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zoom RSS 竹本賢三著『蘇鉄のある風景』

<<   作成日時 : 2011/12/04 18:15   >>

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 原発小説集として発行された竹本賢三著『蘇鉄のある風景』を読んだ。元赤旗記者としいうこともあり、現場のリアルな人間模様や労働現場、労働者の生の実態などが描写され、興味深かった。興味ある人は、読んでみるといいだろう。

 ただ、「解説」に誤認識がある。解説者と知らない仲でもないので、あえて書いておく。「八目鰻」に書かれた大阪・関西の生コン関係の「分裂派」の暴力的行為は、解説者が書くような「労線統一」とのスローガンに行われた流れとはまったく別のものだ。小説「八目鰻」にも、「労線統一」などとは書かれていない。解説に「労線統一」をめぐる状況のように書いているのは間違いだ。
 著者は、「統一と団結」の名のもとに、暴力を行使して統一労組懇排除を進めた「分裂派」の暴力とその構造を鋭く追及したのだ。まだまだ著者の追及は足りないぐらいだ。
 そもそも、「八目鰻」は1984年に書かれている。大阪や関西の事情に詳しくない解説者にとっては仕方のないことかもしれないが、殺人さえ犯した一派のことを、このような「解説」で済ましては著者の思いを歪めることになる。仕方がない側面もあるとは思うが、あえて記録しておく。

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