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zoom RSS 林京子著(聞き手:島村輝) 『被爆を生きて』

<<   作成日時 : 2011/07/10 10:23   >>

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 島村先生が林京子さんの聞き手となって発行された岩波ブックレット『被爆を生きて』を読んだ。林京子さんと島村先生の結びつきがよくわからなかったが(過去に聞いていて忘れているのかもしれないが)、「逗子・葉山九条の会」などでのお付き合いと知った。
 林京子さんの作品は私も読んでいるが、『希望』(2005年講談社)以降読んでいないような気がする。『希望』は、新しい命を創る覚悟をもつことで、「絶望」から「希望」を拓き、「一人で頑張ることはないんだよ、一緒に歩いていこう」と一人だけの問題ではないことを描いていた。

 今回、二人の対談を読んで、二つのことに注目した。ひとつは、「人の命の問題」をしっかりと見据えていること。「人の命、人権に対する認識」を私たちはあらためて強調しなければならないと思った。
 もうひとつは「第一義をとりなさい」ということ。常にこういう姿勢で生き続けることは難しいけど、なんらかの選択が求められた時には、「第一義」を選択することが重要だと思う。そこに、たとえ葛藤や矛盾があったとしても、やはり「第一義」を捨てることはできないだろう。

 島村先生が、「いまの時点と地続きの問題として原爆文学をとらえる必要があるのではないか」といい、「人間として物事をきちんと正面から見て、何が本当のことかを見極めて判断する―このことが出来なければ、すべてのことは命を軽んずる言葉にごまかされていってしまう気がします」と言っていることは、今まさに重要な視点だと思った。

 「絶望」するのではなく、「希望」を拓くことが、いま私たちに求められていることだ。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
さっそく御読みいただき、有難い批評をいただきました。​感謝です。ぼくにとっても、林さんにじっくりインタビュ​ーすることができ、良い仕事でした。岩波書店編集の吉田​さんの御世話になって、コンパクトながらしっかりした本​になったと思います。お知り合いにご紹介いただければあ​りがたいです。
Prof. Shima
2011/07/10 15:15

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