「岩倉使節団」。その公的な報告書である『欧米回覧実記』を読み解き、その経験から何を受け止め、何を排除していったのかを浮き彫りにしようとする力作。 ...続きを見る

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2005/08/16 04:42
『リトルバーズ』綿井 健陽
 フリーのジャーナリストが、「攻撃される側」から見た戦争として、バクダッドで「起こった事件」を語る。 ...続きを見る

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2005/08/14 16:13
『靖国神社』大江 志乃夫
 本書は1984年時点の靖国問題を解くために、靖国神社の歴史的経過を中心に分析されている。 ...続きを見る

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2005/08/14 05:51
『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル/池田香代子訳
 池田香代子の新訳が出版された。読もう読もうと思いながらいまになってしまった。アウシュヴィッツ収容所の名や話を聞いたことは、多くの人があると思う。本書はその支所に収容された心理学者の率直な体験記ともいえる。 ...続きを見る

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2005/08/14 05:47
『時代の証言者 伊藤千代子』藤田 広登
 こころざしつつたふれし少女よ  新しき光の中におきておもはむ             土屋文明詠 ...続きを見る

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2005/08/13 16:29
『宇宙創成はじめの三分間』S・ワインバーグ
 「これだけは読んでおきたい科学の10冊」のうち読んでいたのは「沈黙の春」だけだった。挑戦してみようと何冊か購入した。その一冊が『宇宙創成はじめの三分間』。 ...続きを見る

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2005/08/13 16:22
『希望』林 京子
 表題作『希望』のほか、『収穫』『ぶーらんこぶーらんこ』『ほおずき提灯』『幸せな日日』が収録されている。もっとも心を揺さぶられたのは『希望』である。 ...続きを見る

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2005/08/12 04:39
『鉄道員』浅田次郎
 「鉄道員」(ぽっぽや)をテレビで見たのは何年前か。よい作品だと思ったが、不満な点があった。 それは、子供が死にそうな時、妻が死にそうな時に、「ぽっぽや」だから駆けつけられないことは仕方がない、それが「ぽっぽや」の宿命であるかのような描き方がされていたことだ。 ...続きを見る

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2005/08/12 04:32
『温暖化の〈発見〉とは何か』スペンサー・R.ワート
 地球温暖化が世界的な大問題になっている。京都議定書の発効までにも、紆余曲折があったり、アメリカが離脱するなど、全世界が一致して取り組むまでには至っていない。  地球温暖化がもたらす危機を知り、地球の破滅を避ける取り組みが必要であろう。 ...続きを見る

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2005/08/03 04:43
『ナチスの国の過去と現在』望月幸男/「ドイツ現代史から日本を見ると」
 なぜドイツにヒットラー・ナチスが誕生したのか。民主主義を追求したワイマール憲法のもとでナチスがなぜ第一党になったのか。 ...続きを見る

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2005/08/03 04:39
『明日の記憶』荻原 浩/「記憶がなくなっていくことに立ち向かう心と人々」
 著者の作品を読むのは二作目である。『僕たちの戦争』と本書。感心するのは、それぞれの作品が、社会的なテーマに真正面から立ち向かっていることである。 ...続きを見る

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2005/07/31 17:34
『江漢西遊日記』司馬江漢/「生月島を訪れた司馬江漢」
 18世紀には多くの奇想天外な人々が現れた。平賀源内などは有名である。司馬江漢は平賀源内とも交友があり、当時では珍しい洋風の銅版画を遺した人としても有名である。また、西洋の知識にもふれ、地動説などの新知識の啓蒙家としても活躍した。 ...続きを見る

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2005/07/31 17:29
『三酔人経綸問答』中江 兆民
 中江兆民の著作の中で有名なのは、『一年有半』と『三酔人経綸問答』であろう。 ...続きを見る

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2005/07/27 04:53
『自由・平等をめざして』松永昌三
 明治維新後、政府の専制に抗し、人間の自由と権利の拡大をめざした政治運動が活発化した。国会開設と憲法制定を要求する運動は全国に展開し、自由民権運動として大きく盛り上がった。 ...続きを見る

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2005/07/27 04:48
『日本警察と裏金』北海道新聞取材班
 宮城県の浅野知事が、ついに警察の報償費執行停止に踏み切った。知事が被告となった裁判で、報償費がどのように執行されているのかと問われて、「わからない」と答えざるをえなかった。  知事が「捜査員に話を聞かせてくれ」と言ったが、断り続けた宮城県警。ここには、聞かれたら困る、という県警の判断が働いているとしか考えられない。 ...続きを見る

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2005/07/24 05:35
『下山事件』森達也
 1949年7月から8月に起き、真犯人はもちろん真相が未だに判明していない事件がある。初代国鉄総代下山定則の轢死体事件、無人電車暴走の三鷹事件、列車転覆の松川事件の三事件である。本書は、この三事件のうちの下山事件の真相に迫ろうとする。 ...続きを見る

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2005/07/24 05:30
『波涛の果て 中江兆民の長崎』鮎川 俊介/「どうなるか、じゃなくて、どうするかじゃよ」
 長崎に到着した中江兆民。長崎に異国を視、フランス人から仏語を習う。長崎に留学する者たちとの交流から、少しずつ世界への視野が広がっていく。 ...続きを見る

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2005/07/23 05:37
『戦争が遺したもの』鶴見俊輔・上野千鶴子・小熊英二
 サブタイトルが「鶴見俊輔に戦後世代が聞く」。このサブタイトルどおり、三日間にわたって鶴見俊輔に上野千鶴子と小熊英二が、鶴見俊輔の戦中から戦後の話を聞きだす。  最近、鶴見俊輔、上野千鶴子に関心を持ち始めた所、この本が出版されたので迷わず購入した。 ...続きを見る

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2005/07/23 05:33
『関東大震災』吉村 昭/「調査の緻密さに感心してしまいました」
 1923年(大正12年)9月1日の関東大震災を、地震科学、天災と人災の側面、人々の心理(朝鮮人虐殺)、権力者の動向(大杉栄虐殺)などを、体験者の証言を聞き取りながら多方面から描いている。 ...続きを見る

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2005/07/21 05:19
『これだけは読んでおきたい科学の10冊』池内了編
 最近、自然科学に興味をもちはじめたが、何から手を付ければいいのか手探り状態。優れた本もあり、そこから触手を伸ばしていた。これまでにも参考になる本もあった。しかし、これほどやさしく書かれたものは珍しい。よい本だ。 ...続きを見る

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2005/07/21 05:12
『近代日本の戦争をどう見るか』/大日方純夫/山田朗/大月書店/「近代の戦争から現代の戦争を考える」
 なぜ現代も戦争が絶えないのか。近代日本の戦争を解明しながら、現代の戦争を考えようとする書。政治的側面や経済的側面、様々な側面から明治維新後の近代戦争を分析する。「現代と戦争」シリーズの第三巻目である。 ...続きを見る

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2005/07/21 05:07
『ピカソ』瀬木慎一/「ゲルニカ」=非人間的な暴挙への抗議
 スペインでは、テロ反対のデモに1000万人が参加したという。テロは絶対に許せない行為である。同時に戦争も非人間的な行為であり許せない。  今日14日はスペイン総選挙の投開票日だと聞く。アメリカのイラク戦争を支持した与党への審判がどう下されるのか注目される。 ...続きを見る

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2005/07/20 05:33
『倫理学』 鰺坂真/上田浩/黒田治夫/山川学/世界思想社/「人間の自由と尊厳からみた倫理学」
 倫理学という言葉は堅苦しくて、なにか抽象的な気がする。しかし、本書は倫理という意味を提起しながら、人間の生きる本質に迫ろうとする。 ...続きを見る

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2005/07/18 07:31
『波涛の果て 中江兆民の青春』鮎川 俊介
 ペリー来航から10年、17歳の中江兆民は幕末の状況をどう視たのか。19歳で長崎留学に赴くまでの2年間を描いた中江兆民の青春小説。 ...続きを見る

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2005/07/17 12:39
『風の地平』能島龍三
 小学校の先生だった主人公は、軽度の障害のある一八、九歳の若者を教育し就学させるため山村での施設建設を実行しようとする先輩に共感し、学校を退職して山村の施設に行く。 ...続きを見る

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2005/07/17 08:57
『千々にくだけて』リービ・英雄
 帯に「9・11を描く初の日本文学」とあり、迷わず購入した。心の中では「初?」と疑問を感じていた。山田詠美『PAY DAY!!!』で9・11が書かれているではないかと。 ...続きを見る

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2005/07/16 13:14
『豊かさの条件』輝峻淑子
 いま日々の暮らしの中にきこえてくるのは、音をたてて崩れいく日本社会の、地底から噴出してくる不気味な地鳴りの音である。 ...続きを見る

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2005/07/16 13:04
『若者が《社会的弱者》に転落する』宮本みち子
 青年の就職難が社会的問題になっている。数年前まではフリターなどの言葉がもてはやされ、あたかも青年が自由を謳歌しているように描かれた。 ...続きを見る

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2005/07/16 12:58
『戦争と文学』伊豆 利彦
 一言一言を噛みしめ、何度も何度も前の文章を読み返し、やっと読み終わった。ひとつとして読み落としてはならない、そんな想いにかられた。最近、これほど力を込めて読んだ本はない。  それほど、著者の全力込めた情熱が伝わってくる。過去に生きた多喜二を語るのではない。いまを生きる私たちが、いかに生きるのか、いま、それが問われているのだ、そんな著者の訴えが身体中に伝わってきた。 ...続きを見る

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2005/07/12 20:40
『兄おとうと』/井上ひさし
  「三度のごはん きちんとたべて 火の用心 元気で生きよう きっとね」  この言葉にこの作品の全てが詰まっている。 ...続きを見る

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2005/07/10 05:23
『アカシアの街に』/右遠 俊郎/新日本出版社/「戦争に抗えなかった青春の苦悩を綴った自伝的小説」
 ここ数年、戦時下に青春時代を過ごした人の本が数多くと出版されている。本書は、19歳で終戦を体験した著者の自伝的小説である。 ...続きを見る

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2005/07/05 05:18
『天国までの百マイル』/浅田次郎/朝日新聞社/「愛・家族・豊かさとは」
 経営する会社が倒産、自己破産、離婚。そんな主人公が、母の命を救うため百マイルの旅に出る。でも、それだけの物語ではない。愛とは、家族とは、豊かさとは、貧乏とは、裕福とは、いろいろな問題が、現代の社会のひずみを浮き彫りにしながら描かれている。 ...続きを見る

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2005/07/05 05:11
『フロンティアの文学』/『種蒔く人』『文芸戦線』を読む会/論創社/「文学史上ひとつの転機を画した雑」
 アンリ・バルビュスの「クラルテ」運動をつくろうとした小牧近江。金子洋文と意気投合し、『種蒔く人』を創刊した。 ...続きを見る

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2005/07/04 05:08
『重松日記』/重松静男/筑摩書房/「『黒い雨』の創作モデル」
 井伏鱒二『黒い雨』を読んだのは何年前のことか。もう二十年は経つだろう。原爆の悲劇に震撼したことを思い出す。 ...続きを見る

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2005/07/04 05:02
『生きている兵隊』/石川 達三/中央公論新社/「生誕100年に最も注目される作品」
 石川達三生誕100年の今年、『生きている兵隊』が注目されている。 ...続きを見る

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2005/07/03 12:36
『東京湾景』/吉田修一/新潮社/「心の繋がりを求めて」
 出逢い系サイトで出会った男女の物語?読み始めてすぐに、こんな小説買わなければよかったと後悔した。つい先入観で、そう思ってしまった。 ...続きを見る

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2005/07/03 12:31
『新聞記者という仕事』/柴田鉄治/集英社/「熱い思いが伝わってくる」
 元朝日新聞記者の熱い思いが伝わってくる。ジャーナリスト精神の衰退に危機を感じ、新聞の役割とは何かを鋭く突きつける論評となっている。 ...続きを見る

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2005/07/03 12:24
『世界文学を読みほどく』/池澤 夏樹/新潮社/「世界文学から世界へ」
 世界文学と言ってもその範囲は広い。一冊の本で世界文学すべてを語ることは不可能であろう。 本書は、著者が京都大学で行った7日間14回の連続講義をまとめたものである。 ...続きを見る

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2005/06/30 02:10
『煙が水のように流れるとき』/デヴラ・デイヴィス/ソニー・マガジンズ/「「沈黙の春」以来の衝撃作?」
 「沈黙の春」以来の衝撃作!という帯に惹かれて購入した。また帯には「世界有数の疫学者が、権力におもねる科学者たちの実態を暴く」と書かれている。 ...続きを見る

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2005/06/30 02:04
『靖国問題』/高橋 哲哉/筑摩書房/「なぜ靖国参拝が問題になるのかをズバリと指摘」
 なぜ、首相の靖国参拝がこれほど国内外の大問題になるのか。その根本的な問題がどこにあるかを論理的に解明する本書は、時期的にも内容的にも意義深いものがある。 ...続きを見る

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2005/06/28 05:08
『豊かさとは何か』/輝峻淑子/岩波書店/「人権は金銭では解決できない」
 14年前に出版され今年で53刷。この14年のうちに世界の変化や経済の激変などがあった。しかし、この本に書かれた問題は今も解決していない。それどころか貧富の差はますます広がり、生活苦自殺は一段と増えている。 ...続きを見る

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2005/06/28 05:02
『時代の転換点と文学』/乙部宗徳/光陽出版社/「読書の目的とは」
 私が最も注目する日本民主主義文学会。この会が文学運動の一つとして「民主主義文学館」と名づけて小説や評論集を出版していくことを決定した。本書がその第一作ということである。 ...続きを見る

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2005/06/22 04:55
『人類の「宝」憲法9条』/韮沢 忠雄/光陽出版社/「人類の進歩にさからう者に未来はない」
 本書の副題は「人類の進歩にさからう者に未来はない」となっている。先日、政府の一員である森岡政務官が「A級戦犯はもはや罪人ではない」と発言した。人類の進歩どころか、過去の歴史的事実をもねじ曲げようとする人たちに、未来を語る資格はないだろう。 ...続きを見る

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2005/06/20 05:13
『20世紀の戦争とは何であったか』/木畑洋一編集/大月書店/「20世紀を戦争の視点から見る」
 講座「戦争と現代」の2冊目。第1冊目は『「新しい戦争」の時代と日本』。 20世紀の戦争、いわゆる近代国家になって以来の戦争が、それ以前とは違う規模になったことをフランス・ドイツなどの検証から分析。 ...続きを見る

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2005/06/20 05:08
『わが「文学史」講義』/杉野要吉/武蔵野書院/「自然」と「人間」とは何か
 早稲田大学名誉教授の講義内容の記録。サブタイトルに「近代・人間・自然」とあるように、近代文明化に対し、「自然」とは「人間」とはを、近代文学を示しながら講義する。 ...続きを見る

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2005/06/18 10:58
『心のノート』の言葉とトリック/島村 輝/つなん出版/「政府が国民をマインドコントロールしようとし」
 『心のノート』をご存知だろうか。このテーマを本にしたレビューをいくつか書いたが、本書は文学などの「読解力」を駆使して書かれており、わかりやくす新鮮である。 ...続きを見る

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2005/06/17 05:30
『知力の発達』/波多野諠余夫・稲垣佳世子/岩波書店/「知力はまだまだ伸びる」
 読みたくて探していたけど、昨年10月までは品切れで、古本屋探しても見つからなかった本。10月に発行されたと聞いてさっそく購入した。 ...続きを見る

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2005/06/17 05:25
『動乱時代の経済と金融』/今宮 謙二/新日本出版社/「家計が火の車の経済対策など役に立たない」
 みなさん、暮らしは楽になっていますか?将来への見通しは明るいですか? ...続きを見る

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2005/06/16 05:55
『もうひとつの価値観』/吉田千秋/青木書店/「人生の豊かさとは?」
 お金に絡む価値ではなく、人生にとっての価値とか何かを真摯に問う。著者は「自分の納得のできるような生き方を求める人生の価値が、ゆとりのない『豊かさ』に帰着する価値にとってかえられた」「ほんとうの豊かさとは、お金だけで買いとれるようなものではなく、時間的にも精神的にもゆとりのあるあり方で示されるものであろう」という。 ...続きを見る

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2005/06/16 05:50
『僕たちの戦争』/荻原浩/双葉社/「2001年と1944年に生きた青年がチェンジしたら・・・」
 2001年9月11日、世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ。世界中をテロのニュースが駆け巡る。 ...続きを見る

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2005/06/13 06:03
『愛と怒り闘う勇気』/松井やより/岩波書店/「衝撃、感動、そして勇気」
 朝日新聞記者として女性で始めて定年まで勤めた熱血記者。死の宣告を受けてから書き上げた自伝である。 ...続きを見る

