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zoom RSS 『あなたが「いる」ことの重み』/藤谷透/青木書店/「なぜ人を殺してはいけないのですか?」

<<   作成日時 : 2005/12/05 05:54   >>

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 「なぜ人を殺してはいけないのですか」という若者からの問いに多くの大人は衝撃を受けた。今も、この問いを取り上げた書が出版される。

 本書は、「現代批判の哲学」シリーズとして2001年に出版された。このシリーズの著者は様々な分野の人たちであり、中には同感できない書もある。それでも、このシリーズを少しずつ読むのは、何か得るものがないかとの私の問いかも知れない。

 さて、冒頭の問いに著者は、この「問いにおいて問われているのは、人の存在、『私』や『あなた』や『彼女(彼)』の存在に対する感覚や反応であろう」という。
 そして、「自分自身のリアリティーを実感し、その根本的な肯定を感じている者なら、『なぜ人を殺してはならないか』という問いを・・・立てることはないだろう。『なぜ人を殺してはならないのか』という問いは、他者のみならず『私』自身に対しても向けられた問いだと思う」という。

 人間は、他者との関わりなしに生きることはできない。社会という他者との共同生活をいやおうなしに生きている。この点をしっかりと押さえ、その中での自己、「私」を生きることが必要である。この書は、そういうことを言おうとしていると思う。

 しかし、第一章「人称の重力空間」、第2章「人称空間と言語」、第3章「私/あなた/彼女(彼)」、第4章「特権化された『私』から人称関係へ」てな章立てで、読む前から哲学にアレルギーを持つものが近寄りがたい内容になっている。
 どうして、哲学者とはこうも難しい言葉を並べ立てて解釈したがるのか?少しは言葉を考えて欲しいと願わずにはいられない。

 せっかく重要なテーマを扱いながら、本書を最後まで読み進める人は、特別な問題意識をもたなければ難しいかもしれない。かくいう私も、回りくどい言い回しに正直疲れた。
 多くの哲学者先生!なんとかならないのか!

2004-09-14

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