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zoom RSS 『愛と永遠の青い空』 辻仁成 幻冬舎 「戦争の悲劇はその時だけではない」

<<   作成日時 : 2005/04/23 16:33   >>

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 生きることと、平和、そして愛について、美しく(美しすぎ?)描いた作品。第二次世界大戦が引き起こした悲劇が、今日にまで心の傷として残っている世代がいる。
 昨今、戦時中の惨劇を描いた作品が多く出版されているが、それは何よりも、戦争の悲劇を伝え、平和の尊さをあらためて訴えなければならない状況が起きているからだ。
 この作品は、観念的な側面と、美しく描きすぎという側面はあるものの、平和の尊さへのメッセージを感じ取ることができる。
 9.11テロ後の世界情勢やイラク戦争など、アメリカの独善的な戦争に反対の世論が高まるもと、あらためて戦争の悲劇と平和の尊さについて考えることが必要だ。
 主人公の一人が「この爆撃機は平和の爆弾を落とすために生まれ変わった」と話す心情には、そんな想いがこめられている、と感じた。
 辻仁成の作品は、『目下の恋人』所収の短編しか読んだことがない。なかには男女の性欲ばかりを描くような作品もあり、読むうちに、顔がゆがみ、不快、不愉快、を強く感じた作品がある。そんな作品は読む気もしない。
 そんな著者にも、こうした作品が描けるんだ、と少し注目した。(過度の期待はしていないし、性欲まみれの作品は引き続き読む気はしないが)

2003-05-03REVIEW JAPAN投稿

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