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zoom RSS 『ナチスの国の過去と現在』望月幸男/「ドイツ現代史から日本を見ると」

<<   作成日時 : 2005/08/03 04:39   >>

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 なぜドイツにヒットラー・ナチスが誕生したのか。民主主義を追求したワイマール憲法のもとでナチスがなぜ第一党になったのか。

 「ドイツ国民は、この反民主主義的で独裁的とされるナチスを」「第一党に押し上げ」「これは暴力やクーデターによってではなく、ワイマール憲法下の比例代表選挙制度に基づく合理的方法によって正面から達成された」

 このなぜかを解こうとする分析は優れている。「自民党をぶっ壊す」といって自民党総裁になった小泉と、その手法はどう違ったのか。国民はなぜこうも簡単に騙されたのか。
 社会の矛盾が拡大するもとで、変革を求める国民が、いかに騙されやすい状況があるのか。そして欺く側の手法の絶妙さを考えされてくれる。

 敗戦による戦後、驚異的な経済の発展を実現したドイツと日本。この二つの国の現在にどんな違いがあるのか。戦争責任に対するドイツと日本の極端な態度はどこにあるのか。ドイツは戦争責任を明確にし、日本は未だに戦争責任を曖昧にしている。ドイツは加害者責任を明確にしているのに、日本は加害者責任を未だに済ませていない。
 本当に極端な違いがある。

 本書は、これらの違いを明確にしながらも、どちらの国にも逆流・反動の勢力も依然として存在していると指摘する。
 ようは国民が、平和と民主主義に対してどう行動しているかが、そうした反動勢力の逆流を許さない力になるのかを考えさせてくれる。

 小泉自民党を初め公明・民主党が、平和憲法を改悪し、戦争に加担する国づくりを進めようとしているもとで、参考になる書である。

 世界の多くの国民は、反戦平和を求めている。スペインの総選挙結果は世界に大きな影響を与えている。また、フランス統一地方選挙の結果は、民主主義、国民主権を求める声をあげるならば、政治を国民本位に変える力になることを示している。
 日本での低投票率、諦めでは政治は変わらない。しかし、行動すれば変えることができる。そのことを、この間の現実が示している。
 さあ、行動しよう。投票に行こう。自分ために、そしてみんなのために。

2004-03-31

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コメント(1件)

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そうですよね。日本人は自らの加害の歴史を潔く認め反省しつつ、未来によりよき平和の時代を築くため、懸命な投票行動によって示していくべきかと思います。
シジフォス
2005/09/04 18:59

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