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zoom RSS 『人生と小説の方法』/津田 孝/新日本出版社/「人生と深いかかわりをもつ小説とは」

<<   作成日時 : 2005/11/28 05:58   >>

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 時代がもとめる小説はどうあるべきか。リアリズムとは何でいかに発展するか。著者の理論を宮本百合子の小説や蔵原惟人の理論などを検証しながら説く。

 あとがきに、「私の書くものがむつかしいと言われるのは、理論的・文学的素養のたりない問題もあるが、私の評論には、読者の人生的実感と響き合う力がもっと求められるということだろう」とある。
 難しいと言われることに、少しは気にしているのだと思わず笑みがこぼれた。

 さて、著者のリアリズム論をこのレビューで述べても退屈されてしまうだろう。あとがきにある著者の思いを要約した言葉を紹介しよう。
 「小説とは、そもそも人生と深いかかわりなしに成立しないものだが、小説の理論も同様のはずだと私は考える」「批評は文学であると同時に、芸術の科学でなければならない」

 理論としては難しい面もあるが、著者のリアリズム論には大きく頷いてしまう。宮本百合子の小説から、百合子の成長過程を分析した手法には脱帽するしかない。

 最後に一言。この本を読むと、私などにはとても小説などは書けないと思ってしまった。

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