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zoom RSS 『東の科学 西の科学』/菅野 礼司ほか/東方出版/「科学の本質は人間の社会的実践による認識活動」

<<   作成日時 : 2005/12/01 19:54   >>

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 西洋の科学について論じられた本は多いが、東洋の科学を論じた書は少ない。本書は、西洋だけでなく、東洋の科学の歴史・理論を研究しようとした書といえる。
 東洋の科学のすべて、また意義や評価など、十分に論じられ、かつ研究されてはいないが、その研究の入り口をつくろうとする著者達の心意気を感じる。

 科学とは何か。この問いに答えることは一冊の本にもなる。著者達は三つの規定をしている。
 「自然科学は人間の社会的営為において、物質の存在様式と物質の運動・発展の原理・法則を認識する実践活動である」
 「歴史的、社会的に蓄積された知識体系であり、その知識体系によって合理的かつ整合的に自然を説明することを目指すこと」
 「その知識体系すなわち理論は予言能力を持ち、直接あるいは間接的に検証可能であること」

 以上の立場から東洋の科学にも得るところがあるという入り口が示されている。
 「自然科学が人間の思想形成に不可欠の要素であることは洋の東西を問わず、また時代を超えて言えることである」

 これらの序章はよくわかった。そして西洋の科学もよくわかった。ところが東洋の科学は難しい。本当に難しい。
 科学や哲学の勉強をしてきたが、東洋の科学には白旗をあげたくなってしまった。

 最後に著者達の座談会が掲載されている。これを読んで少し救われた。著者達も試行錯誤している様子があるからである。と言っても私の認識とは遥かな差があるのだけど・・・。

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