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zoom RSS 『未来をひらく歴史』日中韓3国共通歴史教材委員会

<<   作成日時 : 2005/08/17 05:00   >>

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 歴史教科書問題が、国際問題に発展している。そうした中で日本・中国・韓国の研究者・教師らが、3年間で10回の会議を重ね、歴史認識の共有をめざそうとした試みの意義は大きいだろう。

 歴史教科書問題を論じるとき、中国や韓国からの批判をどう見るかが問題であるかのような論調が多い。そこには、逆さまにされた議論があることを見落としてはならない。

 まず、日本の教科書に中国や韓国が批判するのは「けしからん」と言っている人たちの歴史認識を考えてみる必要がある。彼らの認識の多くは「新しい歴史教科書」を支持しているように見受けられる。
 そして、あたかも「新しい歴史教科書」の認識が、日本国民全体の認識であるかのように錯覚している。とんでもない認識である。
 日本が起こした侵略戦争を「正しい戦争」とは、とんでもない認識である。

 もう一歩考えてみよう。教科書問題に批判の声をあげているのは、何も中国や韓国だけではない。日本国内でも沢山(ほんとうに沢山!)の批判が上がっているではないか。
 ようは、教科書問題は、国内からも国外からも批判される「誤った認識」があるからこそ、問題になるのだということを見落としてはならない。

 さて、本書の「読者のみなさんへ」にこう述べられている。
「私たちが歴史を学ぶのも、過去を教訓として未来を開拓するためなのです」
「過ぎ去った時代の肯定的な面は受け継ぎながらも、誤った点は徹底的に反省することによって、私たちはこの美しい地球で、より平和で明るい未来を開拓することができるはずです」

 まったく同感である。私の「未来」の由来も、ここにある。
それはさておき、三国共同の試みは、これで終わろうとはしていないところに最大の希望がある。
 「対話と討論、そして、未来へ向けての連帯こそが、自らを豊かにし、新しい歴史の可能性を開いてくれる」

 三国で同時発売された本書が、多くの人に読まれ、「未来をひらく」一歩になることを心から願いたい。

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記事の内容に賛同します。
シジフォス
2005/09/04 18:56

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