未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!

アクセスカウンタ

zoom RSS インターネットを通じて関心を集めた『蟹工船』

<<   作成日時 : 2011/01/02 19:24   >>

トラックバック 0 / コメント 4

 藤山清郷著『言論の自由なこの国で』を読んだ。著者は「言論の自由なはずのこの国で、いま、異論を許さぬ風潮が、じわりとこの社会を覆いはじめている」と、いくつかの具体的事例を示しながら、警告を発している。物足りなさもあるが、このような警告が発せられることをしっかりと受け止めることは重要だ。

 それはさておき、オッっと思うことが書かれている。「蟹工船」ブームの発端について、様々な人が概ね同じようなことを書いているが、この著者は違う。どのような調査や取材をしたのか、このようなジャーナリスト(元)は少ないかもしれない。
 以下。

 八十年前に書かれた小林多喜二の小説『蟹工船』が二〇〇八年ににわかに注目を集めた。多喜二の没後七十五年にあたったこともあって、大学などで『蟹工船』が取り上げられる機会があった。そこで学生たちが現在の労働環境も同じではないかと共感したのがきっかけでインターネットを通じて関心を集め、五月のメーデーで一気に広がっといわれている。

 以上。
 この「いわれている」の出典が何処かはわからないが、「蟹工船」ブームに対する捉え方は興味深った。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
各地で粘り強く小林多喜二やプロレタリア文学などに取り組んでおられることに敬意を表します。連帯の史料(写真。「小林多喜二と徳永直・一つの接点」)を提供します。宮城県登米町で撮影されたものです。和服の人物が、徳永直「日本人サトウ」に描かれた反戦平和の先覚者・佐藤三千夫です。後列向かって右側端の人物は、小林多喜二「転形期の人々」の「松山幡也」のモデルー松岡二十世(まつおか はたよ)です。小林と徳永の結びつきはこんなところでもあります。
呑牛二世
2011/01/14 22:28
松岡二十世は、東大新人会に属し、エンゲルスの「農民戦争」などの翻訳をしたようです。

息子さんが綿密な調査をしていました。

呑牛二世さん、引き続き情報提供をお願いいたします。
佐藤
2011/01/26 09:28
松岡二十世に関するドキュメントが本になると聞いていますが、確かな情報でしょうか。
積読
2013/02/16 13:26
本欄に直接関係関係することです。田口タキなども含め、小林多喜二を歪める、川西政明『新・日本文壇史』(岩波書店)を批判していきましょう。第4巻(初版)では、朝鮮人作家・金龍済の顔写真に小林多喜二の写真を掲載したなど(二刷では差し替え)杜撰です。同巻徳永直の項では、「日本人サトウ」を取り上げていますが、全部を丸写しし、さらに事実関係ででたらめをやってます。一例では、どこにも書いていないのですが、徳永の妻・トシヲの生地が宮城県登米町日根牛(ひねうし)としています。ここは北上川の対岸で、役所などがある「寺池」地内で生まれています。
呑牛二世
2013/05/06 22:28

コメントする help

ニックネーム
本 文
インターネットを通じて関心を集めた『蟹工船』 未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる