未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!

アクセスカウンタ

zoom RSS 『抵抗論 国家からの自由』/辺見庸/毎日新聞社

<<   作成日時 : 2005/09/22 04:38   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 自由とは何か。自由への侵害に怒りを!今日、個人の自由が奪われ、ファシズム化する社会に一人のジャーナリストが、国家への「抵抗」を主張する。
  「国家の途方もない非道の量と質に較べて、怒り抵抗する者たちとの量と質が話にならないほどつりあわない」と著者は主張する。

 まったく同感である。平和が脅かされても怒らない。賃金が下げられても怒らない。リストラになっても怒らない。少しは怒っているのだろうが、その怒りを何らかの行動に移そうとはしない。この国は、この世界はどうなっていくのだろうか。

 抵抗や反逆、この言葉が古くなったとでもいうのか。何も暴力に訴えて行動せよ、というわけではない。理不尽なことには、怒りをもって抗議すべき。その怒りを人は忘れてしまったのか。理性とは理不尽を許すことなのか。
 最近の私も、怒れ!怒れ!怒れ!と主張する。理不尽なことに怒ることこそ、最も理性的だと考える。

 私の主張と感情を述べすぎたかも知れない。著者の主張に戻ってみたい。本書の中で最も読み応えがあるのは、「憲法へのノート」である。著者なりに憲法を学びなおし、この憲法の優れた点を明確に示している。押し付け憲法などという議論に対しても、いいものはいい、と論理的に主張する。小泉首相のいい加減な答弁に比べ、著者の主張はまっとうだと感じるのは私だけではないだろう。

 著者の怒りはもっともだと思う。理不尽や自由を奪おうとする国家にノーの主張をすることは、必要であり不可欠である。著者のすべての主張に賛成するわけではないが、平和と自由を求める情熱には共感する。

 怒れ!怒れ!怒れ!

 何もただ怒れというのではない。理不尽なことには怒り、少しでもまともな、自由な社会をつくるため、なんらかの行動を起こそうではないか。
 人を傷つけ、自由を奪う国家には「抵抗」しなければならない。

2004-05-31

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『抵抗論 国家からの自由』/辺見庸/毎日新聞社 未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる