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zoom RSS 『日本マスコミ「臆病」の構造』/ベンジャミン フルフォード/宝島社/「なぜ真実が書けないのか」

<<   作成日時 : 2005/10/11 04:55   >>

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 日本のとりわけ大手マスコミの報道実態を徹底的に暴露し、ジャーナリズム精神に警告を発する。その本質にある「臆病」の原因に迫る力強さを感じる。

 「日本人は、明らかに周りを見過ぎである。異常な臆病さを持っている」、日本人記者は「それだけで政権が吹っ飛ぶくらいのインパクトを持つ、政治家の秘密を知っている」
 「なぜ知っているのに書かないのか」!?著者は、この疑問とその背景を追求する。

 著書の立場ははっきりしている。「メディアにとって、国民に知らせるべき真実を報じないことは、ウソを書くことより重い罪である」と主張する。この姿勢に共感を覚えるのは私だけだろうか。

 イラクの人質バッシングの異常さ。小泉首相の選挙対策本部長を10回もつとめた竹内清が、指定暴力団「稲川会」石井進前会長と深いつながりがあった事実。「記者クラブ」の馴れ合いぶり。皇室タブーに差別タブー、そして創価学会タブー。
 日本のジャーナリズムが報道しない背景に何があるのか。その真相に迫ろうとする力強さを感じる。

 日本の「政・官・業・ヤクザ」の癒着を指摘する著者の指摘に解説者も評価を与えている。たしかに、これだけの真相を暴露できるジャーナリストは少ないだろう。ただし、皆無でないことを知るべきだろう。

 前述した。「メディアにとって、国民に知らせるべき真実を報じないことは、ウソを書くことより重い罪である」との主張と、ジャーナリズム精神の発揮の仕方に共感する。

 ただ、「一番信用できるのは右翼の街宣車である」との揶揄は、たとえジョークだとしても認めることはできない。またホリエモンの人格を検証しながら、彼を革命児にように描く視点には全く賛成できない。
 大きく評価できる点と、まったく同意できない点があることをふまえながら読むならば、鋭い指摘とジャーナリズムの今後のあり方に一石を投じるものとして受け止める部分はある。
 読んでも、けっして損はしないだろう。

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