未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!

アクセスカウンタ

zoom RSS 『はじめて学ぶ経済学』/平野 喜一郎/大月書店/「面白くわかりやすい経済学入門があった」

<<   作成日時 : 2005/10/09 05:41   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 日常生活から経済学を学ぶ。この入門書、とても面白く読める。経済学といえば、「商品」や「需要と供給」など経済用語がいきなり登場してくるというのが定番かもしれない。しかし、この本はそうでもない。

 何よりも主役は「人間」、ここから始めるからわかりやすい。そして目的もハッキリしている。人間の自由と「自由な労働」の必要性を主題に、そんな社会にするための経済学が語られている。

 執筆者たちの主張は「社会経済学」と命名されている。何よりも気に入ったのは、経済学はフィクションではなく、ノンフィクションである、という主張である。
 「官から民へ」「痛みの先には」など、今日の政治家や竹中平蔵学者などの論は、まさにフィクションであり、具体的な未来はいっさい見えてこない。だからこそ、ノンフィクションとして経済を知る必要がある。

 また特徴的なのは、アダム・スミスやリカードなどの積極面を具体的に評価し、いまも有効な理論を活かそうとし、そのうえでマルクス経済学の到達点と現実的課題を明らかにしようとしている。
 何よりも、一人一人の人間が主人公で、人類の持続可能な経済体制を提起し、そのための具体化を提起している。
 もちろん、あくまでも入門書であるため、本書を読んだだけで「経済学」の何たるかがわかるわけではない。それでも、経済学を学ぶことの必要性、経済学が必要不可欠な学問であることを明らかにしている視点に感心する。

 11人の執筆人が分担しているため、重複した部分もあるが、役に立つ一冊であることは間違いない。ぜひ読むべし。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『はじめて学ぶ経済学』/平野 喜一郎/大月書店/「面白くわかりやすい経済学入門があった」 未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる