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zoom RSS ヘーゲルは「観念論的装いをもった唯物論」か!?

<<   作成日時 : 2010/11/07 21:22   >>

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 レーニンの『哲学ノート』で予習し、ヘーゲル『小論理学』に挑戦していましたが、読み終わりました。難解な言葉や言い回しが多いのに辟易したのですが、真理への接近がどうあるべきかを哲学的に考えるとはなにか、体系的に説明できるものでなければならないという首尾一貫した「弁証法」に引き込まれました。
 これまでにも何度か挑戦しましたが、今回はかなり大きな視点で読むことができました。学習の重要性、実践による検証の重要性をあらためて感じました。

 やりだしたからには、ここで終わってはならないと、今度は広島県労働者学習協議会の高村是懿著『ヘーゲル「小論理学」を読む』に挑戦することにしました。広島で40回にわたった講義を整理したもので、1999年に発行した本に手を加え、第2版として新書版4冊で発行されたものです。
 今日は「第1講」を読んだだけなのですが、ヘーゲル弁証法とは何かに、グッときました。『小論理学』を読み終えた直後だけに高村是懿さんの思いが伝わってきます。

 「ヘーゲル哲学の本質についても、「95%唯物論者」でありその「哲学体系の枠組みが観念論」、という不十分な理解にとどまっていました。「95%唯物論者」、5%観念論者というとらえ方は機械的、形而上学的理解であり、ヘーゲル哲学の本質を統体としてとらえる表現としては不適切といわざるをえません。

 こう断言したうえで、「ヘーゲルの哲学の本質」は、当時の時代的制約のもとで、「革命の哲学であることを覚られないための「観念論的装いをもった唯物論」と規定しているところを改めて考える必要があると思いました。
 ヘーゲルは、汎神論やカントの不可知論を厳しく批判しているのです。ここをどう考えるのか、ヘーゲルの弁証法がいまも体系的に有効であることをどう掴むのか、また宿題を抱えてしまいました。

 何のために学び、何のために実践するのか、それは現状を理念に一致させるための「変革の立場」があるからという説明は説得力があります。
 つたない理解ですが、私も「変革の立場」から学習と実践を続けたいと思います。

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「観念論的装いをもった唯物論」とは、やっぱり言い過ぎです。ヘーゲルの哲学・弁証法の意義は大いに評価しなければなりませんが、やっぱりヘーゲル自身は観念論者ですね。
未来
2010/11/13 17:00

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