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2005/06/12 14:56
『きみに読む物語』/ニコラス・スパークス/アーティストハウス/「愛する人に語り続けることのできる物」
 「詩人はよく、愛を手におえない感情だと表現するよね。論理や常識など、どこかにすっとばしてしまう感情だと。それが、あのときのぼくにぴったりの言葉だ」  「ぼくたちは恋に落ちた。そして、そのとき、めったなことでは見つからない美しいものが生まれたんだ。ぼくにとって、ああいう愛はただの一度しかなかった」 ...続きを見る

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2005/06/11 16:42
『「新しい戦争」の時代と日本』/渡辺治・後藤道夫編/大月書店/「これからの世界と日本はどうなるのか」
 本書は、多彩な執筆陣が、それぞれの考えを著述。少しずつ違う認識や見解が表明されている。そして、現代のアメリカによる戦争を冷静に分析し、その方向と私たちの果たすべき役割を示そうしている。 ...続きを見る

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2005/06/11 16:35
松川事件と広津和郎『』/木下英夫/同時代社/「真実が人を動かすとき」
 広津和郎の作品は読んだことがない。しかし、昨年、広津和郎の文学が見直されていい、というような評論を読んだ。たまたま目にしたのが、この『松川事件と広津和郎』であった。広津和郎とは?という興味と、松川事件というものに惹かれ本書を手に取った。 ...続きを見る

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2005/06/11 05:41
『小林多喜二伝』/倉田稔/論創社/「人間・多喜二を描く伝記」
 知人・友人の証言をあつめ多喜二の全体像にせまる小林多喜二伝、というだけあって900ページに及ぶ伝記である。 ...続きを見る

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2005/06/08 05:55
『夕映えの道』/ドリス・レッシング/集英社/「老いと命について」
 同名で映画化された作品。有名女性誌のキャリアウーマンが中年を迎えて変化していく様子と、老いについて考えされる作品。 ...続きを見る

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2005/06/07 05:15
『博士の愛した数式』/小川洋子/新潮社/「数字、数式が小説に?」
 今年の発表作品のなかで、この小説がたいへん話題になっていると知り、迷わず手にした。数字や数式が小説の題材になるなど予想外である。ところが、なんと美しく描かれていることか。驚嘆! ...続きを見る

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2005/06/06 05:29
『ルック・アップ』/渥美二郎/新日本出版社/「新しい作風、今後に期待できる!」
 こんな作品には初めて出会ったのかもしれない。楽天家の主人公を中心に、人間にとって大切なことを描いている。それなのに気負いや納得させようという押し付けがない。 ...続きを見る

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2005/06/06 05:19
『チャップリン自伝』/チャールズ・チャップリン/新潮社/「笑いと涙を同時に届けるチャップリンの本音」
 笑いと涙を同時にさそう、そんな映画はチャップリンにしか描けないのだろうか。両親の離婚、貧困生活から孤児院への出入り、母親の病気、幼少時代の生活が、すべての人間への愛情あふれる演技を可能にしたのかもしれない。 ...続きを見る

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2005/06/05 08:03
『ルポ解雇』/島本慈子/岩波新書/「人間の尊厳奪う解雇が続発している!」
 2003年6月成立した労働基準法改正。その経過と問題点を、解雇の実態、法改正の舞台裏を緻密な取材を通して執筆している。 ...続きを見る

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2005/06/05 07:55
『冬の銀河』/平瀬誠一/新日本出版社/「人間は成長する」
 ドラマ『ヤンキー母校に帰る』の原案となった『不良少年の夢』に感動した。この舞台である北星学園余市高校をモデルにした小説が七年も前に書かれていることを知った。 ...続きを見る

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2005/06/04 13:57
『よみがえれ小林多喜二』/土井大助/本の泉社/「多喜二はまだ語りつくされていない」
 「白樺文学館多喜二ライブラリー」として発売された本。過去の多喜二記念行事での講演や詩、エッセーなどを補筆したもの。 ...続きを見る

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2005/06/04 05:03
『となり町戦争』/三崎亜記/集英社/「悲しくなるほど人を見つめた小説、ぜひ読んで欲しい!」
 とても悲しい読後感。なのに考えずにはいられない読後感。そして、これほど一読をお薦めしたい作品も近年珍しい。  いくつかのレビューや書評を読んだが、この小説の核心を描ききった書評はいまだにお目にかからない。それほど、奥深い小説であり、読むものの心に波紋を巻き起こす内容である。 ...続きを見る

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2005/06/03 04:50
『小林多喜二の文学』/松澤信祐/光陽出版社/「虐げられた人のために生きた多喜二の青春」
 小林多喜二生誕100年、没後70年の今年、多喜二に関する本がそこそこ出版された。しかし、多喜二だけに焦点を絞った本は出版されず、少々落胆していた。  ところが11月末から12月初めにかけて三冊発売された。「小林多喜二の文学」はそのうちの一冊だ。 ...続きを見る

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2005/06/03 04:40
『妹とバスに乗って』/レイチェル・サーモン/早川書房/「小説のような実話」
 小説と思って購入した本。帯には「映画のような本当の話」と書かれていた。えっ、実話なの?小説じゃないの?と思いながらページを開いた。  ノンフィクションというより、やっぱり小説のような文体、流れ。これは著者の力量なのだろう。軽快な筆さばきにぐいぐいと引き込まれる。 ...続きを見る

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2005/06/02 05:10
『科学を読む愉しみ』/池内了/洋泉社/「活字中毒科学者の読書日記」
 科学者が書いた本を読むことはあるが、これほど何冊も読んだ科学者は池内了がはじめてかもしれない。著者は、科学のロマンだけでなく、科学の「正」の「負」の側面をしっかりと見据えながら、科学を語っている。 ...続きを見る

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2005/06/01 05:25
『日本映画の歴史と現代』/山田和夫/新日本出版社/「映画から思想を探る」
 100年を超えた映画の歴史、戦前から戦後、そして現代の映画を分析し、そこに生きる人間を探る作品。 ...続きを見る

