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zoom RSS なぜ小林多喜二は虐殺されたのか

<<   作成日時 : 2009/01/08 22:34   >>

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 今日は、「九条の会おおさか」の事務局長の講演を聞いてきました。冒頭、「九条守れの壮大なうねりを大阪から」という与えられたタイトルに注文をつけて、「憲法は実現させるべきもの、九条は輝かせるもの」と話し出しました。まったく同感でした。

画像 会場に行く前に本屋に寄ったら『世界』2月号が発売されていました。2月号には荻野富士夫さんの「なぜ小林多喜二は虐殺されたのか」が掲載されていましたので、買ってきました。まだゆっくり読んでいませんが、多喜二は「暴虐」をいかに描いたか、認識したか、など多喜二の小説や論文、エピソードを紹介しながら書かれています。
 最後はこれからの「希望」で締めくくっていますが、詳しくは読んでみてください。

 荻野さんは、 『國文學』1月号にも、「小林多喜二の文学観」という論稿を書いています。あわせて読むと、多喜二の社会認識の深まり過程の一端を知ることができます。
 いろいろな人が多喜二について語り、いろいろな雑誌が取り上げる状況というのも、やはり現実の反映でしょうね。

 多喜二を「守る」のではなく、多喜二の精神を受け継ぎ、現代社会を人々のために変革するために力を尽くすことこそ、「多喜二の火を継ぐ」ということなのでしょうね。
 こんなこと言うとまた一部だけを取り出して、気に入らんという人がいるのかな。でも、私は多喜二を「守る」のではなく、多喜二の「火を継ぐ」運動を現在の社会の中で実践したいと思います。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
島村先生のブログにレビューが書かれていますね。
みなさんもぜひ島村先生のブログをお読みください。

『高校のひろば』、まだ届きません。
昨年のずいぶん前に注文したのに・・・。
未来
2009/01/09 06:11
 中野重治が1951年「新日本文学」11月号で、映画「蟹工船」(山村聡監督)製作の過程で、多喜二の手紙が発見されたことに触れています。
 
 ”映画の「蟹工船」は評判を呼んでいる。読者の多くもあれを見られたと思う。しかし映画は映画だけで終わらなかった。現代プロダクションの人々が北海道に出かけ、北海道の人々が援助した結果、原作者多喜二の書簡一通が発見されたということが副産物として出て来た。
しかもそれは形の小ささにかかわらず、1932年春の大検挙をのがれた小林が、「党生活者」などを書いていた非合法生活のなかで、母、弟、妹などの生活にいかにあたたかい目をくばっていたかを示して、人間小林の姿をのぞかせている。当時の小林の住所は麻布新網町の間借りとなっているが、現代プロダクションのカメラマン沢入貞雄氏の注意によると、小林の書き入れた日は8月21日としてあり、消印は京橋局で7・12・12とあり、8月21日に書いた葉書がどうして12月12日の消印になったのか今のところわからない。「党生活者」の日付は8月25日となっている。”
 消印の日付の謎は解明されたのでしょうか。
御影暢雄
2009/01/09 20:08
訂正:前掲コメント 1951年→1953年(昭和28年)

 葉書は。「小林のみなのものに」で始り、母を気遣い、家族にお金の工面について述べ、弟にはバイオリンの上達をはげましています。短い文章ですが、多喜二のあたたかさと、家長としての強い責任感が伝わってきます。
 多喜二は、雨宮ら雑誌編集者に、非合法化下、女性の名で手書きのやりとりをしていたと聞きましたが、そうした手紙もどこかで眠っているのではないでしょうか。
御影暢雄
2009/01/09 20:19
 中野重治全集に、中野が戦後、志賀直哉にあてた書簡が収められています。多喜二については言及されていないのですが、新日本文学会等の会合等で面談する機会に、互いに多喜二の思い出を語ることはあったのではないかと想像します。関係者の「証言」が残っておれば、また多喜二研究が深まると思うのですが。
御影暢雄
2009/01/12 20:23
新しい事実がみつかると嬉しいですね。
未来
2009/01/13 06:39
「世界2月号」表紙の女性、ただの街頭スナップでGETした人だと思っていたのですが、何と女性キックボクサーで公式戦に出ているそうですね。元派遣社員だったとか。
「平凡さ」の中の「非凡」を感じさせる人なので、ひょっとして将来もっとメジャーになるかも。
御影暢雄
2009/01/19 21:45

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