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zoom RSS 『哲学と知の現在』/牧野広義

<<   作成日時 : 2005/09/15 05:18   >>

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 なぜ学び、どう学ぶのか。著者は、はしがきで「哲学は人間と世界との理論的・実践的な関係を問うものであり、科学の知、社会思想の知、イデオロギーの知などとのかかわりを抜きに論じることはできない」と論じる。

 本書で「20世紀の時代と哲学をふり返って21世紀の哲学の課題を考えること」をめざしている。
 「意識と脳をめぐって」「環境倫理と民主主義」「環境思想と社会」「生命倫理と人間の尊厳」「自己決定権と個人・労働者・子ども」などのテーマごとに、最新の科学の到達点をも示しながら論じている。

 環境問題やクローン問題などの生命倫理が社会的関心を集めているもと、著者は人間はどう考え、どう行動すべきかを積極的に論じている。
 科学の発展によって、クローン人間さえ作れる技術をもった人間、その人間がその技術をいかに使うかが問われている。こうした時代だからこそ、人間としてこれらの問題を突き詰めて考える必要がある。

 哲学と言えば難しく聞こえる。実際に哲学書と言われるものを読むには相当の覚悟がいるし、わけのわからない本などはチンプンカンプンというものもある。
 しかし、人間が生きるうえで、考えることは必要であり、専門的な勉強は別にしてもある程度の哲学は必要である。

 一度は哲学に挑戦してみることはいいことだと思う。ただ、どの本を選ぶかは重要なポイントだろう。間違った選択は、二度と哲学書を手にしなくなる可能性もある。

 本書は入門書とは言えないかもしれない。しかし、その言わんとするところははっきりとしている。一度手にしてはどうか。

 著者はヘーゲルを学ぶことをすすめている。私も挑戦しようとするが、その難解さにはいつもまいってしまう。いつかは本腰を入れて学びたいものだ。

2004-05-17

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