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zoom RSS 人間と人間との関係 科学的な経済学

<<   作成日時 : 2010/04/18 06:49   >>

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画像 『経済』5月号は今年も「マルクス経済学のすすめ」特集です。毎年注目している特集号なのですが、今年はいままでになく「人間」を語る内容になっています。人間が大切にされず、モノ扱いされる、人間よりも「経済」優先の企業活動がすすめられるもとで、重要なことが必然的に集約されてきていると感じました。
 人間と人間との関係を分析し、その解決方法を示すのが科学的な経済学、です。このことが全体に貫かれた特集号として、これまで「経済学」というだけで敬遠していた人にも読んで欲しい一冊だと思います。

 「資本主義の不安定さを指摘したうえで、生産的な労働(とりわけ農業労働や町工場の労働)を重視し、すべての労働の担い手、労働者階級の生活を大切にして生産と消費の不均衡を是正し経済再建をめざすマルクス経済学以外に、今日の経済危機から抜け出す経済学はないといえます
 「モノとカネがすべて」というような、人間と人間との関係が物と物との関係に見えてしまう物神性のマジックを見破ることこそ、『資本論』の課題のひとつなのです」(平野喜一郎)

 「経済学の勉強は経済学の勉強をするところから始めるべきではない。経済学にとってまず重要なのは現実を知ろうとする意欲である。それ抜きに経済学の勉強はありえない。そして現実とは人間の現実である。生きている人間、生き、考え、働き、生活している人間について知ろうとする意欲が経済学を勉強しようとする人間になによりも必要である」(大須眞治)

 代表的な視点を紹介しましたが、他の筆者も「人間と人間との関係」を掴むことが重要だと指摘されています。「人間と人間との関係」として、社会や経済をみることによって、社会の仕組みがわかるのです。
 「派遣村」がなぜ首都のど真ん中に出現したのか、労働者派遣法がなぜ人間使い捨てのおおもとになっているのか、など、目の前にある現実とその本質を知るためにはマルクス経済学は欠かせないものです。
 「労働者派遣法」の政府「改正案」が、「抜け穴」「大穴」が空いたシロモノになっていること、そこには経済活動の主役である人間を大切にしようとする視点がないことをしっかりとつかみ、有効な理論を持って運動を展開することが重要です。

 先日、大阪の社民党に「労働者派遣法の抜本改正」と「最賃の引き上げ」を求める要請に行ってきました。私が約30分にわたって、政府案の問題点、連立与党の社民党の従来の主張とも違うじゃないか、と優しい言葉(笑)で鋭く追及してきました。
 問題点の指摘に対し、「おっしゃるとおりです」「私たちもそう思っています」「本部に同じことを主張しています」と連発するので、政府の「改正案」に社民党本部は同意しているではないか、と追及すると、「到達点」との苦しい言い訳をする始末です。「到達点」というが、総選挙前の三党案よりも後退しているではないか、どこが「到達点」か、と追及しても、「おっしゃるとおりです」「私もそう思っています」「引き続き主張していきます」の連発でした。
 無責任な対応に怒り心頭でしたが、紳士的に(笑)、ねちこく、ねちこく、要請してきました。しかし、呆れてしまいました。

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コメント(2件)

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本誌5月号特集ご紹介ありがとうございました(お礼、遅れて失礼いたしました)。「人間と人間との関係」として、社会や経済をみることによって、社会の仕組みがわかる――そうなんですね。そこはお金(マネー)中心の経済(学)への批判でもあります。誌面作る方は試行錯誤もありますが、活動に生きる内容を提供できるよう研さんします。今後もよろしくどうぞ
『経済』編集部
2010/04/27 11:56
こちらこそお目にとめていただきありがとうございます。
いつも注目はしていますが、多忙のためご無沙汰ばかりで、申し訳ありません。また注目記事があればお知らせください。
未来
2010/04/27 20:02

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