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zoom RSS 『山本宣治(下)』/佐々木敏二/不二出版/「命を賭けた生涯」

<<   作成日時 : 2005/05/29 14:16   >>

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 小林多喜二の「一九二八年三月一五日」は、特高警察による拘束者への拷問と非人間性を描いたことで一躍有名になった。しかし、この小説の発表より前に、命を賭けて帝国議会で政府を追及した代議士が存在した。

 山宣は、殺されることを覚悟しながら、政府による暴虐を帝国議会で追求した。その発言は数次に渡って行われたが、新聞はその発言を黙殺し、記事にはならなかった。しかし、山宣の事跡は今日にも引き継がれるべきものがある。
 殺されるべきして殺された、かもしれない。暗黒の時代に、国民の命と自由を求め続けた山宣。その覚悟に深い信念を感じることができる。

 山宣の墓碑に刻まれた「山宣孤塁を守る、だが私は淋しくない、背後には大衆が支持しているから」の言葉さえ政府は認めなかった。
 碑文を消すことを条件にしか、墓を認めなかったのである。このことこそ当時の自由を認めない政府の姿勢が如実にしめされている。

 消されても消されても彫り続けられた碑文、そこには幾多の大衆の思いがあった。この碑文が彫り続けられた状況は、西口克己の小説「山宣」が見事に描いている。今は西口克己の小説「山宣」も入手できなくなっている。残念なことだ。

 戦争をしようとする国と国民に自由はない。そのことを歴史は物語っている。二度と逆戻りさせてはならない。

2003-11-26 REVIEW JAPAN 投稿

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