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2005/06/01 05:19
『ヤンキー母校に生きる』/義家弘介/文藝春秋/「人間への信頼から何かが始まる」
 ここ数日、涙腺が緩みぱなしである。「不良少年の夢」続きというか、作者の北星学園余市高校での教師活動をいきいきと描いている。 ...続きを見る

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2005/05/31 05:17
『教養の再生のために』/加藤周一/ノーマ・フィールド/徐京植/影書房/「有意義な生き方をするための」
 教養とは何か。そんなことを問う学問があるとは想像もしなかった。本書は、東京経済大学21世紀教養プログラム発足記念講演会の記録を中心に、教養とは何か、教養がなぜ必要かを問うている。 ...続きを見る

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2005/05/30 19:40
『不良少年の夢』/義家弘介/光文社/「自由を探し求めて」
 テレビドラマ「ヤンキー母校に帰る」の原案。ドラマの出来は知らないが(テレビは殆ど見ないから)、著者の熱い想いが深く伝わってくる作品。 ...続きを見る

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2005/05/30 05:41
『科学最前線ノート41』/池内了/新書館/「宇宙からニュートリノまで」
 宇宙、地球、生物、医学、エネルギー、物理学まで最前線の科学知識を41のポイントで書かれている。科学に対する知識の少ない読者にも、わかりやすく易しく書いている。 ...続きを見る

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2005/05/30 05:35
『山本宣治(下)』/佐々木敏二/不二出版/「命を賭けた生涯」
 小林多喜二の「一九二八年三月一五日」は、特高警察による拘束者への拷問と非人間性を描いたことで一躍有名になった。しかし、この小説の発表より前に、命を賭けて帝国議会で政府を追及した代議士が存在した。 ...続きを見る

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2005/05/29 14:16
『山本宣治(上)』/佐々木敏二/不二出版/「治安維持法改悪に反対した唯一人の代議士」
 山本宣治を初めて知ったのは、西口克己の小説「山宣」だったと思う。その後、山宣の生涯を描いたものでは短いものしか読んでいない。本書は、上下巻として、山宣の生涯を本人の日記をも活用しながら鮮明に描いている。 ...続きを見る

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2005/05/29 14:11
『経済学の歴史に学ぶ』/福田泰久/清風堂書店/「本当に有効な経済学書とは」
 本屋には経済に関する本が山積みされている。しかし、多くの本は、今日の不況を国民の立場から解決する科学的な指針を示していない。本書は、過去の経済学の到達点や限界を示しながら、科学的な指針を示そうとしている。 ...続きを見る

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2005/05/27 05:43
『さらば外務省』/天木直人/講談社/「外務省の腐敗ぶりを暴露」
 前レバノン特命全権大使が書いた外務省の実態と、小泉首相の無知と無能ぶりを告発した本である。 ...続きを見る

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2005/05/26 20:01
『くろふね』/佐々木譲/角川書店/「新しい日本をめざした人々」
 帯に書かれた「古い体制を打ち破るために動いた男の知恵と熱き闘い・・・!!」に興味を感じて手に取った。  もともと、幕末から開国までの歴史に興味がある。とりわけ洋学思想がどのように広がり、幕府の弾圧とどのような関係にあったのかに興味をもっている。 ...続きを見る

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2005/05/25 05:44
『福沢諭吉と中江兆民』/松永昌三/中央公論新社/「弱肉強食主義と民本主義」
 表題を見たとき、なんという組み合わせだろうと感じた。まるで正反対の人間をテーマにしていることに違和感さえ覚えた。 ...続きを見る

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2005/05/24 05:55
『科学は「自然」をどう語ってきたか』/菅野礼司/ミネルヴァ書房/「思想として科学とは」
 これは何?どうして?なぜ?幼児から子供にかけて、見るもの聞くもの、どんなものに対しても、何?なぜ?という質問が続けられる。子供を持つ親なら誰でも経験するし、親でなくても子供から聞かれた経験があるのではないか。 ...続きを見る

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2005/05/23 05:36
『渚に立つ』/入江良信/光陽出版社/「沖縄戦を生きた青春像」
 1944年、学問をしたくて中学校に入学した15歳の弟と18歳の兄。学ぶために入学した中学校にもかかわらず、日本の戦況が厳しくなり、授業はほとんどなくなる。 ...続きを見る

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2005/05/22 16:22
『火花』/高山文彦/飛鳥新社/「ハンセン病作家の短い生涯」
 北条民雄の名前を最近よく見かける。ハンセン病作家の作品が見直され、その傾向は高まったのだろう。  大正三年生まれの民雄は昭和十二年に23歳の若さでなくなる。この作品は思春期から作家を志し、ハンセン病作家としてデビュー、その後短い生命を終えるまでを描いている。 ...続きを見る

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2005/05/22 16:14
『クライマーズ・ハイ』/横山秀夫/文藝春秋/「人の命に軽重はない!」
 1985年の日航機事故。世界最大の事故に対する新聞記者と経営陣との意識の違いを鮮明に描いている。真実の報道か、経営優先か、この違いが報道をゆがめているのだろう。 ...続きを見る

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2005/05/22 06:04
『静かな大地』/池澤夏樹/朝日新聞社/「人が生きるとは・・・」
 この作品のレビューは、おろそかには書けないと思う。とても重要なテーマが扱われている。 ...続きを見る

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2005/05/21 08:42
『実録 幸徳秋水』/神崎清/読売新聞社/「権力の弾圧はどこまでも」
 大逆事件の首謀者として処刑された幸徳秋水の生涯を描いた実録。大逆事件の真相を描くとともに、天皇制権力の非道さを暴いている。 ...続きを見る

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2005/05/20 18:40
『哲学と現代』/岩崎允胤/大阪経済法科大学出版部/「人間とその生と尊厳」
 「日本思想史序説」や「西洋哲学史概説」で作者を知った。日本・西洋思想の研究では、今日の哲学者で第一級の人ではなかろうか。 ...続きを見る

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2005/05/20 18:34
『朝陽門外の虹』/山崎朋子/岩波書店/「学而事人<学びて人に事う>」
 日本が中国侵略を強める時代、北京随一のスラムで、貧しさゆえに娼婦となりかねない少女たちの自立を願って、小さな女学校を創った日本人がいた。クリスチャンである清水安三と彼の志に共鳴した二人の女性、清水美穂、清水郁子である。 ...続きを見る

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2005/05/19 19:00
『大杉栄自由への疾走』/鎌田慧/岩波書店/「岩波書店」
 この作品は、表題どおり大杉栄の生涯、特に大逆事件から亀戸事件までを中心に描いたもの。最初にお断りしておくが、私は大杉栄の主張するアナーキズムにもフリーラブ論にも賛成できない。 ...続きを見る

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2005/05/18 19:28
『吾妹子哀し』/青山光二/新潮社/「愛への責任とは・・・」
 表題作「吾妹子哀し」とその続編「無限回廊」が収録されている。アルツハイマーと診断された痴呆症の妻と老作家、妻を介護する夫の愛が垣間見える物語。 ...続きを見る

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2005/05/17 19:51
『フランスの空に平和のつるが舞うとき』/美帆シボ/柏書房/「私たちは世界を動かせるのか」
 フランスで、反核・平和運動を進めている作者の、感性豊かな平和を求める自伝的エッセイ。作者はピースアニメ「つるにのって」を製作指揮した。 ...続きを見る

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2005/05/16 19:55
『国際労働基準で日本を変える』/ILO条約の批准を進める会編/大月書店/「基本的人権と平和めざして」
 「社会正義なくして世界平和なし」を基本精神として活動するILO。このILOの活動と条約を知りたくて手に取った一冊。 ...続きを見る

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2005/05/16 19:48
『白樺たちの大正』/関川夏央/文藝春秋/「ユートピア村では現実を変えることはできない」
 武者小路実篤を中心に作られた「新しい村」の行方と、その時代と文学を描いた作品。武者小路実篤、志賀直哉、有島武郎などなど、多彩な作家のエピソードなども描かれている。 ...続きを見る

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2005/05/15 18:07
『完本 昭和史のおんな』/澤地久枝/文藝春秋/「旧憲法下の昭和に生きたおんなとおとこ」
 「おんな」を書くことは、そこにかかわった「おとこ」を書くことでもあった。あとがきの言葉である。旧憲法下の昭和。思想弾圧への命を賭けたたたたかい、認められぬ恋、情死などなど、いつくかの証言をもとに書かれた16のノンフィクションが集められている。 ...続きを見る

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2005/05/15 07:12
『景気とは何だろうか』/山家悠紀夫/岩波新書/「いっこうに暮らしがよくならないのはなぜ?」
 景気とは何かを考えながら、暮らしの視点から重要な提起をしている。いま景気とは無関係に、私たちの暮らしは苦しくなっている。  史上最高の収益をあげ続けているトヨタ、ところがリストラとベアゼロなど、私たちの賃金は減る一方。おまけに社会保障に関する掛け金は上がり続け、支出は増える一方。なぜ、こんなことになるのか。 ...続きを見る

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2005/05/14 14:22
『中江兆民』/飛鳥井雅道/吉川弘文館/「自由民権運動を考える」
 「民約訳解」などルソーの翻訳をし、フランス学派の代表と目された中江兆民の生涯。もう少し思想的な部分の叙述を期待していたが、思想的な内容には詳しく踏み込まず、兆民の生涯を描いた著作であった。 ...続きを見る

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2005/05/14 11:18
『「破戒」と人権』/川端俊英/文理閣/「人権尊重の思想はどう発展してきたか」
 島崎藤村の『破戒』を中心に、文学が提起する人権の課題に取り組んだ意欲作。大正時代からの近代文学に表れた人権問題にも踏み込み、とても参考になる作品だ。 ...続きを見る

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2005/05/14 11:13
『にあんちゃん 十歳の少女の日記』/安本末子/西日本新聞社/「明るいともしびがひかると信じて」
 両親を亡くした四人きょうだいの懸命に生きる日々を描き、1958年に出版されベストセラーになった日記の復刻版。今村昌平監督の手で映画化もされたという。 ...続きを見る

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2005/05/09 19:32
『橋のない川 住井すゑの生涯』/北条常久/風濤社/「平等なくして真の自由はない」
  『橋のない川』で真の平等を訴えた住井すゑ。著者は、平和・平等を訴え続けた彼女のエネルギーがどこから発生し、なぜ高齢になっても「橋のない川」続編の執筆に執着したのか、その根源に迫っている。 ...続きを見る

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2005/05/08 16:41
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』/サリンジャー、村上春樹訳/白水社/「青春時代に探し求めるものは・」
 なぜ、なぜ、なぜ。物語の展開がわかりにくい。なぜ、この小説がいつまでも読まれるのか。主人公の一連の不可解な行動の中に、そうした衝動にかられる要素を誰もがもっているというのか。 ...続きを見る

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2005/05/08 05:39
『沈黙の海』/千場茂勝/中央公論新社/「企業が人命より優先する利潤追求は今も続いている」
 「沈黙の海」という題名から、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を想起した。企業が人命や自然よりも、利潤追求を優先する姿勢は今も昔も変わらない。 ...続きを見る

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2005/05/07 17:55
『俺たちの翼』/土井清/文芸社/「『沈まぬ太陽』で描かれた日航労働者の生の記録」
 ベストセラーとなった山崎豊子の『沈まぬ太陽』。その舞台となった日本航空の元労働者が綴ったリアルな記録の物語。 ...続きを見る

