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zoom RSS 『アカシアの街に』/右遠 俊郎/新日本出版社/「戦争に抗えなかった青春の苦悩を綴った自伝的小説」

<<   作成日時 : 2005/07/05 05:18   >>

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 ここ数年、戦時下に青春時代を過ごした人の本が数多くと出版されている。本書は、19歳で終戦を体験した著者の自伝的小説である。

 著者は幼年から青年期を中国大陸で過ごした。その大連在住時代から戦争、そして入隊、終戦後の体験を描いている。
 知らず知らずのうちに戦時体制に組み込まれ、反戦意識を持つこともなく過ごした青年時代の苦悩は、戦時下の青年の意識を考えるうえで、貴重な証言ともいえる。

 著者は戦後小説家として、『小説朝日茂』などを執筆し、人間が生きるとはを真摯に書き続けている。その著者の戦争体験は、戦争の狂気を嗅ぎ取れる。

 憲法を改悪し、海外の戦争に軍隊を投入しようとする具体的な動きがある中で、人が生きるということのテーマを考えることも重要である。

 私が最近注目しているのは、戦後世代の作家が戦争をテーマとした作品を書いている。若手作家の想像力に期待している。同時に、戦争経験者の実体験により、戦争の惨禍を風化させないことも重要である。両世代の体験と想像力が結びつくことが、平和を実現する力に発展するのではないだろうか。

2005-06-16

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『アカシアの街に』/右遠 俊郎/新日本出版社/「戦争に抗えなかった青春の苦悩を綴った自伝的小説」 未来 ― 私達の力で歴史を動かそう!/BIGLOBEウェブリブログ
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