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zoom RSS ノーマ・フィールド著『小林多喜二』 ベスト5

<<   作成日時 : 2009/02/02 06:44   >>

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画像 ノーマ・フィールド著『小林多喜二』が、岩波新書の1月19日〜25日の週間売上げベスト5に入っていました。「蟹工船」ブームから小林多喜二への関心へと広げる一冊として、今後の売行きが注目されます。
 http://www.iwanami.co.jp/best/index.html

 ブログ「21世紀の小林多喜二への手紙。」には、ノーマ・フィールド著『小林多喜二』をどう読んだか、など関連するコメントが満載です。
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     ノ−マ氏の「小林多喜二」は、評伝という面と文学論という面を備えていると思うのですが、文学論の面は「蟹工船」を読んだばかりの若い人には、少し学術的で難しく感じるのではという印象です。しかし、そのようなことは私の心配過剰で、若い人は新しい感性でノ−マ氏の鋭い分析を苦もなく吸収してしまうのかもしれません。
     新潮社文庫本「蟹工船」には「党生活者」も収められています。「党生活者」は、実は私は秀作なのか「実験作」なのか、まだ判断しかねています。あの時代に、よくあの作品が公けに雑誌掲載(伏字だらけでしたが)できたという驚きと、小説としての斬新性は無条件に認めるのですが、”文学的感動として響くものはどうか?”と、私の味読力では現時点では評価しかねています。
     昨年、大阪での「蟹工船」上映時にパネル・ディスカッションがありました。地域労組で活動中の若者が、”地域に種のように散らばっている僕らは、「党生活者」で描かれた活動家の姿と重なる思いだ”と述べたのを聞いて、若い人たちはそのように「党生活者」を読んでいるのかと、目からウロコが取れる感じがしたことを思い出します。
    御影暢雄
    2009/02/02 18:39
     「党生活者」をめぐって、戦後、有名な「政治と文学」論争が主として平野謙・中野重治との間で交わされたことは、ノ−マ氏「小林多喜二」でも触れられています。昨年末より、中野重治の著作を読んでいるところなのですが、彼は「党生活者のなかから」(原文は1936年2月号の”文学案内”に発表、戦後”楽しき雑談”第一に掲載)の中で、率直な感想を述べています。以下に、短い要約を紹介します。

     (党生活者のなかから)〜中野重治
     ・・・僕もこれを読んであちこちで泣いた。また一つの小説作品として見てその立派さに実に感心した。
     僕が泣いただけでなく非常に感動した点が一つある。
    ・・・彼らは工場細胞をつくっている。彼らの工場が条件が出来てきてストライキのアジビラを撒くことになる。そこのところだ。(須山がビラを撒くことを決心する場面)第一のことは、歴史の弁証法の人間的現れということだ。・・・とにかくこういうモメントを小林はつかまえたということが第一。第二は、彼の描き方を通して、もし小林が須山の位置にいたとしたら、彼は須山と同じように行動しただろう。
     
    御影暢雄
    2009/02/03 18:54
     本日の赤旗日刊紙文化欄に、演出家・安川修一氏が”「多喜二の母」の想い出〜「蟹工船」の脚本を書き終えて”という題名で寄稿されています。安川氏は一昨年前に、「蟹工船」の脚本化を思いつかれたとのことですが、高校時代に、朝里に在住の、多喜二の母セキさんを小林と言う友人と訪ねた思い出を語っています。
    「セキさんは小柄なうえにお歳を召され、上がりかまちで小さく挨拶され、私たちを快く奥へ通して下さった。
     セキさんは、多喜二のノート稿や新聞、雑誌の切り抜きを一枚一枚出し、最後に何度か目にした写真を見せて下さった。ご自身が多喜二のデスマスクを手にする写真・・・。セキさんは「若い皆さんがおいでになって、多喜二のことを思ってくれて、喜ばねばならないね」
    (セキさん宅を案内した友人小林とは、多喜二と遠戚の方だったのでしょうか?)
    御影暢雄
    2009/02/04 19:40
    御影さん、いつもありがとうございます。
    そして、いろいろありがとうございます。
    この「小林」についてはどうなのでしょうね。
    未来
    2009/02/04 20:40

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