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zoom RSS 松田解子『回想の森』

<<   作成日時 : 2007/05/27 15:19   >>

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 松田解子自選集の第十巻『回想の森』を読み始めています。この第十巻には「回想の森」と「女人回想」が収録されています。本日は「回想の森」を読了、「女人回想」は後日にします。松田解子の力強い回想に感心しました。
 この「回想の森」には、小林多喜二のことも書かれています。チンドンヤを見つめる多喜二。
 女性観などについて「大宅氏とそのよこの江口委員長に舌鋒するどくせまる小林多喜二」「小林多喜二は民衆の飢えを、その全面にわたり、本来の深味に徹して理解していたからこそ、ああいう問題にたいしても、あのようにきびしく対し得たのではなかったろうか」 
 「コバヤシタキジコロサル」の電報を受けて駆けつけた著者たちを検束する特高警察。その残虐さへの怒りが伝わってきます。

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このエピソ−ドは倉田稔著「小林多喜二伝」P777にもしるされていますね。1931年晩秋4人(プラス松田さんの子供)が東京から横浜へ文芸講演会に向かう車中にて、「文学の話から作家それぞれの書く女性像の話、そこから発展して、ある程度科学的な女性の性や生理の問題にまではいっていった。」丁度多喜二の「工場細胞」が発表された直後で、作中での森本とお君のやりとりも引き合いに出されました。
「一般にプロレタリア文学における女性像、あるいは「性」の問題にまで話が及ぶうちに、それがいつのまにか論戦的にもなっていた。松田は専ら聞き役でで、多喜二がそういう問題に対しても決してひるます、しばしば助手席から、斜め後ろの江口・大宅両氏を、ぐいと振り返っては、舌鋒鋭く反論した。(多喜二は)先輩と対等に語った。」(小林多喜二伝)大宅は「工場細胞」の中で、森本が自分がかじったリンゴをお君にすすめる場面を印象的だと誉めながら、多喜二にタキさんのことで「ツッコミ」を入れられたので、作品をもとに作家のプライバシー
を詮索する姿勢に反駁したとも記されています。
御影暢雄
2007/05/27 17:03
わたしも、4月ごろに「回想の森」読みました!松田さんが語る多喜二はとてもよかったです^^作家として、観察眼を働かせる多喜二や、一人の男性として、わかれた恋人を尊重する多喜二の心遣いがよかったです^^
めい
2007/05/28 19:49
松田解子さんって熱いですよね。熱さが伝わってきます。
未来
2007/05/29 05:40

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