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zoom RSS 『波涛の果て 中江兆民の長崎』鮎川 俊介/「どうなるか、じゃなくて、どうするかじゃよ」

<<   作成日時 : 2005/07/23 05:37   >>

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 長崎に到着した中江兆民。長崎に異国を視、フランス人から仏語を習う。長崎に留学する者たちとの交流から、少しずつ世界への視野が広がっていく。

 亀山社中の坂本龍馬との出会いなど、青年・中江兆民の世界は広がるばかり。仏語だけの学習に不満を感じ、西洋の政治などの知識を広げたいと考える。
 1年数ヶ月の長崎滞在中に、薩長同盟が成立し、土佐も薩長の同盟に傾いていく。その目的は、大政奉還。幕府が認めない場合、薩長土による倒幕も辞さない力が大きくなっていく。

 坂本龍馬率いる海援隊にはいる決意までできない中江兆民だが、身分差別のない、人民が主権者の政治への感心が高まる。この時期の考えは、まだまだ空想的だが、歴史の激動を感じる兆民の心を大きく揺さぶる。

 仏語ではなく、仏学を学ぼうとする決意が高まり、江戸へ行こうと決意する。土佐藩の後藤象二郎に直談判し、江戸までの旅費を調達する。大政奉還への夢、西洋の政体を学ぶ意欲を強めながら、江戸へ向かうことになる。

 『中江兆民の青春』ほどの躍動感はないが、激動の中心的役割を果たした坂本龍馬との出会いなど、緊迫した情況を巧みに描いている。続編はいつ出版されるのであろうか。この後の兆民を早く読みたい。

2005-06-27

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