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zoom RSS 『テロルの時代 山宣暗殺者・黒田保久二とその黒幕』

<<   作成日時 : 2009/05/05 07:14   >>

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画像 今年は山宣生誕120年、没後80年です。大阪でも山宣集会を開催予定ですが、山宣を視察した黒田保久二の当時における思想背景とその黒幕が誰だったかを示す貴重な調査に裏付けられた本庄豊著『テロルの時代 山宣暗殺者・黒田保久二とその黒幕』が出版されています。
 暗殺者やスパイへの憎しみだけでは解明できない、当時の時代背景、生活環境、その後の生き様などに迫ることによって、なぜこのようなテロルが行われたのかにも迫っています。政治と特高、思想検察など多面的な時代考察も興味深いものがあり、一度は読んでおきたい一冊です。

 最後に「追悼・佐々木敏二先生」が収録されているのですが、ここに紹介されている著者と佐々木敏二さんとの会話は大切な視点・姿勢だと思いました。

 「学問は矛盾のあるところで発展する。地域や職場などで頑張ることが、学問の質を上げるよ。山宣は社会運動家としての道に進んだため、アカデミズムからは追放されたが、カナダでの労働体験もあり、人々の心をつかみ性科学では日本の先駆者となったんだ」
 「社会に出なければ、山宣は性科学と産児制限とを結びつけることはなかったですよね」
 「そのとおり。社会の現実と向き合わない学問は、象牙の塔にすぎない」 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 はじめまして、 宮城のS総合病院で働いています。食いしん坊なので「労研饅頭」の掲示板からリンク(笑)・・労研饅頭の歴史と人脈はなかなかユニークですね。
山形大学時代に映画+演劇『武器無き闘い』を観てから山宣はずっと気になっていました。子孫の方で京都民医連の医師の方もいましたね?
 この本は購入すべきなのか?迷っていました。参考になり感謝です。
常陸屋
2009/05/12 22:36
はじめまして。
2行目の「視察」は「刺殺」の変換ミスでした。
参考になり幸いです。
未来
2009/05/13 05:56

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