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zoom RSS 『憲法九条、未来をひらく』/井上 ひさし他/岩波書店/「九氏の熱い確信の声が届いてくる」

<<   作成日時 : 2005/12/11 19:34   >>

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 「九条の会」発足から1年過、今年7月30日に開催された講演会には1万人の人たちが集まった。本書は、そのときの講演内容とそこに参加できなかった人の想いが掲載されている。
 『憲法九条、いまこそ旬』に続く九氏の決意あらたにした想いが綴られている。

 読みながら最初に感じたのは、九氏のいずれもが、この1年間の運動とその広がりに確信を深めていることである。開催する講演会へ続々と集まる人々、会場に入りきれない人々が集まってくる。憲法九条を守れという国民の声と運動に、九氏も励まされている様が目に見えるようである。

 最高齢の三木睦子は88歳。「静かで平和で楽しい世界にしていきたい」と、「燃えたぎる心の中の血」をさらに燃え立たせている。
 鶴見俊輔は、「耄碌」を盾に亡霊さえ参加する反戦運動を用意したいと決意あらたにしている。国民投票に対する意見に私は賛成できないが、鶴見哲学のあらわれかもしれない。
 「けっしてあきらめない」ことを信条とする澤地久枝。正常でない議会とマス・メディアを告発し、あらためて「平和」とは何かを説く加藤周一。
 「世界みんなが対等平等自由に付き合えるような世界」をつくろうと訴える小田実。いつも「堅い」話をする奥平康弘はやっぱり学者ならではの説得力を発揮する。
 必ず「変化がありうる」と確信する大江健三郎。「不殺生の思想」を内包する憲法の大切さを信念とする梅原猛。
 「国の言う通りにはなりませんよ」「おれの運命はおれが決めるんだ」と頑張っていこう、そうすれば素晴らしい未来があると、その可能性を追い求める井上ひさし。

 九氏それぞれの立場から、まさに「九条の会」はこれからが正念場との燃えだぎる熱意が伝わってくる。自民党が新憲法草案を発表し、民主党が改憲を競っているもと、九氏ならずとも燃え上がらざるを得ないだろう。

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