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zoom RSS 小林多喜二「静かなるドンの教訓」

<<   作成日時 : 2008/01/08 22:40   >>

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 小林多喜二の小説を読むときには実物大の多喜二を知り、多喜二自身が語った言葉などから多喜二の思考、反省、そこからの発展・挑戦精神を知ることがひとつの手がかりになるでしょう。これまで知られなかった事実の発掘など、新しい発見などをそれにどう活かしていくかも重要な課題になると思います。
 ひとつの小説を読めば、その小説を書くに至った時期の多喜二を知りたくなる、いや、知ってからもう一度読みたい、そんな風に考えてしまいます。
 「定本小林多喜二全集」第十巻をいっきに読みました。「生きた多様な現実」「生きた人間」を描くこととはどういうことなのか、多喜二の試行錯誤というか、その思考・成長過程を知りたい、そんな読み方をしてみました。
 第十巻だけを読んでいてもその過程のいったんが伺えます。今日はそのうちの「静かなるドンの教訓」の一部の抜書きをメモします。

 「それが取り扱われる人間についても、どんな新しいタイプの人間をもってきても、それは極めてパタパタとわれわれの都合のいい(!)人間に変わってしまう」
 「われわれが、われわれの基本的な観点から、生きた多様な現実を取り上げてゆくということは、何もその多様な現実をわれわれの観点から公式化したり、抽象化したりすることではないのだ」
 「共産主義的イデオロギーということを、作品の中に押しこむ棒切れか丸太ン棒であることしか理解しない「金しばり」に対して、そこから脱却しなければならない」
 「そして、われわれの殆どの作品が、生きた現実を描いているのではなしに、その現実の最大公約数しか描いていないということを発見した」

 いろいろと考えたことはあるのですが、今日はメモまでです。少しエネルギー切れです。政治闘争が入ると時々エネルギー切れになりますので、睡眠が一番の補給になりますから。

 今日は朝5時から毎朝の日課のメールチェックとそれへの返信、そしてこれも毎朝の早朝の読書タイム、出勤時の早朝門前ビラ配布、お昼の職場委員会、夜は新春講演会、それが終わって地域評議会の会議でした。その合間に仕事しました(笑)
 明日も会議の「はしご」ですが、レジュメ作ったり準備がないので少し気が楽です。

 当分、時間刻みのスケジュールに追われること必死ですが、私は「犠牲」などと思ったことは一度もありませんので。念のために(笑)
 でも、「犠牲」と思う人がいて、それを特定の尺度で合理化しようとする人がいると、可笑しなことになるかもしれません(笑)

 私は忙しい合間でも、電車の中や昼休みや何かの合間に本を読んでいるのですが、その時間が一番の糧になります。合間を縫って本を読み小説などを書き続けた多喜二、きっと多喜二もその時間が精一杯生きる張り合いのひとつになっていたのでしょうね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
忙しくても、生きる張り合いが得られるようなことなら、苦にならないですよね。多喜二だって、どのような条件の下でも、小説を書くこと、本を読むことは苦ではなかったでしょうし、地下活動下に音楽会にも行っています。自分のブログにも書きましたが、ぼくもギターの勉強を再開するような成行きになってきました。ぼくにとって、これもいくら忙しくても苦にならないことの一つです。
Prof. Shima
2008/01/09 00:52
生きていくうえで張り合いは必要ですよね。
ギターのレッスン楽しそうですね。目からウロコの瞬間ってちょっと興奮して楽しいですよね。
未来
2008/01/09 06:37

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