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2005/05/06 20:17
『宮武外骨』/吉野孝雄/河出書房新社/「反骨反権力のジャーナリスト」
 反骨反権力のジャーナリスト、宮武外骨の名を知ったのは鎌田慧の『反骨のジャーナリスト』(2002年、岩波新書)。その後古本屋で本書を見つけて購入。 ...続きを見る

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2005/05/05 14:10
『龍馬』/津本陽/角川書店/「史実に基づいて描かれているが・・・躍動感が・・・」
 2001年4月の青春篇出版から2003年7月、やっと全5巻が完結した。読み始めて2年以上というのは長すぎないか。  この津本・龍馬は史実に基づくと思われる文献を豊富に駆使し、現実の龍馬を描き出そうとした努力が伺われる。歴史小説というよりも、人物伝というほうが適切かもしれない。  それだけに幕末史や龍馬に興味をもつものにとっては貴重な作品となるかもしれない。    しかし、登場人物に生きた躍動感が感じられず、作品に引き込まれたり、主人公に感情移入することができない。これでは第1巻を手にし... ...続きを見る

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2005/05/01 16:16
『菜の花が咲いたよ』/旭爪あかね/本の泉社/「農業と食を守るため真剣に生きる人々のドキュメント」
 作者は昨年「稲の旋律」で多喜二・百合子賞を受賞した。「稲の旋律」では引きこもり問題と農業、家族、愛などを感動的に描いた。 ...続きを見る

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2005/04/30 17:12
『一九四一黄色い蝶』/岩崎京子/くもん出版/「こぼれ落ちていった時、その大切さに気づくもの」
 児童文学者が自らの体験をもとに書いた自伝的小説。子どもにも読めるように振り仮名が振られているが、内容は大人用の児童小説と言ったほうがよいかも知れない。 ...続きを見る

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2005/04/30 07:10
『雲の都 第一部 広場』/加賀乙彦/新潮社/「血のメーデーの真相」
 アメリカ占領軍からの解放後の日本を描く作品。特に解放後初めてのメーデーの描写は興味深い。国家権力による陰湿な策動と挑発を描いた所は、それなりの調査なくしては描き得ないだろう。  当時の状況について詳しい勉強はしていないが、血のメーデーの描写はすごくリアルで、作者の自伝的小説という点に納得させるものがある。  セツルメントの建設問題なども、当時の状況をそれなりに描きえているのではないか、そんな気がする。 ...続きを見る

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2005/04/30 07:05
『自由のパラドックスと弁証法』/牧野広義/青木書店/「真の自由とは」
 現代批判の哲学シリーズとして出版されている中の一冊。「人間として生きていくということは、自由を求め続けることである」。著者の想いが表現された言葉である。  自由だと思っていても、現代の自由にはパラドックス=逆説が存在する。近代から現代における自由は、一方で自由であっても、その反面不自由を押し付けられているものがいる。そうしたパラドックス(逆説)のない、真の自由、みんなの自由を実現するための解決策は何かを真剣に追求した著書だと思う。    デカルトから、ホッブス、ロック、ルソー、カント、ヘ... ...続きを見る

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2005/04/29 04:39
『暁の鐘』/前田愛子/新日本出版社/「女性の解放、真の自由をめざして」
 明治初期から女性解放運動の先駆者として活躍した女性、福田英子の生涯を描いた物語。自由民権運動の高揚のなかで、女性の解放、人間の自由について考えた英子。民権運動への弾圧、名誉と地位のために権力におもねる男性への怒りや、愛した人の裏切りなど多くの苦悩を重ねながらも、女性の解放のためには人間の自由が欠かせないとの考えに至る成長過程がたくましく描かれている。 ...続きを見る

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2005/04/27 21:24
『知里幸恵 十七歳のウエペケレ』/藤本英夫/草風館/「アイヌの伝承を書き残した女性の物語」
 アイヌというだけでいわれなき差別を受け、悲しみ、苦しみを耐えてきた少女、知里幸恵。金田一京助との出会いから、アイヌの伝承を書き残すことに生きがい知る。この少女の生い立ちから、19歳で夭折するまでの物語。アイヌについての詳しい知識はなかったが、その一端にふれる作品であり、学ぶことも多かった。 ...続きを見る

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2005/04/26 05:26
『PAY DAY!!!』/山田 詠美/新潮社/「理不尽な理由で人命が奪われてはならない」
 「怖かった。人を失うのは、もう沢山」  「あなたは納得行かない理由で、大切な人を失くしたことはあるの?」  「憎むべき相手よりも、あなたの傷の方が具体的だから」 ...続きを見る

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2005/04/25 19:52
『花いちもんめ』/片岡 弘/光陽出版社/「ほのぼのした青春から老年への情緒」
 本屋で偶然見つけた本、「花いちもんめ」という題に惹かれて購入した。10作品もある短編集。もともと短編は苦手だったが、一気に読み通した。  2作品を除いて、関連のない短編だが、青春時代の異性へのトキメキから、社会問題への関心など、人生のいろいろな場面を想像させてくれる作品だ。  セクシャルハラスメントの問題がテーマになっていたり、安保闘争が描かれていたりと、時代も戦中から戦後、現代へと移り変わる作品となっている。  特別に感動したという作品はなかったが、全作品を通して読むことで爽やかな読後... ...続きを見る

