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zoom RSS 現存する前提から生じる現実的運動が「変化」を生み出す

<<   作成日時 : 2010/11/14 17:23   >>

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 岩佐茂編『マルクスの構想力』をぼちぼち読んでいます。明石英人「疎外論とイデオロギー」は、『ドイツ・イデオロギー』からの読解で、マルクス・エンゲルスの共同作業であったものの主にマルクス部分を読み解いています。
 あらためて『ドイツ・イデオロギー』を考えることによって見えてくるものがあります。

 「疎外論自体のイデオロギー的自立に陥ることなく、疎外の克服を主張するためには、知識人と大衆の共同が不可欠であり、イデオロギー批判と「共産主義的意識」の、ときには階級関係をも越えた結合が求められる。この結合は、実践的運動の内部でのみ可能となる。『ド・イデ』においては、実践を通した意識の変革と言うことがさかんに強調されている」(明石英人「疎外論とイデオロギー」)

 「この共産主義的的意識を大規模に生み出すためにも、事そのものをやりとげるにも、人間たちの大規模な変化が必要であるが、この変化は、実践的運動、革命のなかでだけ起こりうる。」(『ドイツ・イデオロギー』)

 「共産主義は、われわれにとって、つくりだされるべき状態、現実がしたがわなければ理想ではない。われわれが共産主義とよぶのは、現実的運動であり、その運動は現在の状態を廃棄する。この運動の諸条件は、いま現存する前提から生ずる。」(『ドイツ・イデオロギー』)

 若き頃のマルクスの表現ではありますが、現実と理想との関わりにおけるヘーゲル哲学から一歩進んだ意識を感じるとともに、その後の深まりと直結し、いまでも考えるべき視点が示されています。

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