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zoom RSS 『私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言』/不破 哲三

<<   作成日時 : 2005/09/20 05:21   >>

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 道理なき解散による衆議院選挙。自民圧勝という誰もの予想を超えた結果となった。マスコミ報道は、小泉首相の「刺客」戦略に乗せられ、あるいは相も変わらず二大政党制の政権問題を論じた。
 肝心なことは、国民のための政治をどう問うかであるはずだ。暮らしに関すること、平和に関すること、このことの報道の少なさにマスコミの本質が問われているだろう。

 さて、新潮社の戦後60年企画のひとつとして、万年野党の政治家の視点から戦後政治史を語る本書が出版された。のべ15時間におよぶインタビューをまとめたものだそうだ。

 憲法問題から内政・外交問題など多岐にわたる内容で、読み応えがあった。とりわけ、憲法問題が重要問題となっている今日、憲法の制定過程から戦後政治を振り返った内容には重みがあった。

 不破氏はいう。日本社会には三つの異常さがあると。「過去の侵略戦争の”名誉回復”をはかる異常さ」「もっぱら『アメリカの窓』から世界を見る異常さ」「”ルールなき資本主義”の国という異常さ」
 本書には、この異常さを具体的データーと、自民党政府、歴代首相との国会論戦を振り返りながら、綿密に主張されている。

 インタビューをした角谷浩一氏は、「政治家というより、学究肌の人という印象を持ったが、穏やかに話す口調の中に、政治家として歴史の検証に関わっているという重みもしばしば感じた」と感想を述べている。
 同時に、「本来立ち止まって検証すべき事象に対して、政府や政治、政党や、政治家、ジャーナリズムが、見抜けなかったり、頬かむりしたり、追及しそびれていた事柄があまりにも多いことも痛感した」
 「本書が記す歴史事象の検証も複眼的視点によって整理することで、そんな混迷する時代を抜け出すきっかけになればと思う」と述べている。

 哲学者の鶴見俊輔氏が、「共産党は、政党として根っこがある。ただ一つ根っこをもった政党なんですよ」との記事を目にした。本書から、その裏づけを感じることができた。
 「確かな野党」に注目してみたい。

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