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zoom RSS 『江漢西遊日記』司馬江漢/「生月島を訪れた司馬江漢」

<<   作成日時 : 2005/07/31 17:29   >>

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 18世紀には多くの奇想天外な人々が現れた。平賀源内などは有名である。司馬江漢は平賀源内とも交友があり、当時では珍しい洋風の銅版画を遺した人としても有名である。また、西洋の知識にもふれ、地動説などの新知識の啓蒙家としても活躍した。

 本書は、この司馬江漢が江戸から長崎への旅を日記としてしたためたものである。司馬江漢の長崎への旅日記に関心を持ってから古本屋で本書を入手するまでに2年もかかった。この手の本の入手には困難がつきものだけど・・・。

 さて、現代と違って、当時の旅は徒歩と船である。この日記を読んでびっくりしたのは、当時の人々の健脚ぶりである。よくもこれだけ歩けるものだと。乗り物がないのだから当然とはいえ、現代では考えられないほどの健脚ぶりである。

 司馬江漢は、絵で有名であったため、各地で知り合いの家に宿泊しているが、その滞在日程の長短にもびっくりする。旅の途中で一ヶ月も滞在する家がある。当時の人はそんなことも普通だったのであろうかと、当時の生活ぶりにも感心した。

 本書で一番知りたかったのは、長崎生月島での捕鯨とその解体に立ち会った司馬江漢の描写であった。益富屋二代目の家に一ヶ月も滞在し、その目で見た捕鯨と島の人々の暮らしぶりが知りたかった。
 捕鯨に立ち会った日の日記は印象的である。船に疲れていたにもかかわらず、鯨を発見しその捕鯨現場を見たとたんに船疲れもふっとんだとある。それほど印象的であったのであろう。

 18世紀の捕鯨研究に司馬江漢のこの日記や絵が参考にされている。やっと現物を読むことができた。本書には絵も印刷されており、その点も参考になった。

2004-03-30

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