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2005/04/25 05:23
『北村兼子』炎のジャーナリスト/大谷 渡/東方出版/「自由という大空に向かって羽ばたいた女性」 
 北村兼子という名前は聞いたこともなかったが、ある機会にこの女性の存在を知り、この本を手に入れた。27歳で亡くなった北村兼子について作者は次のように述べている。   「北村兼子は、近代日本のなかで最も自由主義的で現代的文化が開花した大正末から昭和初期の大空に、輝く若い翼を思いのままに羽ばたかせ、飛び去っていった。性別によるあらゆる差別制度の撤廃を求めた彼女は、一路女性参政権の獲得を目指し、その実現を待って政治の舞台に進出し、世界の女性と力を合わせて人類の福祉と平和のために働きたいと考えていた」... ...続きを見る

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2005/04/24 12:46
『椿山』 乙川優三郎 文藝春秋 「世の中は少しずつ変わっていくに違いない」
 表題作「椿山」と「ゆすらうめ」「白い月」「花の顔」を収録した短編集。表題作「椿山」は道理すら歪める身分制度、そのもとで行われる不正を告発しながら、本当の自由とは、人間とはを考えさせ、同時に世の中は必ず正しい方向に変わるということを示唆している。 ...続きを見る

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2005/04/24 09:55
『灰の庭』 デニス・ボック 河出書房新社 「核兵器のない21世紀に!」
 広島で被爆した少女と原爆投下に関係した科学者との邂逅の物語。 原爆投下について、良心が咎めながらも、戦争を止めさせるには仕方なかったと自らを納得させる科学者。被爆直後の日本で被爆者の医療調査や「原爆乙女」の渡米に尽力するが・・・。  50年後、1955年に自らが渡米のために尽力した「原爆乙女」と対面し、その事実を告げる。科学者と被爆少女との邂逅は終わったかもしれないが・・・。  原爆やヒロシマ、大量破壊兵器の非道さをテーマにしながら、未だに続く核開発や大国の核抑止力論に対する警告がわずかに... ...続きを見る

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2005/04/24 05:45
『愛と永遠の青い空』 辻仁成 幻冬舎 「戦争の悲劇はその時だけではない」
 生きることと、平和、そして愛について、美しく(美しすぎ?)描いた作品。第二次世界大戦が引き起こした悲劇が、今日にまで心の傷として残っている世代がいる。  昨今、戦時中の惨劇を描いた作品が多く出版されているが、それは何よりも、戦争の悲劇を伝え、平和の尊さをあらためて訴えなければならない状況が起きているからだ。  この作品は、観念的な側面と、美しく描きすぎという側面はあるものの、平和の尊さへのメッセージを感じ取ることができる。  9.11テロ後の世界情勢やイラク戦争など、アメリカの独善的な戦... ...続きを見る

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2005/04/23 16:33
『冬の標』 乙川 優三郎 中央公論新社 「真の自由に向かって」
 幕末の時代が大きく移り変わろうとする時代、絵を描くことに生きがいを見つけた一人の女性。 しかし封建時代、身分や家という枠内での「自由」しか認められていない。  とりわけ女性の自由はほとんど認められておらず、親の言いつけにより、絵を諦め、嫌々嫁ぐことに。嫁いだ夫が死んだが、子供がいたため、家という枠に縛られ続ける。 ...続きを見る

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2005/04/23 13:20
『絹扇』 津村 節子 絹織物の盛衰を女性の視点から描いた作品
 明治・大正の時代、福井の絹織物の盛衰を織物屋に生まれた女性を主人公に描かれた作品。明治21年生まれの主人公は、機屋の娘として生まれる。  明治19年に尋常科4年が義務教育となっていたが、農家や家内工業の機屋の娘は殆ど通学していない。 「女の子は学問なんかせんでも、いい機職工になったほうが身のためや」との考えもあるが、娘の労働力を必要としていた側面がある。それにしても男の子は就学させていたわけだから、当時の暮らしや思想を反映したものといえる。    主人公は、勉学の機会も失われ、家業の重要... ...続きを見る

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2005/04/21 19:57
『一本の樹が遺したもの』/ジュリア・バタフライ・ヒル/現代思潮新社
 樹上に登って738日間、森林伐採と自然破壊に抵抗した女性の手記。無謀な森林伐採が自然破壊のみならず、人間の生命さえも脅かす現実を教えてくれる。  最初は森林伐採の深刻な影響について、たいした知識もない主人公も、樹上テントで暮らすなかで、その実態を学んでいく。  とりわけ、大企業が行う自然破壊の影響は、人間の生命活動さえ奪うことを警告する。 ...続きを見る

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2005/04/19 20:08
『新藤兼人・原爆を撮る』/新藤兼人/原爆の悲劇を撮り続ける監督の情熱が伝わってくる
 映画を撮ることに情熱を傾けた監督は沢山いる。しかし、核兵器の惨劇をここまでリアルに描くことに情熱を持ち続けた監督はいないのではないだろうか。  「原爆の子」「第五福竜丸」「8・6」「さくら隊散る」「原爆小頭児」は、原爆とその被害を描いた作品である。「原爆の子」では大成功したが、「第五福竜丸」は大赤字。  ロケ地での宿泊代も支払われず、苦労に苦労を重ねた話。大手映画会社に所属しない自主制作映画の苦労と、それでも良い映画を作るために頑張っている映画人の姿に感銘する。  本書は、そんな映画の企... ...続きを見る

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2005/04/17 18:17
『アンネの日記』増補新訂版/アンネ・フランク 深町眞理子訳/文藝春秋
 アンネ・フランクの日記は、ずいぶん昔に読んだ記憶があった。今回未発表の日記が追加された増補新訂版が出版され、これを機会に読んだ。  アンネ・フランクの13歳から15歳までの日記であるが、少女から思春期の成長、変化がみごとにあらわされている。平和と人権問題への鋭い指摘は、今日にも通じるものがある。  特に感心したのは、1944年3月18日の日記。性教育の必要性、重要性への指摘は、今日にも十分言える話だ。 ...続きを見る

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2005/04/17 15:26

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