未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!

アクセスカウンタ

zoom RSS プロレタリア文化の源泉

<<   作成日時 : 2009/05/12 21:47   >>

トラックバック 0 / コメント 2

 青年対策問題を考えていて、『レーニン青年・婦人論』(平井潔訳/青木文庫)を開いてみました。婦人論からも学ぶべきことが多かったのですが、「青年運動の課題」の「まなぶ」ということの基本的立脚点を興味深く読みました。とても大切なことが抽出されていると思います。
 そして、ここでは、学ぶ姿勢の例として、「プロレタリア文化の源泉」というところがあります。教育とは、学ぶとはという展開の中での論ですが、重要だと思います。

 「マルクスは、人間の思考作用がつくりだしたすべてのものを作り直し、批判を加え、これを労働運動の実際によって検証しました。そして、ブルジョア的なわくに制限されたブルジョア的な偏見にしばられている人々のひきだしえなかったような結論をみちびきだしたのであります。
 これは、わたしたちが、たとえば、プロレタリア文化について論じるときに、念頭におかなければならないことでもあります。ただ、人類の全発展によってつくりだされた文化についての正確な知識をもつときにだけ、その過去の文化を作りかえるときにだけ、プロレタリア文化を築きあげるということを明確に理解しないかぎり、この問題を解決することはできないのであります。
プロレタリア文化は、どこからとも知れずとび出してきたものでもなく、プロレタリア文化の専門家と自称する人々の考案したものではありません。そういうことは、まったくのナンセンスです。プロレタリア文化は、資本家の社会、地主の社会、官僚の社会の抑圧のもとで、人類がたくわえてきた知識の宝庫を合法則的に発展させたものでなければなりません。

 そして、自分の頭を豊かにするために、知識を消化することの重要性について語っています。

 「みなさんは、これらの知識、つまり過去の文化遺産をただ摂取するだけではなしに、それを批判的にとりいれ、役にたたないがらくたを頭につめこむのではなく、現代の教養ある人間となるに不可欠ないっさいの事実の知識で、自分の頭を豊かにするようなやり方で、それらの知識を消化しなければならないのであります。もしも、一部の共産主義者が、みずから大切なそして骨の折れる活動を大しておこなわず、批判的に検討しなければならない事実に眼もくれないで、習い覚えたできあいの結論にもとづいて、共産主義について大ぶろしきをひろげようなどと思いつくならば、かれはまことに嘆かわしい共産主義者といわなければなりません。このような上すべりなやり方は、論議の余地なく有害なものです。

 引用が長くなりましたが、「学ぶ」姿勢の重要性を縦横無尽に語ったレーニンの言葉には、重要な視点が盛り込まれています。
 レーニンは、ここでは「否定の否定」という弁証法の言葉は使ってはいませんが、弁証法的「否定の否定」が過去の遺産からも引き継ぐこともあり、それを批判的に発展させることがいかに重要であるかを語っているように感じました。実践するのは難しいけど、念頭においておかなければならないことだと思います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
レーニンのこういった指摘にもかかわらず、これまでの「プロレタリア文化」の中には「型紙」主義がはびこってきました。しかしブルジョア的文化、イデオロギーが、そのままでは次の時代に役に立たないものであろうということも、改めて明白になってきました。

さて、次の時代を担う「プロレタリア文化」とはいかなるものか、もう一度このレーニンの指摘に立ち返ってみるべきではないでしょうか。
Prof. Shima
2009/05/12 22:16
「まなぶ」ことの姿勢を考えさせてくれます。大事な視点ですね。
なかなか実践するのは難しいことですが、常に立ち返る必要があると思います。
未来
2009/05/13 06:05

コメントする help

ニックネーム
本 文
プロレタリア文化の源泉 未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる