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zoom RSS 多喜二ライブラリー特選図書への書評A 土井大助『よみがえれ小林多喜二』

<<   作成日時 : 2006/05/06 05:05   >>

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 多喜二は「まだ語りつくされていない」。多喜二ライブラリー特選図書2冊目を読んだ2003年12日10日時点での感想である。この「まだ語りつくされていない」との感想から『いま中国に よみがえる小林多喜二の文学』の書評の視点につながっているのだろうか。2年以上前の書評を振り返って、そんなことを考えた。

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 土井大助『よみがえれ小林多喜二』

 「まだ語りつくされていない」

  「白樺文学館多喜二ライブラリー」として発売された本。過去の多喜二記念行事での講演や詩、エッセーなどを補筆したもの。

 多喜二が暗黒の時代にいかに生きたか、多喜二の明るさと温かさをも描いている。

 リアリズムの文学。生きた人々をそのまま描き、ただそれだけではなく将来への展望を示そうとした。人をそのまま描くだけでは、生きる力を与えられない。かといって観念だけの展望を描くだけでは嘘を書くことになる。多喜二は、この壁の前に何度も立ち往生する。そして、闘う人々をそのままに描くことを掴み取る。
 多喜二の文学は暗いとか言われることがある。しかし、よく読むとそうではない。グイグイ引きこまれる。テンポよく描かれる。心にグッとくる。
 現在、戦争問題が大きな世界問題になっている。こんな時代だからこそ、あの暗黒の時代に命がけで戦争に反対した人のいたことを忘れてはならない。その教訓が、平和憲法であり、国際法規である。

 アメリカの無法な戦争、理不尽な占領が続く限りイラク問題は解決しない。あらためて考える必要があるだろう。
                          2003年12日10日 未来

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コメント(2件)

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土井大助って「時代を撃て・多喜二」で笑いをさそうコメントしてましたよね。
Jun_Takahashi
2006/05/06 15:37
 面目ないです。「時代を撃て・多喜二」をまだ観ていないんですよ。大阪での上映日にことごとく行けなかったのです。ビデオ作製も進行中だとのことですから、近いうちに必ず観たいです。
 う〜ん、悔しい〜。
未来
2006/05/07 05:53

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